今日は、クリエイティブなお話です。
「魅力にはパターンがある」、というお話をしてみましょう。
魅力的な、普遍的キャラ設定
キャラクター設定について、面白いツイートを発見したのでご紹介。
好き。 pic.twitter.com/L65NaRcDx5
— Don’t hug 手水舎 (@chozuya_ori) September 27, 2016
主従がしんどすぎて好きな主従関係まとめました。もしこういう主従がいたらどうか私にご一報ください。 pic.twitter.com/QvfBZVq6EE
— †┏┛墓石京助┗┓† (@kaiketu_nanato) October 9, 2016
こういう普遍的な設定って、いいですよね。
もうこれだけでなんか物語が作れそう!みたいな勢いになれますし(笑
主従関係の設定とか、大好物です(笑
「魅力の本質」にはパターンがある
こういうのが、「魅力の本質」かなと思います。
すなわち、世の中にはいろんな魅力がたくさんあるように見えて、本質は結構パターンがあると。
で、その本質を射貫くことができていれば魅力的になるし、外せば「よく分からない」と感じるものになるわけです。
これはキャラクター設定とか物語だけでなくて、アクセサリーであろうがコスチュームであろうが、作品なら何でも当てはまるかと思います。
例えばアクセサリー一つにとっても、ただきらきら輝くものとか、きれいなものを作ればいいわけではありませんよね。
コスチュームでも、ただフリルをつければいいというものでもないと。
きれいなものを作っているのに、全然売れない人とか山ほどいます。
さほどクオリティが高くなくても、魅力を作れる
逆に、さほどクオリティが高いわけでもないのに、魅力を感じるものもあります。
で、だいたいそういうものには、「魅力の本質」が含まれているんですよね。
その「魅力の本質」とは、例えばアクセサリーやコスチュームで言うと、それらを身につけることで、「周囲から自分がどういう人間に見られたいか」もしくは「自分がどういう人間になりたいか」という気持ちを見抜けることかもしれません。
すると、「強そうに見えたい・強くなりたい」とか、「大人っぽく見せたい・大人っぽくなりたい」、「若く見せたい・若くなりたい」、「本心を見せたくない・本心を知られたくない」、「社会に自分の特徴を訴えたい・社会に自分の特徴を認めて欲しい」みたいに、いろんな欲求が見えてくるでしょう。
こういう本質を見抜けるかどうかじゃないかな、と思います。
すると、何を作ればいいのかが分かりますよね。
私たちは、小説とか漫画とか、アクセサリーとかコスチュームを作っているのではなくて、「欲求を満たすもの」を作っているんですから。
この魅力の本質が見えてくれば、「当たる」ものが増えてきて、「外す」ことが減ってくるかなと思います。
まとめ
そんな風に、自分が持つ「魅力の本質」を考えてみるといいかもしれません。
その本質というのは、結構普遍的なものです。
すると、身近なところにあるいろんな「これ、自分の作品に使えそう」というものを見つけられて、取り込むことができると。
そして自分なりの形で表現すると、「普遍的な魅力」を持ちつつも、「世界で一つだけの特徴」を持つものが仕上がるわけですね。
普遍的なものと、個別なものは、共存できると。
そういう観点で自分の作品を見てみると、意外な突破口が開けるかもしれません。
ということで、今日は「魅力にはパターンがある」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。
補足
ちなみに「タヌキとキツネ」(アタモトさんの作品)の場合も、冒頭の「脳天気キャラ×アウトローキャラ」の組み合わせです。
ちゃんとそういう関係になってるんですよね~。