今日は、ちょっとした日記です。

「何にも使えない役立たず」と「何にでも使える優れもの」は表裏一体だな、と思ったお話です。

 

梅ジャムは「何にも使えない役立たず」

先日の日記で、「梅干しとか梅酒を作った」って触れたじゃないですか。

その時に、梅ジャムも少し作ってみたんですよ。

私は梅ジャムは初めて作るし、初めて味わうので、ちょっと楽しみにしていて。

 

で、実際に作って試してみると、この梅ジャムが「何にも使えない役立たず」だったんですよ(笑

桃と似たような風味なんですが、甘いジャムとして使うには、梅では風味がまったく足りないわけです。

なので、甘いものなら、梅よりも桃を使う方が風味があるし、おいしくて。

 

なら、「梅は甘さよりも、塩気と合わせる方がいいな」と分かります。

そこから、「だから梅ジャムは絶滅状態で、梅干しがメジャーなのか!」と理解できたように思います。

 

「役立たず」が「優れもの」になる瞬間

でも、梅ジャムをそれなりに作っちゃったので、使い切りたいわけです。

そこでいろいろ工夫して使ってみると、意外なことが分かったんですよ。

それが、「完全な役立たずの梅ジャムだけど、裏を返すと、何にでも使える優れものになりうる」ということです。

 

私がいろいろ試していると、「梅ジャムは、醤油と合わせるとおいしくなる」と判明しました。

ちなみにアメリカの中華料理で、「オレンジチキン」という、鶏肉をオレンジ果汁と醤油で味付けした人気料理があるんですよ。

で、それがおいしかったし、そのオレンジを梅に変えただけなので、「いけるだろう」と思って試したのがきっかけです。

 

焼肉のタレの代用として使える!

すると、この「梅ジャム醤油」が大ヒットで。

これはある意味、焼肉のタレの代用として使えるものですね。

 

梅は風味が乏しいんですが、それは裏を返すと「独自の風味が乏しく、濃厚なフルーツ的なうまみが強い」と言えます。

つまり、その「強い個性的な風味がない、濃厚なフルーツ的なうまみ」って、いわゆるウスターソースみたいな「熟成ソースのうまみ」と同じです。

そもそもそういう濃厚系ソースは、リンゴとかパイナップルを使って熟成しているんですから。

そういう「いろんなフルーツを熟成させて、あえて没個性にしたもの」が、梅になったのと同じです。

 

だから梅ジャムと醤油を合わせるだけで、濃厚ソース風な、だけど強烈な和風イメージがあるタレなるわけです。

 

肉にも魚にも合う!

これは特に、お肉と合うように思います。

実際にこれで焼肉を食べると、強烈においしかったですから。

ほんのり「和風の春だな」とイメージするような、桃の香りがする華やかな焼肉のタレです。

この濃厚なおいしさを知ったら、「市販の焼肉のタレには二度と戻れないな」と感じるぐらいで。

 

意外なことに、わさびとかゆず胡椒を加えると、もっと和風感が出て、これは刺身にも合うようになります。

ほら、カツオのたたきのように、薬味を多く使うような魚って、ちょっとクセがあるじゃないですか。

ある意味、クセが強いから、薬味でごまかしているんですが。

わさびやゆず胡椒を加えると、そういうクセのある魚にも、十分に合っておいしかったです。

 

それに、焼肉のタレ自体が万能なので、それに代用できる梅ジャム醤油も、普通に万能なわけです。

だから「これはおいしい!」と一気にハマって、すでに残りわずかな状況になっていたりします。

 

ゴミが英雄になりうる

「何にも使えない役立たず」が、「何にでも使える優れもの」に変身する瞬間って、こういう流れだと思うんですよ。

昨日までは「何にも使えないゴミ」だったのが、ある日を境に一気に英雄になっちゃうと。

 

それは、ちょっとした常識を外すきっかけだったり、自分の性質に気がつくことですよね。

梅ジャムは、「自分はジャムだ」という思い込みがあります。

だから、「自分に合うパンや、甘味と出会いたい」と願って探していますが、全然見つからないし、合わないわけです。

そして、周囲から「お前は風味もない、役立たずだ」と見下されていたりして。

 

そんな状況で、「醤油と合わせる」なんて、非常識だし誰も考えないですよね。

むしろ、ジャムを醤油と合わせるなんて、「ゲテモノだ。気持ち悪い」と笑われたり、見下されるものでしょ。

でも、そういう常識を外したものと出会った時、一気に可能性が花開くわけです。

 

大きな波には逆らわない

最近の私は波やリズムが好きなのでそれで語ってみると、これは「大きな波には逆らわない」と言えるでしょう。

梅ジャムは、「ジャム業界では排斥される、下落の波」にさらされているわけです。

 

もしその波が短期的なものだと分かるなら、まぁしばらく我慢して待てば、また上昇期が来ると分かります。

でも、何年も見下されていたり、年々苦しくなっているのであれば、その流れは「大きな波」だと言えます。

 

その場合、大きな波には逆らわないことですね。

むしろ大きな波に調和することで、ジャム業界から泣きながらでも撤退できて、落ちきったら、醤油のような可能性と出会えます。

なら、その「ネガティブな波」は、むしろ「乗ってよかった下落。悪くない下落」だと分かります。

そういう「ネガティブはダメ。ポジティブじゃなきゃ」みたいな思い込みを手放すと、波のように変化できて、可能性を広げられるように思います。

 

まとめ

いや~、梅ジャムがあまりにもよくて、お気に入りになりました。

来年はもうちょい多めに買って、多めに作っておこうかと思います。

 

ってことで今日は、「何にも使えない役立たず」と「何にでも使える優れもの」は表裏一体だな、と思ったお話でした。

今日はここまで~。

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