農耕文化から産業革命まで続いた、「マンパワーの時代」は終わった。
これは、多くの作業量をこなすことができるほど、豊かになるという時代だった。
しかし情報革命によって、新たな次元が生まれた。
それが、「アイデアや思考レベルで戦う」ということだ。
これは、「マインドパワーの時代」とも言えるだろう。
そして、マインドパワーの時代では、情熱がある1人は、情熱のない1000人に打ち勝つことができる。
アイデアやひらめき、思考、発想などの次元では、「どれだけそれが好きか」、「どれだけクリエイティビティーを発揮できるか」というような、情熱量で決まる。
凡人が1万人集まろうが、1人のジェームズ・ダイソン(ダイソンの創業者)のような発想は作れない。
凡人が100万人集まろうが、1人のスティーブ・ジョブスのような発想は作れない。
私たちは、マンパワーが劣っていたとしても、それに打ち勝てる時代に生きているんだ。
これからは、個人が主役の時代になる。
ひとりの情報発信が、世界中に届くような時代だ。
私たち個人が、大企業よりも影響力を持てる時代になっているんだ。
すると、そこで重要になるのは、情熱量だ。
何でもいい、「この分野が好きで好きでたまらない」というものを持とう。
それを情報発信してゆくことで、新たな可能性が開けてゆくのだ。
アイデアや思考レベルで戦う場合、まずは、情熱量を爆発させよう。
細かい技術は、後でいい。
それが、これからの「マインドパワーの時代」に必要なことなんだ。