今日は、時代の流れについてお話ししてみましょうか。

「何が正しいのか分からない時代なので、変化に対応できるようにしておこう」というお話です。

 

今は、変化する時代

ということで、今日のネタ記事。

「ドイツに気候変動の影響」 豪雨被害、未経験の規模(日本経済新聞)

アメリカでは熱波と干ばつが大変なことになっていますが、ヨーロッパでは雨が大変なようで。

ロシアでも、熱波で本来なら凍っている場所に、山火事が起きているとか。

 

私の中では、こういう変化が、今後政治とか会社、人の欲望に利用されていくように思います。

そしてそれによって、「何が本当の原因で、何が大切な対策か、分からない」という事態を生んでいくだろうな、と予想しています。

 

すなわち、私の見立てでは、「今後はもっと何が正しいか分からなくなるし、混乱と変化が大きくなる」という予想です。

すると、「今は変化に対応できるようにしておこう」と分かって、精神的にも物質的にも、準備量を多くできて安全を確保できるかなと思います。

 

「不安や恐怖」と「欲望」は、表裏一体

ちなみに「不安や恐怖」と「欲望」は、表裏一体のものです。

「不安や恐怖」が自分に向くと、安全を確保しようとします。

一方で、「不安や恐怖」が外部の人やものに向くと、欲望となって「欲しい」とか「支配したい、コントロールしたい」となります。

だから、必要以上に確保しようとするし、さらには批判とか攻撃が増えるし、権力者はより監視とか支配力を強めようとします。

結果として、対立とか戦い、混乱が広がってゆくと。

 

さらには、不安や恐怖は、人の思考力を奪いますからね。

「コロナウイルスが起きたら、トイレットペーパーに人々が殺到した」みたいに、人は恐怖を感じると、不可解なことでも起こしてしまいます。

だから、世の中で恐怖があおられるほど、理解不能なことでも起きえてしまうわけです。

そして今は、コロナウイルスの混乱もある上に、さらに気象変動、海外ではインフレ(お金の価値が落ちてゆくこと)の問題もあって、不安が広がりやすい時代のように思います。

 

陰謀論よりも、「便乗の陰謀」の方が影響度が高い

で、私の中では、陰謀論はもはやどうでもよくて、「便乗の陰謀」の方が影響度が高いように思います。

陰謀論は、「変化を仕掛けた人」だと言えるでしょう。

一方で「便乗の陰謀」とは、「すでに世の中に起こった変化を、これを機にうまく利用してやろう」とたくらむことですね。

そしてそういう「便乗する人たち」の方が、影響度が圧倒的に多いように思います。

 

例えばコロナウイルスでも、そういう「この騒動を利用して、こうしてやろう」という、「便乗の陰謀」の方が多いように思います。

製薬会社は「せっかくワクチンを作ったんだから、これを機に、一気に世界中に、継続的に売れるようにしよう」とたくらんだり。

海外の新聞社やマスコミの場合、「これを機に、あの気に入らない政敵を引きずり落としてやろう」とたくらんだり。

もしくは、国家や政治家の場合、自分たちの不祥事を隠したり、支配力を高めるためのきっかけに使ったり、対立国を引きずり落とす材料、交渉材料にしようとしたり。

 

SNSでも、よくあるでしょ。

何か問題が起こったら、「あの政治家の問題だ。奴をやめさせろ!」とか強引に因果関係をこじつけて、自分の欲求を実現させようとしている人とか、勢力が。

そんな風に、無理矢理にでも悲劇的な出来事にこじつけて、利益を得ようとしたり、安全を確保しようとするわけです。

 

私の中では、おそらく気象変動も、そういう流れに組み込まれていくだろうな、と予想しています。

 

何が真実で、何を信じればいいのか、分からなくなる

こういう風に、いろんな人がいろんな思惑で現実を利用し始めると、何が真実で、何を信じればいいのか、分からなくなるんですよね。

それは、数値ですら信頼できなくなるものになります。

例えばコロナウイルスでも、「交通事故で死んだ人」でも、死後に検査して陽性であれば、「コロナウイルス死者数」にカウントされる国や地域があるわけです。

なら、本来なら数値は信頼できるものなのに、評価方法が操作されることで、数値自体が信頼できなくなります。

 

