今日も短めに、作り方についてのお話です。
「すぐに途中でやめちゃうこと」への私なりの考え方を語ってみましょう。
私はあんまり途中でやめるタイプではなかったり
次回作ですが、いろいろもがきながら作ってます。
ようやく半分ぐらいは仕上がったかな、という状況です。
多分、仕上げることはできるかなと思います。
ふと思うと、私は結構「作り始めたら、確実に仕上げる」というタイプかなと思います。
あんまり途中でやめるタイプではないと。
だから、仕上げることに対する自信は、結構あるんですよ。
「完成形を柔軟に縮小できる達人になる」発想
時々「私はすぐに途中でやめちゃうタイプなんです」という人がいるんですが、これはちょっとした工夫で回避できるように感じます。
それが、「完成形のイメージを仕上げる達人」になるのではなくて、「完成形を柔軟に縮小できる達人」になる、という発想ですね。
これが分かると、だいぶ楽になるように感じます。
そのために、3つの私なりのアイデアとコツをご紹介してみましょう。
途中でやめていいし、開始決断を遅らせてもいい
一つ目は、「途中でやめた形で仕上げればいい」ということです。
例えばストーリーでも、途中で書くのをやめたら、そこで無理やり完結させて終わらせればいいわけです。
いわば、脳内にある「完成形はこうあるべきだ」という形を手放して、強引に完結させると(笑
実際に、私の前作(プロット生成/伏線管理システム)でも、当初イメージしていた「こうできたらいいな」という姿からすると、だいぶ小さいですからね。
そういう「途中までを全体に変える」という感覚を身につけるだけで、だいぶ楽になるかと思います。
二つ目は、「開始決断ポイントを後回しにすればいい」ってことです。
これはいわば、最初は「作れるかどうか分からないから、とりあえず着手してみよう。できなかったらやめよう」とするわけです。
で、いろいろ進めてみて、仕上がりそうなら本格的に着手を決断すると。
実際に私の場合、「次回作はこういうのを作ります!」とは、事前に言わないんですよ。
それは、仕上げられるかどうか自分でも分からないからですね。
で、本当に完成が確信できた時に、初めて告知すると。
なら、「宣言したのに没になる」というのがなくなって、自信を保てます。
「興奮しやすいもの」がある
3つ目として、人によっては「脳内興奮物質が出やすいもの」の傾向があるように感じます。
私の場合、ロジック作りが絡むと、もうすっごい興奮できるんですよね。
で、そこから外れると、私は断念しやすいんですよ。
例えば一度、「ぬいぐるみ作りをやってみたい」と思って材料を買ってきたんですが、最終的に手つかずで終わってしまって。
それとか、「楽器演奏してみたい」と、これは結構周期的に手を出していたりするんですが、すぐに終わって。
どうでもいいんですが、私は「右手と左手を別々に動かす」ができない人なので、例えばドラムとかピアノとか、全然できないんですよ(笑
PCキーボードのブラインドタッチは「1つずつ押す」なのでできても、「左右の手を同時に別々に動かす」ができないと。
なのでそういうのができる人は、すごい尊敬するんですが。
逆に、ロジック作りが絡むのは、ブログだろうが本だろうがプログラミングだろうが、もう大興奮できると。
私の場合、そういう「空間処理よりも、時系列処理の方が得意だったのか」と分かると、「楽器演奏よりも、作曲とか指揮監督、編成に興奮できるタイプだな」と分かったりもして。
そういう自分の傾向を知るのも、いいかもしれません。
まぁそれが分かっていても、いろいろ手を出しちゃうものなんですが(笑
まとめ
そんな感じでやってみると、「すぐに途中でやめちゃうこと」に対して結構気楽にできるかと思います。
「イメージを仕上げる達人」になるのではなくて、「完成形を柔軟に縮小できる達人」になる、という感覚ですね。
「途中でやめてもいい」と分かったら、無理に進む必要はありませんからね。
すると、「途中まで行ったところで、形にすればいい」と分かります。
人生も同じで、無理に大成功しなくてもいいように感じます。
「私はここまで行けた、後の部分は後続の人に託す」でも、いいかなと。
そういうのも、一つのスタイルかなと思ったりもします。
ということで今日は、「すぐに途中でやめちゃうこと」への私なりの考え方を語ってみました。
今日はここまで~。