今日はクリエイティブなお話です。

「美味しくするにはポイントがある」というお話をしてみましょう。

 

コストコ通の工夫が面白い

私が好きなブログに、コストコ通があったりします。

いや、私の近所にコストコ(業務向けみたいなスーパー)なんて全くないし、コストコに入ったことすらありませんが(笑

 

でも、このブログはいろんな工夫があって、「そういう工夫もあるのか」と楽しめているんですよ。

例えばこの記事のアップルキャラメルデニッシュというパンでは、ブログ主さんは「洋風なパンなら、ホイップクリームが合うかも」と試してみたり。

それとか、生地がベトベトだった場合、「トースターで焼いてみたらどうだろう?」と試してみたり。

それで、「おお、パリッとなって、こっちの方がいい!」と発見して、より美味しく食べられると。

 

美味しくするにはポイントがある

で、こういうのを見てると、「美味しくするにはポイントがあるな」って感じるんですよね。

食品系なら温め直してみたり、オーブンやトースターで焼いてみたり。

フルーツとかスイーツ系なら、逆に冷やしてみたり、冷凍してみたり。

他にも、「こういうのに合わせると美味しそう」みたいな、そういう組み合わせの王道みたいなものがあって。

 

それに関して、以前にいい例があったので、もう一つ工夫例を紹介してみましょうか。

コストコ通ではありませんが、海外で食べ歩きをしているアメリカ人のYouTuberがいるんですよ。

その人がどこかのビュッフェ(いろいろ選んで食べられる食べ放題形式の店)に入って、美味しそうな中華の豚肉ロースト料理があったので頼んでみたと。

 

「豚の脂」をどう食べるか

で、それは豚肉料理というよりも、豚の脂そのものなわけです。

見た目は豚の角煮っぽくてすごく美味しそうなんですが、口に含むと、「これはただの油やん!」みたいになって、その人には到底食べられない代物で。

そこはビュッフェだし、残すのも悪いし、その動画主さんも残さず食べきりたいと。

 

そこで工夫したアイデアが、面白かったんですよね。

彼は「油か」と納得すると、「パンはないかな? パンに挟めば美味しくなるかも」と思いつきます。

そして中華の饅頭(マントウ:肉まんの中身のない衣だけみたいなやつ)を取ってきて、挟んで食べてみると、とても美味しかったようで。

それでぺろりと完食して、「これはイケる。こういうのなら、もっと食べてもいいかも」と語ったわけです。

 

「こうしたらうまくいきそう」というポイント

これも、美味しくする一つのポイントですよね。

この原理は、言うなればパンとバターの関係と同じです。

バターそのものを口にしても、「これは香りのある油やん」って、結構きついですよね。

でも、バターをたっぷりパンに塗ると、パンもバターも美味しくなると。

それと同じメカニズムで、饅頭に豚の脂を挟むと、両方とも美味しくなるわけです。

 

そういう風に、「こういうのは、こうしたらうまくいきそう」っていうポイントは、いろんなところにあるように感じます。

それは料理の食べ方だけでなくて、私達の個性についても同じです。

 

例えば私の場合、「理屈っぽくて話が長い」っていう個性があるかもしれません。

その場合、「分かりにくいものを説明する状況を組み合わせると、分かりやすく示せる」みたいなポイントがあるかもしれません。

もしくは、「本のように長く読める媒体と組み合わせると、長文をさらさらと書ける」というのもあるかもしれません。

 

他の人だと、「ついしゃべりすぎてしまう。そしてボケだけでツッコミができない」って個性があったとしましょうか。

その場合、「動画でいろいろ語る状況と組み合わせるのが合っている」とかできるかもしれません。

他にも、「視聴者からのツッコミをうまく動画に組み込むと、面白さが増す」みたいなポイントがあるかもしれません。

 

まとめ

なので、そういう「こういうのは、こうしたらうまくいきそう」というポイントに着目してみるのも、いいかと思います。

普通は、「ああいう素質があれば、私もうまくいけそうなのに」と素質自体にあこがれますよね。

そうではなくて、「私のこの性質を、どうしたら美味しくできるだろう?」と発想するわけです。

ひょっとすると、そういう性質は、「自分にとっては欠点だ」と感じているものになるかもしれません。

 

そのために、他の人の個性を見て、その個性にどうスタイルを合わせているのかを見てみるわけです。

コストコ通で言うと、「こういうパンには、ホイップクリームが合う」とか、「生地がベトベトなら、焼いてみる」とか、そういう工夫の組み合わせですね。

そういうのを見ていると、「こういう個性には、こういうスタイルが合うかも」と何となく分かってくるんですよ。

 

すると、自分にできないことをあこがれるのではなくて、自分が意識せずともできることを使って、楽に価値を作れるかもしれません。

そういう発想も、いいかなと思います。

 

ということで今日は、「美味しくするにはポイントがある」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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