今日は、未来についてお話ししてみましょうか。
これから主流になっていくビジネスについて、予想してみましょう。
あと10年でなくなる職業
今回も、ちょっとした記事を見つけたのでご紹介。
オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」(現代ビジネス)
この記事では、コンピューターや機械による自動化によって、これから10年でなくなる職業を予想しているんですよ。
で、これから10年で、現在のおよそ半分ぐらいの仕事が、何らかの形で自動化されるようになると。
そして結論として、「コンピューターでは自動化できない、クリエイティブな仕事がこれから重要になる」と説明しています。
私も全体的には、そういう流れになると思うんですよ。
例えば産業革命が起こったときは、それまでは農業関連従事者が全労働者の80%を占めていたのが、産業革命後は20%ぐらいにまで減って、逆に工業関連従事者が一気に増えたわけです。
インターネットが登場したら、先進国は工業関係の従事者が一気に減って、情報関連従事者が一気に増えたと。
そんな風に、技術変化によって、就労形態は大きく変化するんですよ。
それどころか、産業革命は100年とか200年というスパンで移行しましたが、時代と共に変化の移り変わりが早くなってきて、今では5年とか10年で変わっちゃう時代になったわけで。
「知識」に価値がなくなる時代
コンピューターによる自動化が、世界の流れを変えていくのは間違いないでしょう。
で、その鍵となるのは、スマホの普及率かなと思います。
手元に個別の情報端末があれば、そこに情報を与えればいいだけですからね。
すると、「情報を分類し、与えるだけ」みたいな、「知識を持っているかどうかが重要になる仕事」は、確実になくなるでしょう。
知識は、これからどんどん価値が減っていくと。
「知っている」というのは、全然優位に立つ条件ではなくなるんですよ。
なら何が重要かというと、「クリエイティビティー」なんですよね。
新たなものを作り出したり、発想したりする、そんな力が重要になってくると。
例えばバーテンダーで言うと、「こういうカクテルが美味しい」、「これとこれを組み合わせれば、このカクテルができる」みたいな人は消えるでしょう。
カクテルなんて、混ぜる技術はたいしたことないんですからね。
だったら、その辺はネットで調べれば、すぐに出てくるんですから。
そういう「知識にものを言わせる」という人は、すぐに消えるでしょう。
でも、例えばお客さんが来て、とても疲れた雰囲気で座るとか、とても嬉しそうな表情で座る。
そういう時に、時と状況に応じて「このカクテル、どうぞ。今の貴方にお勧めです」みたいなことができるバーテンダーは、大切にされるでしょう。
そこには、コンピューターにはできないクリエイティビティーがあるからですね。
言うなれば、これからは「覚える」必要がなくなるってことですね。
知りたいことがあったら、スマホでちゃちゃっと検索すれば、出てくるんですから。
逆に、身軽になって、からっぽになって、「創造する」という力が重要になると。
まとめ
だから、クリエイターは、これからどんどん必要とされていくんじゃないかと思います。
特に、新しいものを作り出せる創造性を持つクリエイターは、大切にされるんじゃないかな、と思います。
言われたことだけをする人ではなくて、自発的に行動を起こして、ビジョンを形にしてゆける、そういう人ですかね。
同人をやっている人とか、まさにそういう素質が強いんじゃないかと思ったりもするんですが。
どんなビジネスでも、クリエイティビティーを持っていれば、大丈夫かなと思います。
そういう方向に意識を向けるといいかな、と。
ということで、今日は未来についてお話ししてみました。
今日はここまで~。