今日は、クリエイティブ&精神的なお話です。

「クリエイティブに生き始めると、人生に制限が加わることが楽しくなる」というお話です。

 

「クリエイティブに生きる」とは、「より制限を加えていく」こと

面白い記事を見つけたので、ご紹介。

リンキン・パークもビックリ! 段ボールで作ったフェンダーのストラトキャスター(Gizmodo)

内容を簡単に言うと、「段ボールでエレキギターを作った」というものです。

よくありますよね、割り箸で作ったとか、爪楊枝で作ったとか。それの段ボールバージョンです。

これを見たら分かるんですが、「段ボールってすごいんだな!」と思わせられますからね~。

 

こういうのって、ほんと純粋に「工夫して作るのが好き」って感覚ですよね。

言うなれば、ゲームで縛りプレイをするようなものです。

普通にゲームをプレイするのでは面白くなくなるから、使う武器に制限を加えたり、タイムアタックをすることで面白くするのと同じですよね。

 

「クリエイティブに生きる」ってのは、「より制限を加えていく」と言えるかもしれません。

この段ボールのエレキギターだって、これを作った人は、たぶん普通の素材を加工するだけじゃ面白くなくなったから、段ボールで作ったんじゃないかと思います。

他にも、こういう発想をする人って、「エレキギターを買うお金がない」みたいな場合が多いですよね。

で、「身近に段ボールがあったから、それで弦楽器を作ったら、予想以上にいい音が出て感動した」、「そこから楽器作りに目覚めた」みたいな、そんなノリが多いんですよ(笑

 

だから、クリエイティブに生きる人は、ものを少なくするのが好きなのかもしれません。

制限は多い方が、「やってやるぜ」と燃えてくるわけですね(笑

 

「人生に求めるもの」を下げると、解決策が見つかる

「自分の人生は難易度が高すぎる」と感じる場合、それは「人生の難易度が高い」のではなくて、「自分が求めるものが高すぎる」ように思います。

きっと、親や周囲から過剰な期待を背負わされて、「周囲の人よりも優秀でなければならない」と思い込んでしまって、そう思うようになったんでしょう。

そして競争に明け暮れて、勝てなくて落ち込んで、自信を失っただけだと。

 

その場合、人生に求めるものを少し下げるといいでしょう。

「みんなが優れたギターを持っているけど、自分には与えられなかった。しかも、周囲には段ボールしかない」

そこで、「ギター」を求めるのではなくて、「段ボールでいい」と受け入れるわけですね。

 

そしてその段ボールで圧倒的なものを仕上げたとき、周囲の人は、その人を英雄だと扱うわけです。

また、段ボールを使うことで低コストで開発できたら、多くの似たような人たちに希望を与えることでしょう。

 

この「自分に与えられた強烈な制限」の裏に、「代用できるものが、すぐ身近に必ずある」と信頼して、気づくことです。

すると、制限を楽しめる上に、「ああ、こんなにも制限がある自分でよかった」と、制限を感謝できるようになります。

制限が、自分に豊かさや充実を与えてくれるように感じられると。

これが、自分や自分の生き方を受け入れる、最高のクリエイティビティーじゃないかな、と思います。

 

まとめ

だから、競争に疲れた人ほど、クリエイティブに生きることをオススメします。

「必ず自分のすぐ近くに、代用できるものがある」と気づくことです。

そして、それを使って圧倒的なものを実現して、自分を満足させると。

さらにそれを周囲に与えていくと、英雄として扱われるようになる、ということです。

 

ってことで、今日は「クリエイティブに生き始めると、人生に制限が加わることが楽しくなる」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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