ここんとこ、実際のクリエイターさんとかを紹介して成功例を説明していますが、今日もそんなお話です。
「自分にとっては身近なものでも、ネタになり得る」、というお話をしてみましょう。
「オタクな社長を持つ社長秘書」という事例
またまた面白い人を見つけたので、ご紹介。
これも見たら分かりますが、作者さんはとある会社の社長秘書をやってます。
で、その会社の社長さんがオタクな人で、そのやりとりを面白く漫画にしている、というノリですね。
腐男子社長がろくでもないことを教えてくれた。仕事しろ。 pic.twitter.com/JrkHtE4Gdm
— カエリ鯛 (@kaerytai) August 11, 2016
腐男子社長と部下と暗号 pic.twitter.com/XOjpG2mfEV
— カエリ鯛 (@kaerytai) August 12, 2016
こういうのも面白いですよね。
自分自身に特別な才能がなくても、身近に特別なネタがあれば大丈夫
このブログでは「大好きなことで生きていこう」、「ニッチなことで突破口を開こう」ということを多く語っていますが、その中でも多くの人が悩むことがあるかと思います。
それが、「自分にはこれといった取り柄がない」という問題ですね。
そこで昨日の記事では「小さくてもいいから、世界観を仕上げればいいんだよ」と説明したんですが。
で、今日は少し違うアプローチで、自分自身に特別な才能がなくても、身近に特別なネタがあれば大丈夫、という考え方をご紹介してみましょう。
これは文字通り、自分の才能は平凡でもかまわないので、自分の周囲にある特殊な出来事や物事に目をつける、ということですね。
身近なことから、ネタを見つける例
例えば上記の絵描きさんのように、「社長秘書をやってるけれども、うちの社長がオタクすぎて困る」みたいなことでもいいわけです。
すると、そういう人って珍しいので、「どんな毎日なんだろう」と知りたくなりますよね。
他の例で言うと、例えば私は米軍岩国基地のすぐ隣に住んでいるわけですが、こんなに米軍基地のすぐ近くで暮らしているクリエイターさんって、日本でも珍しいんじゃないかと思います。
近い未来に新たな艦載機が移転してくるということで、ついに日本最大級の米軍基地になりつつありますからね。
で、実際に米兵さんとか軍関係の面白いネタとか、地元民しか知らないこと、普通では味わえないこの地域特有のネタもいろいろあるんですよ。
このブログはそういう主旨ではないので、あんまり語っていないだけで、語れるネタはそれなりにあったりします。
すると、「米軍基地のすぐ隣に住んでいる」というだけで、ネタになっちゃうわけですね。
他にも、「私の身近には、こういう特殊な人がいる」みたいなこともあるかもしれません。
もしくは、「こういう世界遺産のある場所で暮らしている人の日常」とか、「以前、こういう観光地で暮らしていた人の日常」とか、いろいろ身近な特殊ネタはあるかもしれません。
そういう「ちょっと人とは違う体験」が価値になる、ということですね。
まとめ
そんな風に、自分の周囲からでもネタを作ることはできます。
普段意識していないだけで、「普通の人は、こんなこと味わうことはないよな」ってことも、探してみれば多くあるものです。
そういうところを切り口に、好きなことを絡ませて仕上げていくこともできます。
言うなれば、自分に才能がなくてもかまわない、ということです。
自分に才能や特殊なことがなければ、自分の周囲にあるネタや才能を使えばいいと。
そして、それで自分なりに世界観を仕上げて、面白く演出するわけです。
こういう考え方だと、可能性が一気に飛躍するんじゃないかと思います。
そういう意味でも、上記社長秘書さんの内容は、純粋にそういう世界観を仕上げたいい例かなと思います。
ということで、今日は「自分にとっては身近なものでも、ネタになり得る」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。