今日は、クリエイティブなお話です。

悩みをビジネスにした具体例として、背の低い女性向け衣服の例を見て見ましょう。

 

「自分は普通とは違う」という悩み

「自分は普通とは違う」という悩みを持つことって、ありますよね。

「私って、こういう性質があるから、いつも悩んでいる」

「普通の人はこれで合うのに、自分はこういう体質だから一般的なものは合わなくて、普通の人がうらやましい」

「私に合うものが、どこにも売ってない」

……みたいな。

 

人によっては、もう山ほど思いつくんじゃないかと思うんですが(笑

 

でも、こういうものが、自分なりのビジネスのネタになったりするんですよ。

ということで今日は、そういう「自分に合うものがない」という悩みをビジネスにした具体例を見てみましょう。

 

「身長が低すぎる人が着る服」という悩みをビジネスにした例

興味深いツイートがあったので、ご紹介。

身長が低すぎる二人の女性が、 「自分のサイズに合う、欲しいデザインの服がなかった」という悩みを抱えていたわけです。

タイプの服があったとしても、サイズがなくて、いつもあきらめていたようで。

それどころか、好きな服のデザインを見つけるよりも、まずはSサイズの服を見つける方が大変、みたいな状態だったとか。

 

たった2~3ヶ月で実現しちゃった!

そういうときに、「じゃあ、自分で作ってみれば?」と言われて、たった2~3ヶ月という短期間で実際に好みの服と、そのビジネスを作っちゃったと。

それでできたのが、cohinaというブランド(オンラインショップ)です。

見たら分かりますが、「150cm前後の小柄な女性に合う服」という、すっごい限定的な服を扱ってます。

 

こういうノリがいいですよね。

まさに、「なければ作る」、「そのついでに分かち合って、喜んでもらう」みたいな。

まずは自分が満足するものを作って、その豊かさを周囲に分かち合う、という流れです。

 

自分が小さくて悩んでいたから、小さい人の悩みがよく分かって。

だから、欲しいものが分かるわけです。

 

条件を限定するから、無駄なものを取り払える

で、こういう風に条件を限定できれば、無駄なものを取り払ってすっきりできるんですよ。

例えば上記の服デザインでも、お客は150cm前後と限定しているから、複数サイズを作る必要がありません。

まぁウエスト周りでサイズ変化はありえますが、それを工夫して1サイズでできるようにすれば、1つのサイズだけで売れるようになります。

これは、制作コスト的にも在庫的にも、とても楽になることです。

 

それに、買う側も試着をする必要がなくなって、だから実店舗を持つ必要もなくて。

なので、オンラインショップで、低コストで運営できると。

そして低コストでできるからこそ、失敗を恐れずに、どんどんと新しいことに挑戦できるわけですね。

 

いろんな工夫をしてクオリティを高め、広げていこう

撮影用モデルさんも、インスタで見つけてモデルをしてもらったとか。

こういう部分も、低コストで実現する工夫があって素晴らしいですよね。

 

で、制作者がそういう悩みを抱えていたら、たいていSNSとかで、そういう同じ悩みを持つ人とつながっているものなんですよ。

だいたい悩みが深いものほど、似たような悩みを持つ人とつながってるでしょ。

すなわち、何もしなくても、既に潜在的なお客を持っているわけです。

すると、自分のSNSでリリース告知をすると、そういう潜在顧客に直接アプローチできるので、変に宣伝をしなくても広がると。

 

なら、制作コストもかからず、宣伝コストもかからず、自分の悩みを原料に、自分にできるもので作品を作って売ることができると分かります。

自分が持つ「見えない資産」を、うまく使って広げたいい例ですよね。

 

まとめ

そういう風に、自分の悩みをビジネスにもできるわけです。

すると、悩みが深ければ深いほど、なんかいいビジネスになりそうな気がします。

 

後は、「じゃあ、自分で作ってみれば?」という発想じゃないかと思います。

そこで自分なりの工夫を加えて、いいものを作って、分かち合うと。

すると、自然と自分の「見えない資産」を利用できて、うまく回るかもしれません。

 

ということで今日は、悩みをビジネスにした具体例として、背の低い女性向け衣服の例を見て見ました。

今日はここまで~。

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