今日は、〆切についてお話ししてみましょうかね~。

〆切とか、期限ってありますよね。
何かを提出する期限だったり、仕上げる期限だったり。

こういう時間については「時運」という運が関わる部分なんですが、その時運を上げて、〆切を守れるような体質になる方法でも語ってみようかと思います。

 

時間は守る方が信頼されるし、運がよくなる

〆切って、実はすごく重要なんですよ。

まぁもちろん、イスラムの世界や発展途上国の世界では、こういう時間や期限については極めてルーズではあるんですよ。
例えばイスラムの世界では、「インシャラー(イン・シャー・アッラー:もし神が望みたまえば)」といって、「私が遅刻しても、それは神様がさせたことだから、私のせいじゃありませんよ」みたいな言い訳をして、堂々と遅刻をするわけです(笑

他にも、ブラジルとかアフリカでは特に時間にルーズで、集合時間の2時間後ぐらいに集まるのが普通だとか(笑
だから、ひょっとすると、〆切に目くじらを立てるのは、心が狭い世界の考え方なのかもしれません。

ただ、時運というのを考えた場合、時間は守る方が運がよくなるものです。

というのも、時間を守るだけでも人から信頼されるようになるわけですね。
日本では多くの人が守るので、むしろ時間を守らないと、それが足を引っ張ることにもなるわけで。

 

期限を一秒でも遅れると、大きな損害を与えてしまうもの

例えば本の出版にしろゲーム用素材の発注にしろ、期限は一分どころか一秒でも遅れると、一気に信頼を失うものだったりします。

例えばゲームのCGでも音楽でもいいので、納品が〆切から一日遅れたとしましょうか。
すると、そのCGなり音楽なりを、その次の工程で処理する人がスタンバイしているわけです。
そして、その人のスケジュールも組み込んでいるわけですね。

で、無断で一日ほど〆切オーバーしてしまったら、その担当者が作業に取りかかれませんよね。
その上、一日ほど作業時間が延びてしまうわけです。

レベルが高い世界になるほど、担当者はみっちりとスケジュールを組み込んでいるものです。
で、もしその担当者が「この仕事が終わって次の日から、別の仕事が入っていて、そちらに行かなければなりません」という状況だったらどうでしょう。
次の担当者が、最後まで仕上げられなくなってしまうわけです。

遅れる本人は一日ぐらい遅れても問題なかったとしても、その後の工程の人が、全て影響を被るわけですね。
だって、その素材を使うのが、他に何人もいる可能性だってあるんですから。

すると、たった一日の遅れでも、膨大な損失を会社に与えてしまう場合もあるわけです。

それどころか、期限を一秒でも遅れたら、管理者は「期限オーバーしたらこういう対処をする」という別プランを発動させるものです。
すると、一秒でも遅れたら、その瞬間に別プランの発注メールを発動させて、遅れた人の担当分を使わなくなることもあるものです。

怖いでしょ。

 

事前に「遅れます」と伝えていれば、許される

ですが、これは前もって「〆切に間に合いそうもありません」と伝えていれば、許されるんですよ。
そうすれば、管理側も事前対策ができますからね。

でも、無断で〆切オーバーは、致命的に信頼を失うものだったりします。
サークル活動程度であればなあなあで済むでしょうが、レベルが高くなればなるほど、この傾向は顕著になるものです。

だから、とにかく〆切は守るクセをつけておかないと、信頼されなくなるわけですね。
特に一流会社に属したい場合、小さなことでも〆切を無視する行動をすると、「この人は危ない」とされて、除外されるものです。

 

早めに提出するクセをつけるとよい

じゃあ、どうすれば〆切に間に合う体質にできるかというと、これは簡単で、「できるだけ早めに提出するクセ付けをする」ですね。

〆切というのは「その日に提出するもの」ではなくて、「その日までに提出すればいいもの」なんですよ。
だから、受注の翌日に提出しても大丈夫なわけです。

むしろ、〆切当日に送ると、何かミスとか修正、事故などがあった場合、間に合わなくなるリスクがありますよね。
だから、〆切当日に送るのはむしろ困るぐらいなんですよ。

私に何か依頼をした人なら分かると思いますが、私の場合は、「1週間後までに出します」と言ったら、大抵翌日に出すものなんですよ。
遅くとも2~3日後ぐらいに出すものです。

〆切前日に出すことはまずありませんし、〆切当日に出すとかは今までやったことないかと思います。

それぐらいのスピード感で出すということですね。

 

〆切があるものは、だいたいが「早い者勝ち」のシステム

例えばうちでも、声優さんを募集したりしたら、募集〆切をしてから選考するのではなくて、募集公開当日から選考を始めるものなんですよ。
そして、いい声優さんが来たら、その時点で決めて、採用するわけです。

で、もしいい人が来ずに決まらなかったら、最後まで募集し続けますが、決まったら募集を早期打ち切りするわけです。
だったら、「〆切当日に出そう」とか思っていたら、その時点でチャンスを失うわけですね。

それに、こういうのは早い方が競争率は低いですからね。

時運では「先出し」「後出し」で有利不利が決まることがあるものです。

「残り物に福がある」というのは、供給>需要の場合です。
逆に「早い者勝ち」なのは、供給<需要の場合です。

で、〆切があるような依頼とか受注というのは、だいたいが「早い者勝ち」に分類されるわけですね。

だから、とにかくスピード感を持って早くする方が、チャンスはつかめるようになるわけです。

 

劣等感を持っていると、チャンスを逃す

逆を言うと、自分の能力を把握して、それだけ余裕を持っておくとも言えるかと思います。

劣等感が強い人は、相手にいい顔を見せようとして、自分の能力以上に短い〆切を設定してしまうんですよ。
そしてぎりぎりになって苦しんだり、オーバーして失望させてしまうわけです。

そういう人は、特に「自分は能力がないと思われたくない」と思っているので、事前に「遅れます」という通知もしないものなんですよね。
そうして〆切をオーバーして、信頼を失ってゆくわけです。

 

まとめ:余裕を持って、スピードで処理してゆくと、運がよくなる

そんな風に、余裕を取りながら、どんどんと作業をこなしていくわけですね。

予定よりも早く仕上げてもらって、喜ばない人はほとんどいませんからね。
もし喜ばないのであれば、一時完成品を置いておいて、後で送ればいいだけですし。

なので、時運をよくしたい場合、〆切を守れる体質にしたい場合は、とにかく前日までには提出するようにクセ付けするとよいでしょう。
とにかく、「〆切は一秒でも遅れたら、今後そこからの仕事はなくなる!」、ぐらいに思って行動するのがいいかな~と思います。

それぐらい、「当たり前」の基準を引き上げることですね。
だったら、時運もよくなってゆくものです。

 

ってことで、今日は〆切についてお話してみました。
〆切にルーズな人がいたら、是非この記事を教えてあげるといいでしょう(笑

今日はここまで~。

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