ついさっきまで、「今日はこの話をするぞ!」と頭の中に思い描いていたんですよ。
でも、「これぐらい頭の中にあるなら、忘れないだろう」とメモを取らなかったら、書く直前になって思いっきり忘れちゃったという(笑
ということで今日は、シンプルなクリエイティブなお話です。
「全力でこれを味わってもらう」と工夫するのもいいですよね、というお話です。
全力でフルーツを食べさせるフルーツサンド
ちょっとしたツイートをご紹介。
フルーツサンド紹介のイラストなんですが。
見栄えも食べ応えも両方兼ね備えたガチ系フルーツサンドを見つけてしまった。 #ごはん図鑑 pic.twitter.com/e1yk9VGOqI
— なぐも@11/8俺流!絶品めしvol.27発売 (@nagumon) November 11, 2021
この中で、面白い表現があったので、ご紹介。
それが、「全力でフルーツを食わせにきてる」というものですね。
「全力でこれを味わってもらう」と工夫する発想
こういう「全力でこれを味わってもらう」と工夫する発想もいいように思います。
で、そういう発想をすると、必ず常識から外れる要素が出てくるんですよね。
その「常識から外れる要素」が、大きな工夫になる、ということです。
例えば「フルーツを気軽に、仕事中でも片手で食べられるようになりたい」って思った場合、そのままではできないじゃないですか。
だって、基本的にフルーツを食べるには、いろいろ手間がかかるからですね。
洗ったり、皮をむいたり、お皿やフォークが必要だったり、果汁がこぼれてしまったり、フルーツによっては甘さを追加したかったり、お皿や生ゴミの後片付けをしなきゃいけなかったり。
すると、「フルーツって、ちょっと面倒だよね」となって、駄菓子に向かってしまうと。
フルーツを手軽にがっつり食べる工夫
そこで、いろいろ工夫するわけです。
「片手で食べるなら、ソフトクリームのコーンみたいに、食べられる容器に入れるのもいいよね」
「コーンみたいに固いものじゃなくて、パンみたいな柔らかい素材なら、水分を吸収して、果汁がこぼれる対策にできそう」
「パン生地も、普通のパンよりも、ケーキのスポンジっぽく甘めにすると、ケーキに寄せられそうだし、水分を吸ってもおいしいぞ」
「生クリームを挟めば、パンも果汁でべたべたにならずに、若干ケーキでええやん!」
「そうか、ならフルーツサンド形式にすればいいかも」
そうやって、「本気でフルーツを食べるための工夫」が生まれると。
根本思想が違うから、新しいものができる
この場合、形こそフルーツサンドですが、フルーツサンドにはできない発想があります。
それが、「これは、フルーツを味わうもの」という根本思想ですね。
「フルーツサンドを味わう」ではなくて、「フルーツを手軽にがっつり味わうために、他の部分がある」というイメージです。
だから、生地も違えば、クリームの量も、食べる時間やタイミングも、もちろんフルーツの量や配置も、根本思想や根本設計からして違うと。
なので、常識とは違ったものが、うまく調和して仕上がるわけです。
まとめ
そんな風に発想するのも、いいように思います。
「全力でこれを味わってもらう」というコア部分を起点に、周囲を工夫で作り上げていくわけです。
そういう「この部分を、全力で」という発想で仕上げると、自分なりのスタイルができるかもしれません。
ということで今日は、「全力でこれを味わってもらう」と工夫するのもいいですよね、というお話でした。
今日はここまで~。