今日は未来予測のお話です。
これからは「お金に価値があるのではなくて、ものに価値がある」と思うのもよさそう、というお話です。
まぁいつも当たらない未来予測をしてますが、今日も好き放題妄想して語ります(笑
じわりと値上がりしてきましたね
最近、じわりと値上がりが出てきたように感じます。
よく使っているスーパーのプライベートブランドでも、内容量が少なくなったり、少し値上がりしていたり。
それとか、私が普段使っている銀行でも、コンビニ無料引き落とし回数が減ったり。
「無料枠縮小」も、実質値上げと同じですからね。
他にも、私は車は使っていませんが、ガソリン代もそれなりに上がってきているようで。
まぁこれはこのブログでもよく触れていますが、これから5年ぐらいの期間で一番社会的にインパクトを出すのが、「お金の価値がなくなること」だろうと予想しています。
すなわち、「物の値段が上がって、なかなか物を得られなくなる」という混乱が来るだろうな、というのが私の中での予想です。
で、これがコロナウイルスの次に来る、コロナウイルス以上の混乱だろうと思います。
お金に価値があるのではなくて、ものに価値がある
今はどこの国の中央銀行も、お金(正確には通貨)をじゃんじゃん作ってばらまいていますからね。
今のお金は作ろうと思えばいくらでも作れるので、お金は作れば作るほど、お金の価値は減っていきます。
お金の価値が減るから、相対的に物の値段が上がる、ということです。
なので、これからは「お金に価値があるのではなくて、ものに価値がある」と思うのもいいように感じます。
すると、おそらくこれから5年ぐらいで起こる混乱にも、うまく対応できるかなと思います。
お金があっても、買える物がなければ無意味
投資家のレイ・ダリオ氏が「現金はゴミだ」と言ってましたが、私もまさにそんな感覚だったりします。
まぁ現段階では「ゴミだ」とまでは言いませんが、だいたいお金そのものには、何の価値もありませんからね。
ただの紙切れでしかなくて、私たちが欲しいのは、「お金で買えるもの」なわけです。
商品やサービスになるかもしれませんし、場合によっては「安心」という精神的なものになるかもしれません。
そういうお金の価値がなくなる時代では、お金があっても、買えるものがなければ無意味になります。
例えば私たちが1億円持っていたとしても、スーパーの商品棚が空っぽなら、その「1億円」はまったく無意味です。
だって、何も買えませんからね。
「俺は1億円を持っているんだぞ!」と言っても、その1億円はまったくの無価値だと分かります。
そういう状況では、「お金に価値がある」と信じていて、お金を後生大事に持ち続けている人が、一番苦しみます。
でも、「ものに価値がある」と分かっている人は、早めに準備できます。
ものには、持ち物みたいな物質的なものもあるでしょうし、スキルや能力、経験、健康なども含まれます。
この状況では、一度生産を止めると、再開しにくい
で、今はコロナウイルスの影響で、人々は消費を抑えて、あまりものを買わなくなりました。
だから、どこも生産体制を抑えている状況ですし、すぐには戻せないでしょう。
石油も一度稼働したら止めることはできず、もし一度止めたら、再稼働まで膨大なコストと時間が必要になります。
何かの工場でも同じで、一度人員のリストラをしたり、工場稼働を停止したら、また人員を集めたり、注文や生産の流れを再構成するのは時間がかかるものです。
その上、「今後もまた、コロナウイルスで自粛や、(海外なら)ロックダウンもある」と分かると、近い将来に再び停止するリスクもあるわけで。
そういう状況では、膨大なコストやリスクを冒して短期的な売り上げを目指すよりも、生産数を抑えてリスク回避する方に流れるのは当然でしょう。
だから、消費が急激に戻っても、生産はさほど戻らないと予測できます。
そんな中、これからコロナウイルスが収まってくると、次第に人々は外に出て、いろいろ買うようになります。
だから、短期的にも中期的にも生産が追いつかなくなって、品切れが起きやすくなると。
まぁそんな難しいことは言わなくても、日本では原油価格が高騰するだけで、ものの値段は上がりますからね。
人は「足りない」と分かると、正気を失いやすい
で、人は「足りない」と分かると、正気を失いやすいんですよ。
