最近思うようになってきたのは、人には向き不向きがあるということなんですよ。
独立してチームを率いて行動ことが向いている人と、チームに所属して活動をする方が向いている人、そういう「タイプがある」ということですね。

で、所属に向いている人は、無理に独立しようとせずに、所属を選んだ方が幸せになれるんじゃないかと思うようになりました。
つまり、信頼できるリーダーの元で活動していた方が、楽で、しかも能力を最大限に発揮できると。

ってことで、今回はどういうスタイルで仕事をした方がいいのか、その4つのタイプを説明してみようかと思います。
これは経営コンサルタントの神田昌典氏が以前どこかの本で触れていた分類ですが、思いっきりうろ覚えなので、ほぼ私独自の解釈で説明してみます(笑

 

タイプ1.起業家タイプ

まず最初が、「起業家タイプ」ですね。
これはまさに、独立に向いていて、起業家であったり、リーダーになって人を率いていくタイプの人です。

このタイプの人は、明確な「こうなりたい」というビジョンを持って、自発的に行動を起こせる人です。
なので、基本的にスケジュールで「暇な日」というものはありません。
暇さえあれば、ビジョンを達成するための行動を起こしているからですね。

そして、基本的にポジティブで、新しいものが好きで、好奇心旺盛で、ガンガン進めるタイプです。
好きな言葉は「挑戦」。
困難があっても、ポジティブさで挑んで、乗り越えていくスタイルですね。

ある程度オールマイティーにこなすことができて、たとえ一人でも突き進むタイプです。

こういう人は、分かりやすいですよね。
締め切りなんか作らなくても、どんどん作品を作ってリリースしていく人なので、確実に独立に向かって歩いている人です。

 

タイプ2.賢者タイプ

二つ目が、「賢者タイプ」です。
これは独立にも向いていますが、「自分が率いる」というよりも、「どこかの会社などから受注をもらって仕事を進める」というスタイルが合っています。
フリーランサーみたいな職種が合うタイプですね。

このタイプの人は、「大好きなことだけをしたい」という情熱があるので、好きなことを中心に仕事をしてゆけます。
クリエイターさんには、こういうタイプが多いですよね。
例えば絵描きさんのように、絵を描くのが大好きで、他の会社からイラストを受注して納品する、みたいな。

そのため、オールマイティーにこなすというよりかは、ある専門分野でのスペシャリストであることが多いです。

自発的に行動は起こせるんですが、「好きなことをやっていればいい」というスタイルなので、起業家ほどギラギラしてなくて、落ち着きがある感じです。
ただ、受注だと基本的にトラブルを巻き込みやすくて、自分ではどうしようもないことが多いので、ネガティブになりやすいタイプです。
そして、トラブルが起こった場合は起業家のように「戦う」ではなく、「避ける」とか「逃げる」方を選ぶ傾向にあります。

起業家タイプは「企画をする」ですが、賢者タイプは「企画に参加する」ことが多いものです。

 

3.管理者タイプ

三つ目が、「管理者タイプ」です。
これは独立には不向きで、どこかのチームに所属した方がいいタイプです。

「こうなりたい」という確固たるビジョンはなくて、むしろ尊敬する人について行くのが向いていて、ついて行くのが好きなタイプです。

基本的にネガティブで、そのため完璧主義です。
そういうこともあって、「既に作業の流れが決まった仕事」をする能力に長けています。

起業家は新しいことが大好きで、同じことをやりたがりません。
でも管理者は、新しいことが苦手で、同じことをやる方が安心して、そして完璧主義なので高いクオリティで仕上げてくれます。
マニュアルに従った行動が好きで、新しい「改善」とか「挑戦」には不向き。

うちで言うなら、デバッグ担当をする人とか、誤字脱字チェックをする人がこのタイプのことが多いですね。
実際、ネガティブで完璧主義な人ほど、いいチェックができるものです。
そのため、「起業家タイプがやりたがらない仕事」が「管理者タイプの天職」でもあって、互いが補完関係になるいい相性だったりします。

 

4.和みキャラタイプ

最後が「和(なご)みキャラタイプ」です(笑
これも、独立よりも所属に向いているタイプですね。

ビジョンもなくて、毎日それなりに、のらりくらりと楽しく生きていくことができる性格の人です。
なので、基本的にポジティブで、明るいタイプで、友達も多くて人気者です。

ただ、性格が性格なので、専門的な仕事ができるかというと、難しいところです(笑
でも、とても人間関係がいいので、このタイプの人が周囲にいるだけで、場がほんわかと和む、そういう「幸せ感を味わえる人」ですね。

営業とか、サービス業にこういうタイプが多いものです。
うちで言うと、昔イベントに参加していた時、売り子さんにこういうタイプがいたら、ほんとその人は生き生きと輝いていて、私も助かりましたね~。

 

そんな感じで、4つほどタイプを説明してみました。

ちなみに私は、完全に起業家タイプです(笑
まぁ分かるでしょ(笑

無理して他のタイプになろうとしなくてもいいかなと思います。
以前、「自分では企画を最後までできない」という人がいましたが、そういう人は積極的に他のチームに参加すればいいだけかなと。

所属に向いている人は、尊敬できて、「この人の下でやりたい!」というような、いいリーダーを捜せばいいと思います。
そしていいリーダーにつくことができれば、自分にできることで制作に参加して、そして完成した時の喜びとかを分かち合えることもできますしね。
なので、できるだけ多くのリーダーを見て、いいリーダーを見抜く「眼力」をつけるといいかなと思います。

 

ってことで、貴方はどのタイプでしたでしょうか?

どのタイプでも、貢献できることはありますので、自分の持ち味を生かして制作に参加してみると面白いかもしれません。
自分が関わった作品がリリースされたり、店頭に並んだり、Amazonやウェブ上で公開されたりすると、もう最高に嬉しいですしね!

ってことで、参考にしてくださいませ。
今日のお話はここまで!

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