今日は、「こういう商品もあるのか!」という、クリエイティブなお話です。

今回は、「あの布」という商品をご紹介してみましょう。

 

「あの布」という商品があった!

興味深い新商品を見つけたので、ご紹介。

「あの布」公式サイトはこちら

 

いわゆる同人誌即売会で使う、テーブルクロスに、便利なポケットをつけちゃった!という商品ですね。

まぁ同人誌即売会に限らず、公民館でやるようなガレージセールやフリーマーケットの場合、自分で持ち寄った作品や商品をその場で売ります。

そのときに、いろいろ飾り付けやPOPを付けたり、デモを見せることで、作品や商品を魅力的に演出するわけです。

その飾り付けの一つとして、テーブルクロスがあります。

で、そしてそのテーブルクロスに小道具入れを縫い合わせて便利にしたものが、上記の商品ですね。

 

「自分が欲しい」と思った工夫を、そのまま商品にしちゃう!

いや~、これ、予想外の発想ですよね。

ありそうでなかった商品というか、きわめてニッチで、でも「欲しい!」と感じるもので。

即売会で売り子さんをした人なら分かるでしょうが、テーブルの上はできるだけ商品の陳列に使いたいので、必要な小道具はテーブルに置きたくないんですよ。

でも、机下に置いたりすると取りにくいし、面倒で。

 

そこでこういう商品があると、最高ですよね。

まさに、「自分が欲しい」と思った工夫を、そのまま商品にしちゃったといういい事例で。

 

より便利に、より売れる商品にする工夫

私がより工夫をするならば、テーブルクロスとして売るのではなくて、ポケットの部分だけを売ることも考えるでしょう。

この商品の問題点は、「自分が希望するテーブルクロスの布ではできない」という問題があります。

だから公式サイトでは、「布地を送ってくれれば、あなたのテーブルクロスの布で加工します」とかいう加工サービスをされているんですが。

でも、それって依頼する側も作る側も手間ですよね。

 

そういう場合でも、ポケットの部分だけを作って、それを安全ピンなどでテーブルクロスにつければいいわけです。

こういう布地はお客に見せる必要はないので、そこで生地の種類が違ったとしても問題はありません。

ならば、ユーザーはポケットをいろんな組み合わせでそろえられるので、自分に合ったスタイルでポケットを用意できて、もっと使いやすくなると分かります。

また、洗濯もしやすいですしね。

 

そういう「この商品は、こう使う」というスタイルを提案することで、お客さんは欲しくなるわけですね。

この場合、「このポケットと安全ピン12本で、快適な同人イベントライフを!」みたいなライフスタイルを提案することになるでしょう。

現状で売っているポケット単体は、テーブルクロスと一緒に使うことが前提となっているので、使いにくいんですよね。

どんなテーブルクロスにも合わせられるようなポケットがあれば、より使いやすくなりそうな予感です。

 

まとめ

そういう風に、問題と工夫をどんどん重ねていくことで、一つの商品をブラッシュアップしていくわけです。

身近な工夫から、商品を作れるいい事例だなと思います。

 

ということで、今日は「あの布」という商品事例をご紹介してみました。

今日はここまで~。

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