例えば最近の半導体不足でも、半導体業者からすると、「どの会社も、正気を失ったかのように発注してくる。明らかに、そんなに使い切れないだろうと思われる量なのに」って感覚のようで。
それは、人はリスクを恐れるので、安心を確保しようと殺到するからですね。
実際にコロナウイルスの時でも、マスクとかトイレットペーパーが一気になくなったじゃないですか。
あれなんて、まさに正気を失った行動でしょう。
多くの人は長期的な未来を考えずに、短期的な判断ばかりしているので、「足りない。これから足りなくなる」と分かると、正常な判断力を失います。
で、殺到すると、長期的には無価値になるものでも、短期的な転売目的で買い占めする人も出てくるものです。
すると、ますます手に入りにくくなったりして、さらに正気を失って欲する、というスパイラルに入るわけです。
特に、今のような混乱した時代ほど、人々は正常な判断力を失いやすくて。
すると、目先の不安や恐怖に突き動かされて、意味不明なブームを作ったり、ひとつのものに殺到しやすくなると。
これからは少し不安定な状態になりそう
そういう意味でも、これからは少し不安定な状態になりそうに感じます。
それは、これからコロナウイルスが静まってきて、商品の欠品が起き始めると、ちょっと怖いからですね。
「足りない」と分かると、人はどっと殺到する可能性があるわけですから。
それが、短期的にも長期的にも、いろんな分野で起こりうるわけです。
これは商品だけでなく、株価とか、ビットコインとかでも同じです。
欲望に駆られると急激に上がることもあるし、恐怖に駆られると急激に落ちることもあると。
「今のお金の額面は、あまり長くは続かないだろうな」という予想
なので、最近の私は、「お金よりも、ものに価値がある」と考えるようになりました。
今のお金の額面は、あまり長くは続かないだろうな、ということです。
すると、「少額で味わえるものは、今のうちに味わっておこう」とできるし、長期的にも「多少の損失はあったとしても、お金以外のものにしておこう」とできます。
私の中では、特にこれから1~2年が、お金で気楽に楽しめるチャンスかなと思います。
これを逃すと、次までしばらく(おそらく数年以上)は、コロナウイルスの時と同様に「お金を使って楽しめない」という状況になりそうかな、というのが私の中の未来予測メインシナリオです。
いやまぁ、当たるかどうかは分かりませんが(笑
これから1~2年ぐらいは、どんどん挑戦してみよう
なので私は、「これから1~2年ぐらいは、お金で楽しめること、学べること、経験できることなら、どんどん挑戦してみよう」としています。
だいたい、お金のような意味不明で無価値な紙切れで、食べるものとか、価値ある物を手に入れられるんですから、最高でしょ(笑
あと、必需品ほど、多めに備蓄を持っておくようにしています。
そして注意が必要なのは、ウェブとかで無料サービスを利用している場合ですね。
無料サービスは、これから値上げが進むほど、無料枠の縮小とか、サービス停止が起こりうるでしょう。
その辺を注意しておくと、いろいろと長期的な準備ができて、混乱を避けられるかなと思います。
まとめ
なのでこういう長期的なものは、少しずつ準備しておくといいかなと思います。
まだまだ準備期間はあるので、今なら余裕を作りやすいでしょう。
人が殺到し始めてから行動するのでは、遅いですからね。
ちなみに、私の中でのメインシナリオは、2年後の2023年の4~5月ぐらいからが一番怖いな、という予測です。
今の日銀総裁の任期がそれまでなので、そこから先はリスクが高くなりそうで。
もちろんそれよりも早まるかもしれませんし、遅くなるかもしれません。
私自身は、未来予測やタイミングはよく外すので、とりあえず「いつ起きるかは分からない。起きるかも分からない。ただ、準備だけはしておこう」というスタイルです。
未来がどうなるにしても、「人生でやりたいことは、どんどん前倒し」というのが私の中での第一戦略です。
すると充実できるし、変化にも対応しやすくなるかな、と思ったりもします。
ということで今日は、これからは「お金に価値があるのではなくて、ものに価値がある」と思うのもよさそう、というお話でした。
今日はここまで~。