今日は短めに、お金のお話です。
「好きなものがあって自由であれば、意外と生活費は安くできる」、というお話です。
働くために意外と多くのお金を使っている
興味深い記事があったので、ご紹介。
仕事に縛られなければ生活費は安く済む。1億円を貯めて31歳でリタイアした女性からの助言(Business Insider)
この記事は、「私達は働くために、意外と多くのお金を使っているよね」ということを語っています。
言われてみると、これは結構あるように感じます。
例えば「車が必要」というのは、その根底に「仕事で多くの時間を圧迫されるので、通勤や買い物の移動時間を短縮するために、車が必要」ってことがあるように感じます。
家賃もそうで、もし住める場所を自由に選べるなら、高価な地域に住む必要はなくなるわけで。
時間給労働で換算しない
それとか、「仕事で疲れたから、外食で済ませよう」とか、「仕事で時間がないから、簡単に買える弁当やお惣菜で済ませよう」みたいに、食費がかさむこともあって。
少し本題からはそれますが、この根底には、「1時間働けば、時給換算でこれだけのお金が入る。なら自分で準備して作るよりも、その時間を働いて、弁当や食堂で済ませる方が収益は増える」という計算があるように感じます。
いわゆる、「落ちている1円を拾うな」的な、「その時間を労働に割けば、より収益を増やせる」という考え方です。
でもこれって、時間給労働をしている人で、なおかつ仕事が苦でない人にのみ当てはまる発想なんですよね。
不労所得を主に得ていたり、投資をしていれば、だいぶ感覚は変わるように感じます。
例えば1円を種にして、作物と同じように育てて実を結べば、もっと大きな収穫が得られるわけで。
自由がたくさんあれば、小さなお金の大小よりも、「気持ちよく生きられる方を選ぼう」とできます。
なら、「お金を拾えて気持ちよくなれるなら、拾う。気持ち悪くなる状況なら、拾わない」と、好みで判断できます。
生活費も同じで、自由がたくさんあれば、仕事を基準に「拾わない方が得、拾う方が損」、「使う方が得、使わない方が損」に縛られることも減るかと思います。
「好きなもの」も、生活費を安くしうる
で、「好きなものを持つ」ことでも、生活費は安くしうるように感じます。
一番大きいのは、「憂さ晴らし」を減らせることですね。
嫌な仕事をしていると、どうしても憂さ晴らしや気分転換が必要になってしまいます。
すると「こんなに嫌なことをしたんだ、遊ばなきゃ仕事なんてやってられない」となってしまって。
これは言い換えると、「嫌なことをして稼いだお金で、嫌なことを続けるためにお金を使う」という泥沼にはまってしまう、とも言えるでしょう。
でも、好きなことがあれば、憂さ晴らしも減らせるし、それを収益にできることもありますからね。
それに、意味あることであれば、人生も充実できますし。
まとめ
なので自分で生活を作れる人ほど、自由さを増やせば、生活費は安くできるように感じます。
料理を好きでできるとか、家事をあまり苦もなくこなせるとか、好きで作ったものを分かち合えるとか、そういう人向けですね。
ある意味、そういう人ほど自由の価値が高くなるんだと。
これが分かると、「何億円も稼がなくても、意外と少ない額でも生きられるかも」と分かって、希望が見えるかもしれません。
ということで今日は、「好きなものがあって自由であれば、意外と生活費は安くできる」、というお話でした。
今日はここまで~。