あ、数日前に「ブログ記事の最初に自己紹介をする」とか言っていましたが、見ての通り、即日で終了しました(笑

いやぁ、実際にやってみても「これ、なんか違うな」と感じたので、そういう時は即終了です。

何事も、いろいろ試行錯誤ですね~。

 

ってことで、今日は精神的なお話です。

「精神的な問題を、『考え方』以外で解決するという考え方」について、お話ししてみましょう。

 

「精神的な問題を、肉体面で解決しよう」というアプローチ

もう「タイトルからして矛盾してるやん!」とか言われそうですが、まぁ話を聞いてください(笑

まずは面白いネタツイートを見つけたので、ご紹介。

 

なんか、よくあるお笑い系のネタツイートじゃないですか(笑

でも最近、「これ、結構アリだぞ」と思うようになってきました。

すなわち、「精神的な問題を、考え方ではなくて、肉体面で解決しよう」、というアプローチですね。

 

坂爪圭吾さんの復活例

最近私が「この人のアプローチはいいな!」と感じてはまった人として、坂爪圭吾さんがいます。

で、この方も、結構重度な精神的な問題を、考え方ではなくて肉体面で解決した人なんですよ。

【貧乏性最強説】私が貧乏性によって躁鬱病と統合失調症を克服し、三ヶ月で15キロ痩せた話。(いばや通信)

↑この記事が、まさにその話になります。

 

内容をざっくり言うと、坂爪さんはたった3日間に、「仕事を失う」、「恋人を失う」、「家を失う」、「金を失う」、「身近な人間と死別する」という苦境を味わったと。

そこで重度のうつ状態になったわけなんですが、そこからどうやって復活していったのか、という内容が書かれています。

で、彼がやったのは、次の3つなんですよ。

  • 体を動かした(ビリーズブートキャンプを始めた)
  • ものを作った(料理を始めた)
  • 自然に触れた(海を眺めた)

これで、重度のうつが治っちゃったと。

これって全部、「考え方」以外のアプローチですよね。

 

「考え方では限界がある」と感じた私の例

実は私も、ここ最近で結構大きな精神的ダメージを食らう出来事があったんですよ。

詳しくはまたいつか書くでしょうが、ちょっとした出来事があって疲れ果てて、1~2週間ぐらい自殺願望と戦って、復帰してきたところです。

 

いやぁ、2年前に「劣等感を解決した!」と言っていたのが、それを一発で吹き飛ばされたぐらいです(笑

分かりやすい例で言うと、幼い頃から何度も何度も親から鞭で殴られて、虐待されてきたような場合、どんなに「考え方」で平静を保っていたとしても、ある状況では全くの無力なんですよ。

その虐待をした親が、再び「また苦しみたいのか?」と鞭を見せると、一瞬で幼い頃からの痛みが現実のようによみがえって、全ての自信が崩壊しますから。

「今なら立場的にも実力的にも逆転できる」という理性や考え方なんて、一瞬で吹っ飛びます。

これはもはや肉体に刻み込まれたレベルなので、「考え方」とか「ノウハウ」で対処できるようなものではないんですよね。

 

私は今までも、さんざんいろんな「考え方」での解決方法は試してきたんですよ。

心理学も学んだし、スピリチュアルなことも学んで、実際に効果があるものはここで紹介してきたりして。

でも、その恐怖を味わった後は、もはや「考え方」ではどうあがいても無理だったんですよね。

 

「考え方」以外の対策に効果があった

そこで、「これは『考え方』じゃダメだ。他の解決策を見つけよう」となって、別のアプローチで動き始めました。

それが、「考え方」以外の行動だったんですよね。

 

私がやったのは、こういう順番でした。

  • まずは筋トレを始めた
  • 次にStepManiaというダンスゲームを始めた
  • 全ての「未来のための生産的な活動」をやめた
  • ウォーキングの時間を長くした

これで、驚くほど元気になったという。

全部、「考え方」以外の対策でした。

 

こうして私は元気を取り戻した

まずは、筋トレですね。

引っ越し前は筋トレをしていたんですが、引っ越してからやめていたんですよ。

それを無理矢理でも再開させて、腕立てと腹筋を鍛えるようにタフな負荷をかけて、体を動かすようにしました。

実際にやってみると分かりますが、筋トレの効果は本気ですごいです。

すぐには効果が実感できなくても、しばらく続けていたら、本当に元気になってきますから(笑

 

