今日は、夢についてお話してみましょうか。
「夢が見つからない」とか「やりたいことが分からない」、「打ち込めることが見つからない」っていう人は、多いと思うんですよ。
今の私は幸せなことにやりたいことだらけなので、夢も持ちまくりなんですが、それでも一時期は全く自分のやりたいことが分からなかった時期があったんですよ。
で、ずーっと「やりたいことを見つけることが大切」と思ってたんですが、最近そうでもないな、と思うようになりました。
ということで、今日は「好きなことが見つからない」という人のための、夢を持つ一つの考え方をご紹介してみましょうか。
夢がなければ、夢を持っている人と一緒に行動すればいい
やりたいことが分からない人って、確かに結構いるものなんですよ。
そういう場合、夢を持っている人と一緒に行動すればいいんじゃないかと思います。
例えば、こういう女性がいたんですよ。
その人は別にやりたいことがなかったんですが、その人の友人(こちらも女性)が、漫画を描くのが大好きだったわけです。
その人は友人を見て、いつも「すごいなー」って思ってたんですが、あるときにちょっとしたことで、応募用の原稿を手伝ったんですよ。
おそらく、締切に間に合いそうもないとかで、簡単な作業でも手伝ったのかなと思います。
すると、無事に仕上がって、「ありがとう!」って感謝されるんですよ。
だったら、ちょっと嬉しいですよね。
だから、「必要な時はいつでも言って。できるだけ協力するから」と言えるわけです。
ダメでも傷つかず、励ます役割を持てる立ち位置
ちなみに、結果はダメなわけです(笑
今までは落ち込んだ友人に何を言っていいのか分からなかったんですが、このときから「一緒に落ち込むことで、励ます」みたいなことができるって気づいたんですよ。
なんか妙な励まし方ですが(笑
でも、これって一緒にやった人でないと、できないことですよね。
そしてその人は、ちょっと変な言い方ですが、後でそのときを振り返って、「一緒に落ち込むことも楽しかった」と言うわけです。
実のところ、友人の夢を手伝ってるわけじゃないですか。
すると、ダメでも自分が否定されているということではありませんよね。
その友人は本気で落ち込むでしょうけど、手伝った側はどちらかというと「励ます」という立場に立てて、むしろ貢献できるわけです。
これは大きなことだと思うんですが、失敗を恐れて動けない人ほど、低リスクで大きな夢を共有できるわけですね。
ほら、プロ野球とかでも、優勝したら選手も大喜びするでしょうが、ファンも抱き合って喜びますよね。
これも一つの「低リスクで大きな夢を共有する」という形になるんですよ。
これのいいところは、負けてもあんまり痛くないわけです(笑
まぁ悔しいことは悔しいでしょうが、二軍落ちする痛さや苦しさ、来期の契約がなくなる痛さやプレッシャーに比べたら、全く違いますよね。
でも、勝ったら嬉しい。
そんな「夢のいいとこ取り」ができるわけですね。
成功した時には、同じ喜びを分かち合える
で、漫画を描いている友人を持った、その女性に話を戻してみましょうか。
そんな風に手伝っていたある日、手伝った友人の作品が佳作か何かを取って、ついに雑誌で掲載されることになったんですよ。
雑誌が家に届くわけですが、その友人は一人では開けられないんですよ。
その女性が来るのを待って、一緒に開けて、見てみるわけです。
すると、そこに自分たちの描いた作品が載ってるじゃないですか!
もうね、何十回も見て、全コマ覚えてすらいる原稿なのに、その漫画を見た時は最高に感動するわけです。
二人でキャーキャーともう声にならない悲鳴を上げながら、一ページ一ページを見ていくと。
もちろん、発売後に一緒に本屋に行って、開いて、またキャーキャーと騒ぐわけです(笑
そういう楽しみがありますよね。
これは、喜びはその友人とほとんど同じぐらい味わうことができるわけです。
努力した量だけ確かに違うでしょうが、「達成した」という喜びは一緒のものになりますからね。
困難も、成功も楽しくなる
そして、その女性は次第に本気になっていくわけです。
少しでも役立てるように、こっそり手伝いの勉強をしたり、練習をしたりして、友人の力になれるようにいろいろと影でやるわけです。
それもまた、実は楽しいんですよね。
で、時に友人から電話がかかってきて、「もうダメみたい、助けて……」と涙声で言われた時には、もう仕事後でお風呂に入った後でも、走って駆けつけるわけです。
そして、一緒になって悩んだり、励ましたり、手伝ったりすると。
その女性は全てタダでやってるので、外から見たら、友人にいいように使われているように見えるかもしれませんが、実際のところはとても楽しくできているんですよね。
まぁご飯をおごってもらうぐらいはされているでしょうが、基本は無償で。
それでも、楽しいんですよね。
困難も、楽しい。
成功も、楽しい。
そういう、ちょっと一歩引いたところから夢を助ける存在、っていう立ち位置もあるものなんですよね。
まとめ:夢がなくても、夢を持つ人と一緒に行動すればいい
だから、夢が見つからなくても、別にいいかと思います。
そういう場合は、他の人の夢に参加するのもいいんじゃないかと思います。
夢を持っている人に協力することで、その夢を低リスクで、失敗したとしても傷つくことなく、楽しめるんですから。
実際に、私がゲーム制作をしていた頃にも、他のチームではそういう形で貢献して楽しんでいる人は多くいましたからね~。
もちろん、うちでもそういう人はいましたしね。
そういう夢の楽しみ方もありますよ、ということで今日はそういうお話をしてみました。
今日はここまで~。