今日は7月4日ということで、アメリカの独立記念日なんですね。

なのでうちの隣にある米軍基地もお休みで、近所ではアメリカンな人たちがホームパーティーをやっていたりします。

異文化のお祭りとか祝いって、なんか魅力的ですよね。

 

今日は精神的というか、クリエイティブなお話をしてみましょう。

豊かさをトレードするのではなくて、豊かさの絶対量を増やしましょうよ、というお話です。

 

自分の内部にある豊かさをトレードしても、豊かにはなれない

このブログでは「大好きなことでお金を得て、自由に生きていく」というお話をしていますよね。

でも、お金を得るには嫌なことをしなきゃいけないし、大好きなことをすればお金を使いまくってしまう……となって、「どうしたらいいんだ!」とか悩む人もいるかと思います。

すなわち、「お金」を立てようとすれば「好きなこと」ことが立たず、「好きなこと」を立てようとすれば「お金」が立たないという形になるわけですね。

だから「好きなことで新人賞を得て、プロになろう。それができなければ、嫌な仕事をして、好きなことは趣味として割り切ろう」とか思うようになるんですが。

 

実は、これこそが一つの思考の罠にかかっていることになります。

お金で好きなことを得ようとしたり、好きなことでお金を得ようとして、トレードをすることで豊かになろうとしていると。

ですが、自分の中にある豊かさをトレードしても、それはその場しのぎでしかなくて、実際には豊かにはなれません

この罠に気づけるかどうかじゃないかな、と思います。

 

「自分の中にある豊かさをトレードする」という罠に陥った思考パターン

ここで、「自分の中にある豊かさをトレードする」という罠に陥った人がする、思考パターンを見てみましょう。

そもそも、「売れたい」とか「ブレイクしたい」という人が欲するものって、だいたい次のようなものなんですよ。

  • 大好きなことだけができること(使命感を持てることができること)
  • 生きていくには十分なお金
  • チヤホヤされること(高いセルフイメージを持つこと)
  • 価値観をわかり合える仲間(良好な人間関係)

 

そこで、うまくいかない状態の人は、「一つを得るには、一つを失わなければならない」と考えてしまうんですよね。

そして、「大好きなこと」、「お金」、「チヤホヤされること」、「人間関係」のどれか一つを多く得ようとする傾向にあります。

 

例えば「お金さえあれば、うまくいく」と思う人は、「年収1億になればうまくいく」とか「億万長者になればうまくいく」と思うようになります。

すなわち、「お金さえあれば、好きなこともできて、チヤホヤされて、嫌な人とは付き合わずにすんで、人間関係もよくなる」とか思っているわけです。

でもそういう人って、たいていが「お金を得るには、好きなことをする時間を減らさなきゃ」って思うんですよ。

で、自分が得た特別な力を分かち合わずに、人を出し抜こうとして、セルフイメージを落とすと。

だから競争になって、良好な人間関係も築けない、みたいな。

 

他にも、「大好きなことができれば、ずっと金欠で貧しくてもいい」とか、「嫌な仕事でお金を稼いで、好きなことは趣味として割り切る」とか言い出すこともあります。

大好きなことをするのに、お金で取引をしていますよね。

さらに別の例を挙げると、「チヤホヤされるために、お金を使ってブランドもので身を固める」としてしまうこともあります。

これは、セルフイメージを得るために、お金で取引していると。

「人間関係を得るために、依頼を断れない」というのは、良好な人間関係を得るために、好きなことを差し出して取引をしている(嫌なことをすることで、人間関係を得ている)と。

 

これらは全て、自分の中で豊かさをトレード、変換しているだけです。

自分が持つ豊かさの形を変えているだけで、豊かさの総量は増えていませんよね。

そして、いつまで経っても満足できない状態でいるわけです。

すなわち、豊かさを増やしたい場合、そういう「内部トレード」がほとんど意味をなさないことに早めに気づくことです。

 

「豊かさの総量を増やす」というアプローチ

そうじゃなくて、豊かさの総量を増やすことに意識を向けましょうよ、ということです。

すると、どんどん現状が変わっていきます。

工夫次第でどんどん豊かになるので、楽しくなってきて、モチベーションも上がり、犠牲もなくなるわけですね。

 

じゃあどうやって豊かさの総量を増やすのか。

一番簡単で効果がある方法は、「運がいい」と言うことです。

これを口癖にすれば、どんどん新たな価値を見つけることができるので、豊かさの絶対量を増やすことができます。

 

でもこれは今まで何度も触れてきたことなので、今回はさらに新しいアプローチをご紹介しましょう。

それが、「知る人ぞ知る」というポジションを目指すことです。

むやみにメジャーを狙うよりも、人によってはこういう戦略の方が、欲しいものを簡単に手に入れられると分かるでしょう。

 

「知る人ぞ知る」というポジションを狙うことで、欲しいものを全て得る

じゃあ、なぜ「知る人ぞ知る」というポジションを狙うことで、欲しいものを簡単に、そして全て手に入れられるのか。

とりあえず「知る人ぞ知る」という状態を目指せば、自分の独自性を発揮できますよね。

なら、「メジャーで売れる」みたいな他人軸にならずにすんで、自分軸で道を選べます。

すなわち、「大好きなことをする」、「ありのままの自分を出せる」という豊かさを増やせます。

 

そして大好きなことをしていれば、どんどん豊かさがあふれ出てくるので、豊かさを分かち合えるようになります。

自分なりの独自ポジションで、豊かさをどんどん分かち合っていれば、お金にもなりやすいものです。

また、既に大好きなことをしているので、「年収1億」とか「億万長者になる」なんて必要はなくて、生きていくのに十分な額があればいいと分かります。

こうして「不必要なお金を求めない」と同時に、「十分なお金を得る」という豊かさを増やせます。

 

「知る人ぞ知る」という状態は、少数でも自分の価値観を理解してくれる人や、仲間がいることになります。

ファンがいれば、「チヤホヤされる(高いセルフイメージ)」ことも得られます。

そして仲間がいれば、「価値観をわかり合える仲間(良好な人間関係)」が得られます。

こうやって、豊かさの総量を増やしてゆくわけですね。

 

まとめ

そんな風に、自分の内部で豊かさをトレードするんじゃなくて、豊かさの総量を増やしましょうよ、ということですね。

何かを犠牲にして何かを満たそうとするのは、一時しのぎでしかなくて、建設的ではないと。

それを長期的に使っても、無駄なんですよね。

 

これに気づけば、「どんなに頑張っても、どんなに我慢をしても、豊かになれない」という罠から逃れられます。

「頑張って努力して、多くのものを犠牲にして、一つのものを得る」ことが、どれだけ不毛なことか分かります。

そして、実質の豊かさを増やしていくことができます。

 

実際に、実質の豊かさが増えてくると、現実がみるみるうちに変わってきます。

何も犠牲にせずに、工夫をすればするほど欲しいものが手に入るんですから。

だからがぜん楽しくなって、モチベーションが上がって、やる気が枯れることもなく、豊かになっていくわけですね。

 

そのためにも、「運がいい」という言葉を口癖にしたり、もしくは「知る人ぞ知る」というポジションを目指してみるのもいいかなと思います。

 

ということで、今日は豊かさをトレードするのではなくて、豊かさの絶対量を増やしましょうよ、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share