今日は、ちょっと趣向を変えて、お金についてお話してみましょうか。
今後、お金はどうなるのか、その予測について見てみましょう。
人々がお金に見ている「幻想」
お金って、便利ですよね。
そして、欲しいものですよね(笑
私はお金は大好きですし、お金はすっごく欲しいです!(笑
でも、今のお金というのは、みんなちょっと幻想を見ているような気がするんですよ。
昔は、お金というのは、額面の指す金(ゴールド)と交換するための交換札のようなものでした。
でも、金をわざわざやりとりするのは重たいし面倒なので、交換札をやりとりすることで、便利に使えるようになったわけです。
ですが、いろんな事情があって、1971年に、アメリカが「お金(ドル)を金と交換するのはやめるよ」と表明してしまいます。
他の多くの国も、それに追随します。
こうして、今ではどの貨幣も、無限にお金を作り出すことができるようになりました。
まあ考えてもみてくださいよ。
お金は、無限に作り出せるわけです。
日本なら日銀が、アメリカドルならFRBが、ユーロならECBが、現在ではお金をアホほど作り出しているわけです。
でも、世の中にある「買えるモノやサービス」は、今のところは有限ですよね。
一方で、お金の総量だけはどんどん増えてゆく。
すると、お金の価値、例えば1万円の価値は、お金を作れば作るほど、どんどん下がってゆくものですよね。
いつか、幻想から覚める日が来る
でも、今は日銀もFRBもECBも、アホほどお金を作っているのに、お金の価値ってほとんど下がってないじゃないですか。
これはなぜかというと、「お金に価値がある」とみんなが思い込んでいるからなんですよね。
アメリカのウォール街が、「お金そのもの」に価値があるような、そんな商法で、「お金を増やす商品がありますよ」という、そんな詐欺的な商品を売り出したわけです。
お金って、本来は経済の裏方なんですよ。
モノやサービスがメインで、お金は裏方なのに、「お金が欲しい」と、お金そのものをメインにしてしまったと。
こうして、多くの人が「もっとお金が欲しい、もっとお金が欲しい」と、本来の姿を見誤って、幻想の中にいるわけです。
だから、未だにお金の価値は、保たれているわけです。
でも、近いうちに、おそらく4~5年もすれば、その幻想が崩れる時が来るでしょう。
「あれ? お金って、もしかして私たちが思ってるほど、価値がないんじゃない?」って。
そのときに、ようやく分かるでしょう。
「あ、私、せっかく頑張って1000万円貯めたのに、実質は50万円もないものだったんだ」って。
そのときに一番苦しむのが、「お金のために生きていた人」ですね。
そりゃ、「今まで何のためにやってたんだ!」って思うでしょ(笑
お金は、大切なものです。
ただ、本来の姿を見誤ると、痛い目を見るんですよね。
まとめ
じゃあ、本当に大切なものは何かというと、それは食べ物であったり、エネルギーであったり、人間関係であったり、人生を楽しむ楽しみ方だったりするわけです。
「私たちが持っているお金って、本当は額面よりもずっと低い価値しかないんだ」
こう意識できていると、未来に起こる変化にも、ちゃんと対応できるんじゃないかな~と思います。
そして、今のうちにお金を有効に使って、大切なものを確保しておけるんじゃないかなと思います。
自分の能力へ投資しておく、ってのも、いいかもしれませんね。
ってことで、今日はそんな、お金と未来の話をしてみました。