今日は、テクニカルなお話ではなくて、人間の生命力についてお話してみましょうか。

 

厳しい環境でも、慣れるメカニズムがある

私は東北の震災以来、暖房とかを控えるようになったんですよ。

うちは賃貸で火気暖房がアウトなので、エアコンしかないわけですが、電気を使うのも何だな~ってことで、厚着で過ごすようになったんですよ。

唯一つけるのは、朝起きたしょっぱなだけで、室温が12度以上になれば切ります。

 

そういう寒い状態に慣れていると、年々実感するんですよ。

「体が寒さに慣れてきた」って。

というのも、2年前ぐらいまでは、室温が12度を切ったら、もうガクブル状態だったんですよ(笑

でも今年には、12度でも寒いとすら感じなくて、8度ぐらいでも普通に過ごせるようになっていたり。

 

人間の体には、褐色脂肪というものがあって、普通の脂肪とは違う、発熱を主体とする脂肪があるんですよ。

で、寒い場所にいたら、それが多く作られるようになって、結果として寒さを感じなくなる仕組みがあるんですよね。

まさに、その褐色細胞が目覚めた感じがします。

後は、ひょっとすると、ウォーキングで基礎代謝を高めているのもあるかもしれません。

それと、私は冬生まれなので、冬に強いのかも(笑

 

「生命力を強くする」という発想

私たちは、「もっと力が欲しい」みたいに思って、スキルを学んだり、ノウハウや知識を得ようとしますよね。

でも、その反対方向として、人間本来の「生命力」を強くする、みたいなものもあると思うんですよ。

 

例えば、現代で山の中に入って、1ヶ月自力で生き抜く、みたいな力ですね。

そういう力があるのは、全く別次元の自信ですよね。

それは、経済とかお金に影響されない、本来の力、みたいな。

 

そういうのって、最先端のものを使いこなすとか、便利なもので囲まれるというものとは、対極にあるような気がします。

逆に、便利なものに頼らずに、不便にしてみる

そうすることで、人間本来の生命力を実感できるんじゃないかなと思ったりもします。

実際、便利すぎると、「生きている実感」って薄れますよね。

大地とか、土とかを感じることで、「ああ、私は生きている」って感じるものですから。

 

まとめ

何か一部分でも、わざと不便にしてみて、そういう本質的な力を蓄えるのも、いいんじゃないかと思います。

すると、精神的にも強くなって、少々の逆境でも「生き抜ける」と感じるんじゃないかなと思います。

 

ということで、今日はそんな、スキルだけでなく、人間の生命力を高める、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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