今日は、楽しむことについてお話ししてみましょうか。
人は、「楽しみ方」を求めている、というお話です。
昨日の記事で、「今の時代は、みんなが求めるものは満たされてきた」って言いましたよね。
実際、多くの人が衣食住には困らなくなってきた時代なんですよ。
なら、今の時代は何が求められているのかというと、「楽しみ方」だと思うんですよね。
「ワカコ酒」の楽しみ方
ちょっとした漫画のニュースをご紹介。
「ワカコ酒」ぷしゅーっとTVアニメ化決定、4月からはドラマの地上波放送も(コミックナタリー)
「ワカコ酒」っていう漫画があるんですよ。
内容は、酒飲みの女性がひとり街を歩いて、どこかの料理屋なりに入って、酒と一緒に一品を楽しむだけ。
言うなれば、ドラマも盛り上がりも何もない作品なんですよね(笑
でも、私はこれに結構はまったんですよ。
というのも、この作品には、「料理の楽しみ方」があるんですよ。
「こういう日には、これを食べよう。そしてこの料理は、こうやって食べると楽しめますよ」
「ここを最初に食べるのがたまらなくて、ここの部分が美味しくて、これとはこういう風に合わせると、もう最高なんですよ!」
そういう「楽しみ方」を語っている作品なんですよね。
「これと似たような感覚を、最近味わったな~」と感じたんですが、ようやくつながりました。
「我が家にはこういう事情があって、この商品を買いました。こういう商品だったので、こうやったら楽しめたよ!」
という構成とぴったり一致するんですよね。
「だから面白く感じるのか!」と納得したわけですが。
「楽しみ方」が求められる時代
私たちは、基本的な欲求が満たされるようになると、次は「人生を楽しみたい」と思うようになります。
それは、「好きなことをして生きていきたい」とか「好きなことを仕事にしたい」という大きなことから、「毎日を楽しみたい」、「朝のワンシーンを少しクオリティUPして、彩りたい」という小さなことまで、全てに当てはまります。
すると、日常場面であったとしても、「こうすると、楽しめるよ」というクリエイティビティーが求められるようになるんですよ。
例えば、「普段食べている肉じゃが、普通に食べてますよね。でも、ちょっとしたこういう工夫をしてみてくださいよ。もう最高なんですから!」とか言われたら、やってみたくなるものですよね。
ワカコ酒とかコストコ通って、まさにこれなんですよ。
だから、クリエイティビティーが高い人ほど、ワカコ酒を楽しめるんじゃないかと思います。
ここには、その人なりの「工夫」がありますから。
それが実際は「他にいい楽しみ方があるよ」と思っていたとしても、自分の好みには合わなかったとしても、「面白い」と感じるものです。
クリエイティビティー、すなわち「ベテランの楽しみ方」みたいな価値観に触れることが、楽しいことなんですから。
クリエイティビティーが高い人は、きっと「うんうん、そうだよな」と納得してもらえると思うんですが。
まとめ
こういう「楽しみ方」というアプローチは、これからどんどん求められるようになるんじゃないかと思います。
少なくとも、私はこういうのは大好きです(笑
私も日々、いろんな工夫をしているんですが、「こういう時にはこれ」っていうのを見つけた時は、気持ちがいいですからね。
まさに、クリエイティビティーを発揮する時の喜びと同じなんですよ。
それを手軽に発見して楽しめるのが、ワカコ酒だということですね。
ワカコ酒の「楽しみ方」を味わえるようになれると、私が日々感じているクリエイティブな楽しみを実感できるんじゃないかと思います。
ということで、今日は「楽しみ方」についてお話してみました。
今日はここまで~。