今日は、クリエイティブなお話です。

「余ったものに価値を見つける」、というお話をしてみましょう。

 

一つのクリップでも、いろんな使い方ができる

いい動画があったので、ご紹介。

 

内容は、一つのクリップでいろんな使い方を紹介している動画です。

スマホスタンドにしたり、電源コードをまとめる道具にしたり、「一つのクリップでここまでできるのか!」と驚かされたんですが。

 

余ったものに価値を見つける

こういうのって、おそらく「クリップが余った、何かに使えないだろうか?」っていう発想で考えたんだと思うんですよ。

でないと、ここまでバリエーションを考えられませんからね。

 

で、実際に使い道を考えてみると、結構あったりするんですよ。

すなわち、「余ったものに価値を見つける」ことがあると。

時にそれは、ゴミや廃棄物の中から見つかることもあるんですよ。

 

ゴミを価値に変換した例

例えば最近はやりのグレープシードオイル(ブドウの種から取ったオイル)があります。

健康ブームで、なにやらいい効果があるようで。

これは文字通りブドウの種からオイルを採取しているんですが、「ブドウの種からオイルを取るとか、すっごい非生産的」だと思うじゃないですか。

 

でも、これは元々はワインを作る上での廃棄物に過ぎなかった種を、うまく再利用したものなんですよね。

実はワイン2本作るのに、ワイン1本分のブドウの廃棄物が出るそうで、その処理にいろいろ困っていたっていうんですよ。

だから、種だけでも膨大に出ちゃうと。

グレープシードオイルは、そういうゴミ(余ったもの)をうまく使って価値あるものにした例です。

 

他にも、ココアがあるじゃないですか。

あれの元はココアパウダーになるんですが、これは元々廃棄物でした。

ヨーロッパでチョコレートが作られ始めたとき、カカオ豆をつぶしてカカオマスができるんですが、そこからさらにカカオバターを取り出した後の、絞りかすが残っていたんですよね。

その絞りかすを、バンホーテン(ココアで有名な会社)がうまく使って、商品にしたと。

これも、ゴミや廃棄物のような「余ったもの」をうまく使った例ですよね。

 

まとめ

そういう風に、クリエイティブな発想になれば、身近なところには膨大な価値と可能性が見つかることもあります。

時に、それは「ゴミ」だと思っていたものの中から出てくることもあるんですよ。

すると、周囲に余って困っていたものが、実は宝の山だった……みたいなことになることもあるわけです。

もしくは、「足りない」ということが、宝の山になることもあるかもしれません。

 

これも、クリエイティビティーで価値を作り出す、一つの考え方ですよね。

そこからチャンスを見つけ出すことも、できるかもしれません。

 

ということで、今日は「余ったものに価値を見つける」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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