今日はタイトルのように、話題になるための一つの考え方をご紹介しましょうか。
「素人向けの無難なものを作るより、玄人向けのぶっ飛んだものの方が、話題になりやすい」というお話です。
ファンの数を増やしたい場合、今回の話は参考になるかと思います。
ありふれたものは、話題にならない
クリエイターの場合、作っているものは、話題にしてもらいたいものですよね。
で、普通は「多くの人に楽しんでもらえるクオリティにすれば、それだけ話題になる」って思いますよね。
でも、実際にそれをやってみると、なかなか話題にならないものなんですよ。
というのも、「多くの人に楽しんでもらえるように」っていうのは、ほとんどの場合、「ありふれたものにする」って意味になっちゃうわけです。
ありふれたものは、誰も話題に上げないものなんですよ。
そこで、あえて「ド玄人にしか分からないほどの、ぶっ飛んだものを出す」、という考え方を取り入れてみるといいかと思います。
すなわち、「あの人は狂ってる」って言われるぐらい、徹底的に内容を濃くして、ほんの一部の人にしかウケないようなものにするわけです。
すると、逆に話題になることがあるんですよ。
人は「常識が覆された時」に、話題にする
だって、人が話題にする時って、「常識が覆された時」ですよね。
それは事件でも事故でも、常識外れなほど、人は人に言いたくなるものです。
それと同じで、良くも悪くも「ぶっ飛んだもの」にすると、話題になるわけです。
特にニュースサイトみたいなところに取り上げてもらうなら、ぶっ飛んだものの方が効果があります。
内容を濃くしまくって、「ここまでやるのか」っていうのを全面に出してみるといいでしょう。
すると、それが大好きな人たちのコミュニティとつながるんですよ。
ホラーが好きなら、ホラーが集まるSNSとか掲示板で話題になるわけです。
例えば私の場合、アニメ風キャラが出るFPSゲームを作ったんですよ。
すると、国産FPSはほとんどなかったので、それだけでFPS系ニュースサイトに取り上げてもらったり、話題にしてもらえましたから。
「アニメ風の国産FPS」ってだけで、ぶっ飛んだ内容だったわけです。
コミュニティに知られれば、後は安泰
で、そのコミュニティに知られさえすれば、後はそれなりに安泰です。
クオリティ相応に売り上げは伸びていきます。
リリースごとに、コミュニティで「あの人がこういうの出したみたいよ」と話題になりますから。
そして、だいたいどの世界にも、「人柱になる」というような新しいもの好きで試しに買ってみるような人はいるものです。
なので、そういう人たちが感想をコミュニティに伝えることで、クオリティ相応に「こういう風に楽しめたよ。こういう人向け」みたいに評価されるようになります。
でも、多くのクリエイターの場合、そのコミュニティにつながっていないから、リリースしてもなしのつぶてで終わっちゃうんですよね。
クオリティはちゃんとしているのに、たった2冊、3冊ぐらいしか売れないと。
それは当然ですよね。
ファンが全然いなくて、認知度が全然ない状態でリリースをしても、売れないものですから。
まとめ
そういうこともあって、最初にファンの数がいなくて苦しんでいる場合、とにかくド玄人向けの、濃いものを作ってみる、という考え方をオススメします。
最初に素人向けを作っても、全然話題にならないんじゃないかなと思ったりもします。
「この人、狂ってる」という評価は、褒め言葉ですね。
それぐらいをあえてやり続けていると、インパクトを出せて、話題になって、一点突破できるんじゃないかと思います。
ということで、今日は「素人向けの無難なものを作るより、玄人向けのぶっ飛んだものの方が、話題になりやすい」というお話をしてみました。
今日はここまで~。