今日は短く、クリエイティブな事例です。
しんどいことは、「いっそ変えられない側を変えるとどうだろう?」と考えてみよう、というお話をしてみましょう。
クリエイティブな家具のデザイン例
クリエイティブなデザイン例で、面白い動画があったのでご紹介。(この動画の元記事はこちら)
見ると分かりますが、20個ほどの新しい家具デザインを紹介しています。
こういうのを見ると、「いっそ変えられない側を変えるとどうだろう?」、みたいな発想があるといいように感じたりします。
「家具は形を変えない」という常識
家具って、普通は「形を変えないもの」とか、「置きっ放しにするもの」という常識がありますよね。
でも、最近はどんどん人のライフスタイルが変わってきて、「移動しながら生きる」とか、「狭い部屋でも、多くのことをしたい」、「いろんな場所で使いたい」とかいうスタイルが出てきました。
例えば、身軽に旅をしながら生きるノマド的な生き方も出てきましたし、いろんな場所に移住しながら生きるスタイルも出てきました。
一つの場所にいるとしても、都会では家賃が高くて、狭い部屋しか借りられないかもしれません。
特にアメリカの都心部では、ここ数年、軒並み家賃が高騰しているようで、キャンピングカーで暮らす人もどんどん出てきているようで。
すると、コンパクトに収納できたり、移動や変形をさせやすかったり、二つの機能を一つのもので実現できたりすると、とても柔軟になると分かります。
そういう場合、「形を変えない」とか、「置きっ放しにする」という常識は、邪魔になってしまいます。
で、こういう動画のような家具デザインがあると、コンパクトな環境でも必要なものを取り出せて、空間をうまく使えると分かります。
「いっそこっち側を変えられないだろうか?」という発想
こういう発想の切り替えをしたい場合、今まで「変えられない」と思っていたものを変えてみよう、という発想があるといいように思います。
例えば私たちの生き方とか作品でも、「こういう形でなければならない」とかいう常識があるものです。
私たちはそれを、「変えられないもの」だと思い込んでいるんですよ。
でも実際のところは、変えられる部分って結構多いんですよね。
よくあるのが、漫画の背景がしんどい場合、「いっそ背景が必要ない形にするのはどうだろう?」とか。
それとか、通勤がしんどい場合、「いっそ通勤が必要ない形にするのはどうだろう?」とか。
仕事がしんどい場合、「いっそ仕事が必要ない形にするのはどうだろう?」とか。
そういう風に、「こうしなきゃいけない」から、「いっそそれが必要ない形にするのはどうだろう?」と考えてみるわけです。
そして、大きな負担をコンパクトにしたり、大きな負担を移動・変形したり、二つの大きな負担を一つのもので済ませられるようにすると。
まとめ
そんな風に、「いっそこっち側を変えられないだろうか?」と、頭を柔らかくして考えてみるのもいいでしょう。
家具と同じように、楽しみとか、負担とか、仕事の形とか、人付き合いの形も、柔軟に変えてみようとするわけです。
すると、今までとは違った発想が生まれるんじゃないかと思います。
そういう「変えられないと思っていたことを、変えられると気づくこと」が、クリエイティブな発想だと言えるかもしれません。
ということで今日は、しんどいことは「いっそ変えられない側を変えるとどうだろう?」と考えてみよう、というお話をしてみました。
今日はここまで~。