今日は、夢を叶えるお話をしてみましょうか。

私たちには「こういう風になりたい」とか、「これが欲しい」とか、そういう夢がありますよね。
夢を叶える細かい心理学とかノウハウは多くありますが、一番根本のところをちょっと見てみましょうか。

夢を叶える一番根本の部分を見ると、たった二つのスキルさえあれば、夢は叶うんですよ。

それが、「夢を見る力」と、「目標を達成する力」ですね。

 

細かくイメージできるほど、夢が叶いやすくなる

まず最初に、「夢を見る力」について説明してみましょうか。

これは、いわゆるイメージする力で、「こういうのが欲しい!」と思うことですね。

「そんなの、欲しいものはいっぱい思いつくよ」と思うかもしれませんが、実はそれをしっかりとイメージできる人は少ないと思うんですよ。
例えば、十年後にどんな生活をしていたいのか、イメージできる人は少ないんですよね。
多くの人が、「自分が何が欲しいのか」すら分かってないんですよ。

「お金がいっぱい欲しい」とか、「自由に生きていきたい」とか、「仕事を辞めたい」とか、その程度の次元しか考えていないと。
例えば、資産はいくらで、キャッシュフローがどれだけあって、どこからどれだけ入ってきて、どこへどれだけ流れていくかとか、考えないものですよね(笑
ただ漠然と、「いっぱいあればいいなぁ」と思っているだけで。

言うなれば、「ゲームを作りたい」という夢を持っていたとして、ただ漠然と「ゲームを作りたいなぁ」と思っているのと同じなんですよ。
それはノベルゲームなのか、FPSなのか、RPGなのか、アクションなのか、いろいろありますよね。
ノベルゲームならどういう物語でどういうキャラか、FPSならどういうシステムや世界観、どういう武器があるのかとか、細かくイメージできていればいるほど、実現しやすいですよね。

だって、「後は資源を集めて、作るだけ」にできるんですから。

でも、「ゲームを作りたいなぁ」、「何を作るの?」、「いや、わかんない」では、実現しようがありませんよね。
何のソフトが必要なのか、どんな制作環境が必要なのかすら分からないんですから。

だから、とにかく細かく「こうなりたい」とイメージできればできるほど、実現しやすくなるわけです。
もしくは、「とりあえずこの方向で動いてみよう」と動き始めることができれば、次第にイメージできるようになってきて、実現しやすくなると。

 

達成方法が分かれば、気楽に行動を起こせるようになる

そしてもう一つの、「目標を達成する力」というのは、「こうなる」と決めたことを実際に達成する力ですね。

これは言い換えると、「解決方法を見つける力」と言えるでしょう。
例えば、「本を出版したい」と思っていれば、それを実現する方法を探せばいいわけです。

究極を言うと、これはとても簡単で、既に実現している人から学べばいいんですよ。

それを実現している人で、できるだけ自分と境遇が近い人、もしくは自分よりも劣悪な環境から実現した人を見つけることができれば、その人から学べばいいだけですよね。

私がよく思うのは、「やるぞ、エイエイオー!」とかけ声をして何かクリエイティブなことに取り組む人がいますが、そういうのは無駄な労力だと思うんですよね。
というのも、「エイエイオー!」というのは、可能性が見えていないから気合いを入れる必要があるわけです。
もし「できる」と分かっているものなら、そんなかけ声はいりませんよね。

そんな場所に力を入れるぐらいなら、実現している人を見つけた方がよっぽど早いわけです。
「あ、実現できるな」って思えれば、かけ声も必要なく、「じゃ、やろうか」と気楽に、そしてワクワクしながらできるわけです。
つまり、「エイエイオー!」は、「できないかもしれない、準備が整っていないから、怖いです!」と叫んでいるのと同じなんですよね。

まぁスポーツとか単調作業みたいな、アンチクリエイティブなことなら、必要なことだとは思います。
でも、クリエイティブな分野では、そんなかけ声よりも、「解決方法を見つける」ことの方が大切ですよね。

クリエイティブなアイデアや発想は、気合いで手に入るものではありませんからね。

 

精神論と技術論がどこで必要なのかを区別すると、夢は叶い始める

この「夢を見る力」と「目標を達成する力」というのは、「精神的な領域」と「現実世界の物理的な領域」だとも言えるかと思います。
精神論と、技術論ということですね。

精神論だけでもだめで、技術論だけでもだめなんだと。
そして、両者を適切に使うことで、夢が叶い始めるわけですね。

精神論は、「自分の内側を変える力」とも言えるでしょう。
一方で技術論は、「外の世界を変える力」と言えるかと思います。

この相反する二つのスキルがあれば、するするっと夢は叶っていくわけですね。

で、だいたいが、このどちらかでつまづいているものなんですよ。
「欲しいものが何か分からない」か、もしそれがはっきりしているなら、「実現する方法が分からない」かなわけで。

もし「欲しいものが何か分からない」のなら、アバウトではなくて、細かくイメージしてみましょうと。
そして本当に「欲しい!」と思えるものを見つけましょうと。
でも、欲しいものが分からないのに、技術論をいくら欲しても、叶うはずがありませんよね。

一方で、もし「実現する方法が分からない」のなら、達成している人で、できるだけ自分の境遇に近い人を見つけましょうと。
そして「自分にもできそう!」が見つかれば、気合いを入れなくても、自然にワクワクと共に動き出せます。
ここでも同じで、ここでは技術論が必要なのに、「エイエイオー!と気合いを入れろ!」みたいな精神論を持ち込むと、やっぱりうまくいかないんですよ。

 

まとめ:自分に何を与えればいいのか分かれば、モチベーションは簡単に上がる

そんな風に、欲しいものがあった場合、「夢を見る力」と「目標を達成する力」の二つが重要なわけですね。

多くの人が、「モチベーションを上げたい」と言いますが、そのモチベーションは精神論の部分なのか、技術論の部分なのか、それが分かれば、するするっとモチベーションは上がるかと思います。
それが分かれば、自分に何を与えればやる気が出るのか、分かりますからね。

もし今まで、闇雲に「エイエイオー!」で進んでいてうまくいかないのであれば、達成している人を探して学ぶといいかもしれません。
逆に、「ノウハウを探してばかり」でうまくいかないのであれば、もっと夢を細かくイメージしてみるといいでしょう。

私は特に制作面では夢をどんどん実現する力があるようで、今までも多くの夢を叶えてきましたが、やっぱりこの二つが根本にあるかなと思ったりもします。

 

ということで、今日は「この二つのスキルさえあれば、夢は叶う」というお話をしてみました。

今日はここまでっ。

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