今日は、コストを下げる考え方についてお話ししてみましょうか。
「多くを持つ」か「少しで済ませる」か、というお話です。
大量仕入れをする方がいいのか、個別仕入れの方がいいのか
お金を有効に使うためにも、コストは低く済ませたいものですよね。
お金を余らせることができると、お金をより適切な場所へと、重点的に使うことができるわけで。
で、このブログとか本でもよく触れてますが、私は「ものを少なくして、クリエイティビティーでコストを下げようよ」という戦略をとっています。
でも、一方で私は、コストコ通っていうブログが大好きなんですよ。
私はコストコに行ってるわけでもないのに、毎日見ていたり。
それなのに、この一年で一番はまったブログかと思うぐらいにはまっていたりします。
これを見ていて気がついたのは、このページの管理人さんもいろいろ工夫をしているわけですが、この人は「ものを多く持つことで、コストを下げよう」っていう戦略なんですよね。
コストコって、言うなれば業務用のスーパーみたいなものじゃないですか。
だから、ものの置き場所を確保できれば、保存できるものであれば、大量に確保する方がコストが低くできますよね。
これも、十分にクリエイティビティーを発揮する事例だと思うんですよ。
なら、「ものを持つのと持たないのとで、どっちがいいの?」と思う人もいるかもしれません。
これは、目的とするライフスタイルによって決まるかなと思います。
「定住」というキーワード
そのキーワードが、「定住」ですね。
定住をしたいタイプの人、すなわち安定を確保しておきたい人であれば、置き場所を確保して、「大量に持つ」方がコスト的には低くなるかと思います。
逆に定住をしないタイプの人、すなわちライフスタイルにいろんな変化を起こしたい人の場合、「ものは持たない」方がいいでしょう。
「ものを持たない」っていうのは、実は結構コストがかかるんですよ。
単純に食費だって、小売りよりも一括大量仕入れの方が安くできますよね。
住居費だって、20年、30年というくくりで同じ場所に住むのであれば、賃貸よりも一括で家を手に入れていた方が安くなるものです。
ただ、「ものを持たない」の利点というのは、「変化を起こせる」ということに尽きます。
移動しやすくて、ライフスタイルを変えやすいと。
生き方や住む場所をどんどん変えられる、そういう状態でこそ、「ものを持たない」というのは威力を発揮します。
逆を言うと、生き方や住む場所に変化を起こさない場合は、「ものを持たない」というのはいい戦略ではないような気もします。
あ、一応言っておくと、ここでは「共にクリエイティビティーを発揮した場合」ですよ。
「クリエイティビティーを用いない場合」は、どんな戦略をとろうが、コスト(お金)はアホほどかかります。
クリエイティビティーがない人にとっては、年収1000万でも足りないぐらいですからね。
クリエイティビティーがある人が、どういう戦略をとるのか、というお話です。
それで、これからの時代は、少しずつ変化を起こす人が増えてくるかと思います。
変化が起きる時代なんですよね。
例えば漫画家でも、今では多くの漫画家がデジタルで描いていて、ネットを使ってアシスタントとやりとりをしていたりしますよね。
そんな場合、例えば「20年分のインクを持つ」というのは、コストは安くつくでしょうが、「インク自体が不要になる」というリスクにもなるわけで。
まとめ
そういう点でも、ものを持つか持たないかは、自分のライフスタイルに対する姿勢で考えるといいかもしれません。
ただ、クリエイティビティーを養いたい場合は、ものを少なくする方がいいでしょう。
ものが多くあると、考えなくなりますからね。
それでも、コストコとか、一度は行ってみたいですね~(笑
ものを持たない生活を続けていると、ものにあふれた状態って、結構気になるものなんですよ(笑
ってことで、今日は「多くを持つ」か「少しで済ませる」か、というお話をしてみました。
今日はここまでっ。