今日は、未来のお話です。
「これからの時代のサイト作りはどうなるのか」、というお話をしてみましょう。
人は「ホームページ」をあまり見なくなってきた
今、ちょうどこのページの改装をしようとしていろいろやってるんですが、作りながら感じることがあったんですよ。
それは、「ここまで手を込ませなくてもいいんちゃう?」みたいなことですね(笑
いや、もうほとんどデザインし終わった今にそれが見えてきても、私にとっては頭を抱えるようなものでしかないんですが(笑
少し前までは、人がウェブを見る時って、「ホームページ」を探し出して見てたじゃないですか。
検索エンジンとかで調べて、そこからホームページにたどり着くと。
でも、今では「ホームページ」って、情報提供側からするとバックエンド(お客さんから遠い)側ですよね。
今、人々は、「個別のまとめサイト」を持っているわけです。
それは、TwitterとかFacebookみたいなSNSを筆頭に、自分が欲しい情報が得られるようなまとめサイトを見るようになっていると。
人々はそれを見て日々を過ごしていて、「それぞれのホームページを見る」というのは、よほど興味を持ったものしかしないんですよね。
実際、ツイッターで流れてきたアドレス付きの記事でも、かなりの率を見ずにスルーしてますよね。
これから「ホームページのデザインを作り込む」のは無意味
だったら、これからの時代、「ホームページのデザインを作り込む」というのは、無意味なように感じてきたんですよ。
TwitterだってFacebookだって、ほとんど同じデザインですよね。
むしろ、「見る側がデザインを自分の好みに合わせて変える」という時代なわけで。
ならば、ホームページのデザインは適当にテンプレート的なものを使って、分かりやすくて使いやすいナビゲーションの方が、いいんじゃないかと。
デザインは、情報の提供側が決めるんじゃなくて、見る側が決めるような時代なんだ、ということです。
それに、個性あるデザインも、これからは重要度が落ちていきそうな気がします。
例えばWindowsだって、アプリケーションのウィンドウデザインって、今ではほとんど同じじゃないですか。
あれは、全部共通したインターフェースだから、分かりやすく使えているわけです。
昔のソフトウェアって、結構奇抜なインターフェースが多かったんですよ。
ソフトウェアが少ない時代は、それでもいいでしょう。
でも、ソフトウェアが多くなればなるほど、独自のデザインは覚えなきゃいけなくなるので、嫌われるようになります。
それと同じで、現代ではサイトや情報が増えすぎて、「個別の特徴あるデザイン」というのは、必要なくなってきたように感じます。
むしろ、そんなものは邪魔でしかないと。
それよりも、むしろ「相手が持っているまとめサイト」にどれだけ情報を押し込めるかが重要になるように思えます。
「ホームページのデザイン作り」に多くの時間をかけるのは、これからの時代は、無駄なんじゃないかなと。
まとめ
だから、これからのホームページデザインというのは、もっとシンプルに、テンプレート的になってゆくように思えます。
Windowsアプリのウィンドウデザインが、全部同じようなデザインになったのと同じ流れですね。
いやもう、これを10日ほど前の自分に教えてあげたかった!(笑
作り始めて、あまりにもタフな作業量に「こんなにもやる必要があるんかいな?」と疑問に思って考えて、ようやく気づいたという。
だから、これからホームページの改装をしようと思っている人がいたら、是非テンプレート的なものでさっと済ませることをオススメします(笑
いやまあ、ホームページ作りそのものが楽しい場合、それはそれでいいんですけどね。
そんな感じで、これからのページデザインについて語ってみました。
今日はここまで~。