今日は日記です。
「不安をあおるだけの情報」からは距離を取って、冷静に判断しましょう、というお話です。
これは私の中では特に書くつもりはないほどのことだったんですが、私の周囲でも少し動揺している人がいるので、一応書いておこうかなと。
「不安をあおるだけの情報」からは距離を取ろう
今日のニュース記事です。
ウクライナで戦闘続く、ロシア軍はチェルノブイリ原発を占拠(Reuters)
昨日に「ロシアがウクライナに侵攻した」ということで、いろいろニュースが出てますよね。
で、SNSでは「第三次世界大戦だ!」とか、「核戦争だ!」とか飛び交っていて。
私の中では、そういうSNSみたいな「不安をあおるだけの情報」からは距離を取る方がいいように感じます。
というのも、私の中では、今回の侵攻はまったくそんなリスクのあるものでもないし、特に大きなことでもないように感じるからですね。
「負の感情がどれだけ強いか」を見る
戦争に限らず、何かの対立が起きる場合、「憎しみとか嫌悪といった、荒れ狂う負の感情」が強いほど、危機的になるように感じます。
一方で今回の内容は、冷静に見ると、そういう「荒れ狂う負の感情」がきわめて薄い構図なので、大丈夫かなという実感です。
まぁ私の場合、「隣の米軍基地に緊張感がない」ってところからも、その辺は肌で実感できたりもするんですが(笑
とはいえ、ここでは浅く見てみても、ロシアにとっては侵攻しようがしまいが優位になっているわけです。
だから、ロシアは別に冷静さを失っているわけではないと。
一方でアメリカとしても、むしろ戦争への危機感をあおる方が利益を得られるわけです。
今のアメリカ大統領は、インフレで強烈に支持率が落ちている状態なので、「ロシアのせいだ」と言いたいと。
なので、アメリカ大統領が一番積極的に、「ロシアが原因だ! ロシアが原因だ!」とあおっているように感じます。
なら、どちらにしても「荒れ狂う負の感情」が薄いので、外交的な取引きの延長のように感じます。
「追い詰められた中での争い」ではない、ということですね。
インフレの方が、もっと大きなリスク
それに私の中では、今回の内容は、これから10年ぐらいの期間で起こるであろう「インフレ」という大問題と大混乱からすると、とても小さな、付随的な出来事でしかありません。
そんな巨大な問題を無視して、目先の小さな問題に大騒ぎをするのは、なんだかとても「全体像が見えてないな」と感じるんですよね。
言うなれば、巨大台風が迫ってきていて大被害が予想されるのに、「運動会のお弁当の材料が買えなかった!」と大騒ぎしているようなイメージです。
「いや、もっと大きく致命的な問題が近い未来に迫っているのに、その途中に出てくる一つの問題で大騒ぎして、どうすんねん」みたいな。
そして、そういう世界的なインフレで、世界中が追い詰められた中での争いが、本当の危機を引き起こすように感じます。
だから、まだまだそんな段階ではない、ということです。
「恐怖をあおる」エンターテインメント
で、私の中では、SNSとかで恐怖をあおる人というのは、それをエンターテインメントとして楽しんでいるように感じます。
そういう「世の中は破滅する」というスリルを拡散して、楽しんでいるわけですね。
じゃあそういう人たちが、実際にリスク対策をしているかというと、まったくそういうことはしてなくて。
本当に危機が迫っていれば、SNSでわいわい言う前に、買いだめなり避難なり、行動してますからね。
だから結局のところ、「恐怖をあおって楽しんでいるだけ」ということです。
その辺の「恐怖をあおって楽しんでいる、刺激にニブい人たち」の行動を理解しておく必要があるように感じます。
すると、「本当のリスク」と「恐怖をあおっているだけ」という違いを見極められて、冷静に対処できるかと思います。
まとめ
なので、現段階ではあまり心配する必要はありませんよ、というのが私の判断です。
まぁ局地的には、例えばドイツに住んでいる人は、これからさらにエネルギー価格が上がるでしょうから、苦しむかもしれませんが。
私の中では、「ドイツはこれから、どんどん落ちていきそうだな」という予想です。
そして現段階では、そういう地政学的な問題よりも、「これから5~10年期間ぐらいで起きるであろう、強烈なインフレ対策」を考えておく方が、よっぽど重要かと思います。
日本でも、これから少しずつ、エネルギー価格が問題になってくるように感じます。
そちらの方が、より大きなリスクだろうな、という私の予想です。
なら、いろいろ今のうちから対処できるでしょう。
「車を減らして、自転車にしておく」とか、「家の照明を、今のうちにLEDにしておく」、「電気代のかからない家電に買い換えておく」、「ものを減らしておく」みたいに。
他にも、余った資産やお金は、インフレに対応できるように別の形にしておくとか、その辺も検討できるでしょう。
すると、冷静に判断できて、不安をあおるだけの情報からは距離を取りつつ、リスクにはしっかりと対処できるかと思います。
ということで今日は、「不安をあおるだけの情報」からは距離を取って、冷静に判断しましょう、というお話でした。
今日はここまで~。