今日はどうでもいい日記です。

「トムヤムクンの中の具材は、エビ以外は基本食べない」と知って衝撃だったお話です。

 

いやもうタイトルがすべてを物語っているんですが、一応語っておこうかなと(笑

 

トムヤムクンの食べ方

タイ料理で、トムヤムクンがあるじゃないですか。

まぁ知らない人のために言っておくと、エビが入ったスープですね。

一応「世界三大スープの一つ」と言われているぐらいなので、だいぶ多くの人から好まれているようなんですが。

 

私がトムヤムクンを初めて食べたのは、独立してからしばらくしての頃でした。

私は当時から、海外の料理には興味があったんですよ。

なので広島に何かの用事で出たついでに、「未経験な世界を味わってみよう」ということで、適当な東南アジア料理店で食べた記憶があります。

 

で、スープはおいしかったのに、具材が全然私には合わなかったわけです。

渋いし苦いし、かみ切れないし、変な味で。

それで、「トムヤムクンって、私には合わないな。東南アジアではこういうのを好むとか、民族で味覚って結構違うんだな」とか思って納得していたんですが。

 

「中の具材は、エビ以外は食べない」という衝撃事実

でも、つい最近タイ料理レシピをいろいろ調べていて、ついでにトムヤムクンの作り方動画を見たんですよ。

すると、そこで「トムヤムクンの中の具材は、エビ以外は基本食べない」という衝撃事実を知ってしまったと(笑

 

いや、日本人的な感覚からすると、「スープに入っている具材は、基本的にすべて食べられるもの」でしょ!(笑

食べられないものを入れるとか、完全に常識外じゃないですか!(笑

そんな風に、つい「私は悪くない!」と正当化してしまいたくなるんですが(笑

 

スープとエビだけ食べて、後は残すスタイル

実はトムヤムクンの中の具材って、ほぼ香り付けの香草ばかりで、食べるときは飾りのようで。

まぁ確かに、「スープとエビだけ」だと、見栄えが地味だし、視覚的な楽しみがありませんからね。

でも、野菜みたいなものがたくさん入っていると、派手だしゴージャスになるし、おいしそうに見えるもので。

 

実はパクチーも同じで、あれも一応食べられるには食べられるけど、これも香り付けでしかないようで。

なので、現地の人は、野菜はすべて残すし、パクチーも食べない人が多いようです。

 

言うなれば、パクチーは「お寿司の横にある、飾り付けのタンポポの花」、もしくは「焼きそばの紅ショウガ」的な存在ですかね。

食べられないことはないけど、基本は食べないか、食べても口直し程度、みたいな。

日本では「パクチー大好き!」みたいな人がいますが、それは「焼きそばで、焼きそばよりも紅ショウガが好き」と同じで、少し特殊な性質なんだと(笑

だから無理に食べなくてもいいし、むしろ食べないのが普通という、この常識の違いですね。

 

「扱い方を知ると、一気に好きになる」こともある

それを知って、実際に最近、トムヤムペーストを買ってきてトムヤムクンを作って味わってみたんですよ。

すると、これがすっごいおいしくて。

私はずっと苦手意識を持っていたのに、「さすが、世界三大スープだ!」と言えるほど、劇的においしく味わえたと。

つまりは、「現地の人の味覚が違う」じゃなくて、「私の味わい方が間違っていた」なんですよね(笑

 

でも、こういうことって結構あるように思います。

すなわち、「扱い方を知ると、一気に好きになる」ということですね。

これは食べ物だけでなく、人付き合いでも、動物との接し方でも、ゲームのルールでも、道具の使い方でも、そういう「扱い方を知ると、一気に好きになった」ということはあるように思います。

 

まとめ

そんな風に、私たちが「世の中は、苦いものだ。苦しいものだ」と感じるのは、「今の私たちが持っている常識が変だから」ということも、ありうるかなと。

周囲の「パクチーはもりもり食べるもの」という特殊性癖な人たちに、影響されているだけだったり。

もしくは、「中の具材は、すべて食べなきゃいけない。食べ物を残しちゃいけない」という、日本の常識に縛られているだけだったり。

 

そういう「どんどん自分のスタイルを疑って、自分を変えていこう」という身軽なノリがあると、楽しめるものを増やしてくれるかもしれません。

 

でもまぁ、常識が外れた時の「目からウロコ体験」は面白いですよね。

私もまた一つ、凝り固まった常識を外せたように思います(笑

 

ということで今日は、「トムヤムクンの中の具材は、エビ以外は基本食べない」と知って衝撃だった日記でした。

今日はここまで~。

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