今日はタイトルのままのお話です。

「成功者」か「失敗者」というくくりはないと思うんですよ。
「成功も失敗もする人」か、「成功も失敗もしない人」かですよね。

うまくいっているように見える人は、それよりもはるかに多くのうまくいかなかったことがあるわけで。
たまたまうまくいっていることに脚光が浴びてるんですが、実はただ単純に、矢を撃ちまくったってことだと思うんですよ。

そして、運良く矢が当たったと。

だから、とにかく矢を撃ちまくることが大切なんじゃないかなと思ったりもします。

 

「矢を放ちまくった」人のお話

私が知っている男性で、もう「これはアカンやろ」みたいな人がいたんですよ。
スタイルもルックスもよろしくなくて、かなりボケたところがあって、「こいつ、将来大丈夫かいな」と思うようなタイプの人だったわけです。

入試とか必要のないような公立の学校とか通っていた人なら分かると思うんですが、そういう人いたでしょ。

でも、私が知っているその男性は、「矢を撃ちまくる」ことができるタイプの人だったんですよね。

「告白したけどフラれた……」という姿を見る度に、「アチャー(ノ△`)」という感じだったんですよ(笑

でも、あるとき、その人から「結婚することになりました」ってメッセージが来たんですよ。
で、実際に会ってみると、もうそのお嫁さんが超美人なんですよ!

もうね、当時は美女と野獣カップルとかあり得るとか知らなかったぐらい若かったので、腰抜かすぐらい驚いたんですよ(笑

「あのアカン奴が、こんな美人を?!」みたいな(笑
まぁ今思えば、その男性は見た目はアレでしたが、責任感があって生きていける力を持っていたので、ちゃんと女性には受け入れられる要素があったんですよね。
そしてお嫁さんも、話してみると、器量もよくて、頭もよくて、何より人相がよかったので、純粋にいい女性だったんですよ。

 

「一つに集中しすぎると、失敗が大きかった」という私の経験と実感

これはビジネスでも言えると思うんですよ。

とにかく矢を放ってみると、時々当たるものなんですよね。
一カ所のピンポイントばかりに狙うのではなくて、ちょっと分散させて撃ちまくってみると。

特に、最初の「自分には何が向いているのか分からない」という状態だと、無理に「俺はこの道で行くんだ!」と決めつけるよりも、いろいろやってみる方がいいんじゃないかと思ったりもします。

すると、楽しめることとか、意外と反響があるものも見つかるんですよね。

私は作ったものが予想をはるかに超えて成功したこともありますし、逆に予想をはるかに超えて失敗したこともあるんですよ(笑

で、その失敗を考えると、「いきなり一つのことに集中しすぎた」というのがあると思います。
例えばアニメとかでも、いきなりどかんと大きなものを作るよりも、最初は絵コンテアニメとか、写真加工技術だけとか、そういう風に区切ってリリースしておけばよかったなと。

正直、原画とか着色とか、苦痛で苦痛でしょうがなかったですからね(笑
もう二度とやりたくないぐらいに(笑

でも、絵コンテアニメならまだやりたいですし、写真加工もやりたいぐらいで。
これは、一点を狙いすぎて「これでなきゃダメだ」と思ったから、無駄が多く、実際にそういうのは失敗してるものなんですよね~。

何というか、どんなに当てようと思って矢を放っても、当たらないことがありますよね。
もちろん当たることもあるんでしょうが、私の実感では外れることの方が多いと。
すると、時間をかけて狙いすぎるのは、明らかに逆効果だなと思うようになったわけです。
そして、ダメだった時のショックも大きいと。

 

まとめ:矢継ぎ早に放っていれば、「恥ずかしい」と思う暇がなくなる

まぁとにかく、「矢を放つ」ということが大切かなと思います。

一本だけ撃って、外れるから「恥ずかしい」と思うわけです。
そして、そういう人の周りには、誰も撃たない人ばかりなので、「やーい、外れたー」とバカにされると。

でも、一本撃って、その直後にすぐに次の矢を構えるわけですね。
放った矢の結果なんて、見なくていいぐらいの勢いで。
だいたい最初から当たることなんて、まずないんですよ。
撃って、期待しちゃうから、次の矢を構えられずに終わってしまうわけで。
次の矢を放って、前の矢の結果を見るぐらいでいいかなと。

すると、文字通り矢継ぎ早に行動を起こせるので、「恥ずかしい」なんて思う暇がないんですよ。

何かやっている人って、そんな雰囲気ありますよね。
「過去を振り返っている暇がない」みたいな。

だって、次の矢に集中してますからね。
もちろん反省やフィードバックはしますが、必要以上に悩んだりすることはないわけです。

すると、周囲の雑音も消えて、いつか「当たる」時が来るわけですね。

 

ってことで、今日は「成功者」か「失敗者」かではなく、「成功も失敗もする人」か、「成功も失敗もしない人」かというお話をしてみました。

今日はここまでっ。

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