で、少し元気が出てきたので、次にStepManiaというダンスゲームを始めました。

これは言うなれば、ゲームセンターにある「ダンスダンスレボリューション」のPC版みたいなものですね。(注:いろいろあるので、これ以上は突っ込まないでください(笑

「そういや昔、DDRが面白かったな」というのを思い出して、そこから検索するとStepManiaの存在を知って、ステップ用のシート型コントローラーを買って、プレイしたと。

こういう音系のゲームをしたことがある人なら分かるでしょうが、「音楽に合わせて体を動かす」というのは、とても心地よくて、悩みが消えるんですよ。

私の場合もまさにそれで、これに熱中して、息を上げつつもなんか「気持ちいい!」という感覚を味わってました。

 

そんなとき、ちょっとしたブログ記事と出会って、全ての「未来のための生産的な活動」をやめました

「まずは止まれ。未来のことなんかどうでもいい。いったん、全てを、停止しろ」というメッセージに触れて、「これが効きそう」と直感で感じたと。

実際に「未来のための生産的な活動」をやめると、焦りがすーっと消えていったんですよ。

これは私に大きな変化を与えてくれて、この1年で最も衝撃的な体験となった、いい効果を与えてくれたものになりました。

これについては、またいつか詳しくお話しします。(追記:この記事で説明してます)

 

悩みやうつ状態は、「考え方」の問題ではない

すると、どんどん自分の中からエネルギーがわき出てくるのが分かるんですよ。

「ああ、自分はこれもできる。あれもできる。こういうのもしてみたい、ああいうのもしてみたい」みたいな。

それまでは、ただただ「疲れた」だけでした。

それが、内側からエネルギーが出てくることで、好奇心が出てきたわけです。

 

すなわち、悩みやうつ状態って、「考え方」の問題じゃなかったんですよね。

「エネルギー枯渇」が問題だったんだと。

 

「考え方」とは「エネルギーの効率的な配分方法」でしかない

だからある意味、「考え方」とは「エネルギーの効率的な配分方法」だとも言えるでしょう。

これは、水路をイメージするといいでしょう。

体の中に水路が血管のように広がっていて、体にその水が行き渡ることで、元気が出て活動できると。

 

この場合、エネルギーが「水量」で、考え方が「水門の切り替えレバー」のようなものです。

考え方でも効率的に水を届けることはできるんですが、水量を増やした方がシンプルで簡単ですよね。

裏を返すと、どんなに切り替えレバーを効率化しても、水量が少なければ限界があるわけです。

 

「アホになることで、解決する」ということ

そのためには、「切り替えレバーを対処することで、解決しよう」という発想から解き放たれなければならないんですよ。

「考え方」を手放して初めて、元気のエネルギー源を増やせるわけですね。

別の表現で言うと、頭脳で解決するのをやめて、肉体で解決するようにしたと。

「アホになることで、解決する」って感じです(笑

「アホになる方が、結果として効果的なので、頭がいい対処になる」みたいな。

 

だから、私はそれからウォーキングの時間を増やしました。

それまでは1日に30分を2回程度でしたが、そのうち1回を1時間以上歩くようにして。

特に悩んだり、内面で葛藤を抱えた時ほど、長時間歩くようにしました。

というのも、「悩みや葛藤は、エネルギーが枯渇しているから起こる」という発想に切り替えたからですね。

 

すると、ぐっと元気が出て、冷静に考えられるようになりました。

 

まとめ

そんな風に、精神的な問題を、「考え方」以外のアプローチで解決するのも、効果的のように思います。

特に肉体に負荷を与えるのは、効果的のように思います。

筋トレとか、ビリーズブートキャンプとか、StepManiaとか、スポーツとか、ウォーキングとか、いろいろあるでしょう。

別に激しい運動でなくとも、森田療法のように軽い運動とか作業でもいいかと思います。

ひょっとすると、ビリーズブートキャンプとかStepManiaのように、「音楽に合わせて体を動かす」というのが効果的なのかもしれません。

 

私の場合、短期間(1週間程度)で超効果がありましたから(笑

もし精神的に苦しい場合、そういう解決方法もやってみる価値があるかなと思います。

 

ということで、今日は「精神的な問題を、『考え方』以外で解決するという考え方」について、お話ししてみました。

今日はここまで~。

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