今日は、クリエイティブな考え方の、短いお話です。
「遊びは本気でやるから面白い」というお話です。
Fight of Animalsというネタ系ゲーム
最近知った、ネタ系ゲームのご紹介。
Fight of Animals(Steam)(Nintendo Swith版はこちら)
2019年に台湾のインディーズ制作チームがリリースした、動物系の格闘ゲームなんですが。
これ、Twitterで流行になったネタ系動物画像がキャラの元ネタになっていたりします。
いわゆる完全な「ネタ系ゲーム」なんですが、キャラの個性があるのにゲームバランスがとてもよくて、プレイしても十分に楽しめるようで。
こういう「一見では完全にネタ的な遊びなのに、中身はしっかりと作り込まれている」っていうのは、素晴らしいですよね。
すなわち、「見た目は遊びやネタなのに、中身は本気。だから素晴らしい」ということです。
「かまいたちの夜」オマージュの観光キャンペーン「かまえにたちよる」
もう一つ、ネタ系のイベントをご紹介。
『かまいたちの夜』をオマージュした大分県佐伯市蒲江の周遊体験型イベントサイト“かまえにたちよる”が公開(ファミ通.com)
これは大分合同新聞社の社員が作った、「かまいたちの夜」オマージュの観光系サイト「かまえにたちよる」なんですが(笑
これも、思いっきりネタ系ですよね。
私は中身は見ていませんが、コンセプトのインパクトはすごいでしょ(笑
しかも「蒲江(かまえ)」という地名を生かしたネタなので、まねされにくいし、独自性があって。
ちなみに、最初は「かまえたちの夜」というアイデアだったようで。
でも、観光系で「夜」は合わないので、「かまえたちの昼」にしたらなんか変で、そこから最終的に「かまえにたちよる」になったとか。
遊びは全身全霊でやる方が面白い
私はこういう風な、遊びやネタを全身全霊で取り組むのが好きだったりします。
「遊び」って、なんだか「手を抜いてやるようなもの」ってイメージがあるじゃないですか。
でも実際の遊びって、「本気でできることが遊び」なんですよね。
だって、ゲームでも遊びでも、手を抜くようになると、飽きてつまらなくなりますからね。
だから遊びは本来、全身全霊でやる方が面白いわけです。
手を抜いてやるものは、遊びではなくて、「気分転換」ぐらいかなと思います。
それは制作でも同じで、ネタ系だからこそ、しっかりと中身までネタを生かして面白く仕上げるんだと。
そうすることで、ネタが輝くんですよね。
まとめ
そんな風に、ネタでも遊びでも、本気で取り組むから面白くなるように感じます。
逆に、変に手を抜こうとするほど、飽きやすくなってしまうように感じます。
だから、時にはネタに走ったり、自分のキャラや性質とは正反対なものに走ってもいいと思うんですよ。
その場合でも、本気で作り込んでみると。
すると、そういう本気度が面白さを作るように思ったりもします。
ということで今日は、「遊びは本気でやるから面白い」というお話でした。
今日はここまで~。