他にも、「科学的に証明されている」という言葉がありますよね。

まぁ私からすると、イカれた宗教とか、イカれたスピリチュアリストほど、そういう「科学的に証明されている」という言葉を好んで使うようにも見えるんですが(笑

 

でも、「科学的に証明されている」と言っても、その反対の事例も科学的に証明されていたりするんですよ。

例えば、「この食べ物は、身体にいい」という研究結果もあれば、「この食べ物は、身体に悪い」という結果もあったりして。

環境団体は「これが気象変動の原因だ」と言っていても、他の科学者は「こっちが原因だ」と言っていたり。

なのに、それぞれがその片面だけを取り出して、「科学的に証明されている」と、自分の都合のいい方に利用しているわけです。

 

こうなると、もう何が正しくて、何が間違っているのか、そして何を信頼していいのか、分からなくなりますよね。

 

これから作られるものは、すべて砂上の楼閣

なので、「これから組み立てられる制度や対策は、すべて砂上の楼閣だ」と思うのもいいように思います。

というのも、何が正しいのか分からないので、「土台となる前提条件が、実は間違っていました」と判明するだけで、その制度や対策は変更せざるを得なくなるからで。

 

実際に、今はイギリスでは「コロナウイルスは恐ろしくないものだ。規制を解除しよう」として、一方でフランスでは、「恐ろしいものだ。規制を強めよう」としているわけです。

なら、少なくともどちらか、もしくは両方が、将来的に大きく変更される可能性がありますよね。

まぁ、もちろん「両方とも正しかった。両方ともそれがベストだった」という可能性もあるんですが(笑

 

世の中は「真実の方向に動く」とも限らない

だいたい、世の中は「真実の方向に動く」とも限りません

間違った方向にも、普通に動きうるわけです。

先述したように、トイレットペーパー買い占めに向かったり、戦争に向かったり、少数民族排斥に向かったり、一部の業種いじめに向かったり、いろんなことが起きます。

以前も触れたように、「真実が勝利する」ではなく、「勝者(生き残った側)が歴史を作る。そして勝者にとって、不都合な部分は風化する」ですからね。

そして、何らかの思惑が乗っかった政策は、真実が明るみに出たからといって、動きが変わるとも限らないわけで。

 

だから、「真実が生き残る」という前提で判断するのが最善ではないこともある、と言えるようにも思います。

重要なのは、世の中がどう動いていくのか、それを見てゆくことかなと。

それは、「間違った方向に、一斉に進むこと」も含めて、ですね。

 

ちなみに私の中では、「環境変動は、これからは戦争と同じ扱いになっていくだろうな」と予想しています。

国は、経済問題とか内部問題が大きくなると、よく「この国が問題だ」と論理をすり替えて、戦争に向かわせることで自分たちを正当化しました。

今はなかなか戦争ができない状況なので、戦争の代わりに、「気象変動が問題だ。これと戦うべきだ」と、そこに便乗しそうに思います。

特にドイツはその傾向が強くて、いろいろ世界中を巻き込んでいる感覚があるので、「絶対正義の戦い」、「人類のための戦い」には注意する方がいいようにも思います。

 

まとめ

なので、私の見立てでは、「今後はもっと何が正しいか分からなくなるし、混乱と変化が大きくなる」という予想です。

そして、私の中では、「これが真実だ」と決めてかかるよりも、「分からないし、変わりうる」を前提にする方がいいように感じます。

 

すると、変化があってもいろいろ対応しやすくなるかなと思います。

 

まぁ、日本にもそろそろ(1~2年以内ぐらいの期間単位で)、インフレ(お金の価値が落ちて、ものの値段が上がること)が来そうに感じます。

なのでこの夏でも、お金を使って楽しめることで、やってみたかったことは、十分楽しんでおくといいかなと思います。

 

ということで今日は、「何が正しいのか分からない時代なので、変化に対応できるようにしておこう」というお話でした。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share