今日は、今回の新刊本の見どころについてお話ししてみましょうか。
新刊本の見どころ
最新作の作家向け教材は、「ストーリー作家のネタ帳 イベント編1―キャラクターの王道プロット15種(仮題)」です。
今のところ、7月22日(水)にリリース&期間限定で無料配布開始予定です。
何作品も物語を書いていると、「このネタ、前も使ったよなぁ」っていうのがよくありますよね。
でも、他にネタを探そうとすると、小説とか映画とか、漫画を見る必要があるわけで、はっきり言ってそれって手間なわけで。
しかも、「自分の作品に応用したい」という場合、作品を読んで、使えそうな部分を見つけ出して、ある程度の流れの作り方を見抜いて、自分の作品に当てはめるように修正して、つじつまを合わせて……みたいに、結構な手間がかかるものなんですよ。
じゃあ、そういう「プロットレベルのネタ帳」があれば、便利ですよね。
そのネタ帳には、「王道プロット」がいくつも入っています。
だから、それなりに面白く構成することができて、失敗することがないプロットになります。
そして、簡単な作り方も掲載しているので、流れに沿って自分のキャラクターと世界観を当てはめるだけで、すぐに一本のプロットを作ることができます。
どんなキャラクター、どんな世界観でも当てはめられるような形式で説明しているので、キャラと世界観を準備できれば、すぐに当てはめることができます。
「王道プロット辞典」という位置づけ
作家向けの資料では、「武器辞典」とか、「天使や悪魔辞典」、「世界観辞典」みたいなものがありますよね。
でも、「王道プロット辞典」なんて、今までなかったじゃないですか。
おそらくこれは、「王道プロット」というのは目に見えにくいからじゃないかなと思ったりもします。
武器とか天使や悪魔、世界観とかは、目に見えるからまとめやすいですよね。
でも、「プロット展開」なんてものは、抽象的で、目に見えないわけです。
世の中には「目に見えるもの」が得意な人と、「目に見えないもの」が得意な人がいます。
で、9割ぐらいの人が、「目に見えるもの」が得意なんですよ。
でも私の場合、「目に見えないもの」の方が得意で、見抜けるという能力を持っていたりします。
そういうこともあって、今回、極めて珍しい「王道プロット集」という本を作り、リリースします。
全6巻で、プロット数は84種類ほど用意しています。
まずは第1巻として、キャラクターを主体とした王道プロットを15種ほど紹介します。
第2巻は「世界観と状況」を主体とした王道プロット15種を。
第3巻からの内容は、また後日公開してゆきましょう。
まとめ
そんな風に、今回リリースする作品は、他に類を見ないような本になってます。
もちろん、ストーリー展開を学ぶために使うこともできますし、本の中ではプロット構築テクニックをいくつも紹介しているので、プロット技術を学ぶ教材としても使えます。
実際、「プロットレベルでの技術を挙げてください」とか言われても、多くの人が「伏線」と「どんでん返し」ぐらいしか言えないんじゃないでしょうか(笑
思い出で泣かせる「あの技術」とか、ヒロインや仲間と戦ったり恨む場合にすっきり解決できる「あのコツ」とか、敵か味方かを分からなくする「あの見せ方」とか、別世界のヒロインとでもハッピーエンドになれる「あのテクニック」とか、自己犠牲でかっこよさを演出する「あの演出」とか、プロットテクニックにもいろいろあるんですよ。
そういう風に、「即戦力にできるプロットネタを探す」という点だけでなく、「プロットの構造や種類、技術を学ぶ」という点でも、大きなノウハウ集として利用できるでしょう。
ということで、最新刊の作家向け教材「ストーリー作家のネタ帳 イベント編1―キャラクターの王道プロット15種(仮題)」を、お楽しみに。
現在、最終チェック中です。
今日はここまで~。