今日は、クリエイティブなお話です。

「魅力にはパターンがある」、というお話をしてみましょう。

 

魅力的な、普遍的キャラ設定

キャラクター設定について、面白いツイートを発見したのでご紹介。

 

こういう普遍的な設定って、いいですよね。

もうこれだけでなんか物語が作れそう!みたいな勢いになれますし(笑

主従関係の設定とか、大好物です(笑

 

「魅力の本質」にはパターンがある

こういうのが、「魅力の本質」かなと思います。

すなわち、世の中にはいろんな魅力がたくさんあるように見えて、本質は結構パターンがあると。

で、その本質を射貫くことができていれば魅力的になるし、外せば「よく分からない」と感じるものになるわけです。

 

これはキャラクター設定とか物語だけでなくて、アクセサリーであろうがコスチュームであろうが、作品なら何でも当てはまるかと思います。

例えばアクセサリー一つにとっても、ただきらきら輝くものとか、きれいなものを作ればいいわけではありませんよね。

コスチュームでも、ただフリルをつければいいというものでもないと。

きれいなものを作っているのに、全然売れない人とか山ほどいます。

 

さほどクオリティが高くなくても、魅力を作れる

逆に、さほどクオリティが高いわけでもないのに、魅力を感じるものもあります

で、だいたいそういうものには、「魅力の本質」が含まれているんですよね。

 

その「魅力の本質」とは、例えばアクセサリーやコスチュームで言うと、それらを身につけることで、「周囲から自分がどういう人間に見られたいか」もしくは「自分がどういう人間になりたいか」という気持ちを見抜けることかもしれません。

すると、「強そうに見えたい・強くなりたい」とか、「大人っぽく見せたい・大人っぽくなりたい」、「若く見せたい・若くなりたい」、「本心を見せたくない・本心を知られたくない」、「社会に自分の特徴を訴えたい・社会に自分の特徴を認めて欲しい」みたいに、いろんな欲求が見えてくるでしょう。

こういう本質を見抜けるかどうかじゃないかな、と思います。

 

すると、何を作ればいいのかが分かりますよね。

私たちは、小説とか漫画とか、アクセサリーとかコスチュームを作っているのではなくて、「欲求を満たすもの」を作っているんですから。

この魅力の本質が見えてくれば、「当たる」ものが増えてきて、「外す」ことが減ってくるかなと思います。

 

まとめ

そんな風に、自分が持つ「魅力の本質」を考えてみるといいかもしれません。

その本質というのは、結構普遍的なものです。

すると、身近なところにあるいろんな「これ、自分の作品に使えそう」というものを見つけられて、取り込むことができると。

 

そして自分なりの形で表現すると、「普遍的な魅力」を持ちつつも、「世界で一つだけの特徴」を持つものが仕上がるわけですね。

普遍的なものと、個別なものは、共存できると。

 

そういう観点で自分の作品を見てみると、意外な突破口が開けるかもしれません。

 

ということで、今日は「魅力にはパターンがある」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

 

補足

ちなみに「タヌキとキツネ」(アタモトさんの作品)の場合も、冒頭の「脳天気キャラ×アウトローキャラ」の組み合わせです。

ちゃんとそういう関係になってるんですよね~。

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