今日は、クリエイティブな実例紹介です。
「工夫で全ての欲求を満たそう」、というお話です。
「室内でテントを使う」という発想
恒例となった、興味深いツイートのご紹介~。
今年もやって来たよ。
室内テントの時期が。
なかをフワモコクッションと座布団いっぱい入れて。
これで暖かい仕事部屋。
完全に寝…寝ないぞ…。 pic.twitter.com/Waj59jsDNB— 鈴木小波c122き44a (@sazanamiyacco) October 25, 2017
室内にテントを開いて、その中に机とかを置いて、仕事をするという工夫ですね。
で、暖かくて居心地のよい場所で、集中して作業できると。
八方ふさがりな状態を、どう打開すればいいのか
私、こういう工夫が好きだったりします。
というのも、こういう工夫で、低コストで、しかも自分の持つ欲求を全て満たすことができるからですね。
普通の感覚では、「お金をたくさん使えば欲求を満たせる」、「お金を使わないほど欲求は満たせない」じゃないですか。
だから、多くの人が「もっとお金があれば、夢を実現できるのに」と思って、お金を得ようとします。
それで簡単にお金が得られればいいんですが、多くの場合で、お金を得るためにしんどいことをしなきゃいけないわけです。
すると、「心地よく生きたいのに、そのためにしんどいことをしなきゃいけない」というジレンマが生まれて、そこから大きく動けなくなってしまいます。
いわゆる、八方ふさがりな状態になってしまうわけです。
実際、よくあるでしょ。
「売れるには、嫌なことをしなくちゃいけない」とか。
「お金を得るには、時間を犠牲にしなくちゃいけない」とか。
「好きなことをするなら、お金は犠牲にしなくちゃいけない」とか。
だから「こっちを立てればこっちが経たない」と八方ふさがりな状態になって、多くの人が「片方は犠牲にして、片方だけを選ばなきゃいけない」と思い込んでいるわけです。
クリエイティビティーが、八方ふさがりな状態を打開する
でも、クリエイティビティーがあることで、その八方ふさがりな状態に風穴を開けるんですよ。
すなわち、「工夫で全ての欲求を満たす」ということができるんだと。
今回の場合だと、例えば「集中して仕事をしたい」、「冬は暖かくしたい」、「でも暖房費は少なくしたい」みたいな欲求があるとしましょう。
普通なら、「お金を使って広い部屋を得ると、快適に集中できる。お金を使って部屋にガンガン暖房をかけるほど、部屋を暖かくできる」とか思いますよね。
でも、例えば自分の特徴として「狭い場所が好き」とか、「床に座って作業をするのでも苦にならない」とかいう性質があるかもしれません。
例えば狭い場所で言うと、「押し入れの中で、布団に挟まれてみっちり閉じこもっていると、落ち着くわー」とか、「真ん中よりも、すみっこで暮らす方が好き」、「修学旅行で大勢で寝る場合、すみっこが一番いい」みたいに感じる人って、いるでしょ(笑
すると、あるとき偶然店頭でテントを見たり、何かのレジャーで体験したら、「このテント、狭くて落ち着くなー」とか気づくわけです。
こうして全ての欲求を満たしていく
なら、「部屋でテントを使うのもいいかも!」、「仕事道具も持ち込めば、仕事もできるかも!」とか思いつきます。
普通はテントは屋外で使うものだけど、室内で使ってもいいじゃない、みたいな。
すると、狭い場所で落ち着いて、集中して仕事ができて、冬は暖かくできて、しかも狭いので暖房費が大幅に安くできると。
もちろんダメだった場合には、テント代を無駄にするリスクはあります。
でも、テント代なんて、1~2ヶ月も使えば暖房費をペイできると分かれば、十分に試してみる価値はあります。
こうして予想通りの結果が得られれば、「よりお金を使わずに、しかもより欲求を満たせる」という、素晴らしい状態になれるわけです。
「個性に合わせて、自分なりのスタイルを作る」という発想
もちろん、こういうのは自分の個性に合ったスタイルで実現します。
もし「床に座って作業をするのがしんどい」という場合、机とイスを必要とするでしょう。
なら、これを応用して、カーテンとかで間仕切りを作って、狭い領域を作るのもいいかもしれません。
すると、やはり「狭くて集中できて、しかも暖房費を安くできて、さらには机で作業できる」とかできるでしょう。
そういう風に、自分の個性を最大限に利用して、最適なスタイルを見つけていくことになります。
それと同じ要領で、より大きな問題も解決していくわけですね。
例えば、「嫌な仕事をしなきゃ、お金を得られない」というのは、まさに「暖房をガンガンにかけなきゃ、暖かさを得られない」というのと同じです。
それを、個性に合わせて最適なスタイルを作ることで、解決すると。
そのキーアイテムが、すなわち収益にとっての「室内テント」に該当するものを見つけることですね。
まとめ
そんな風に、工夫をすることで、八方ふさがりな状態を打開できます。
「心地よく生きたいのに、そのためにしんどいことをしなきゃいけない」というジレンマは、クリエイティビティーで突破できます。
そのために、「使えない」と思い込んでいるものに、ちょっと目を向けてみるといいでしょう。
それはどんなものになるかは分かりません。
多くの場合で、それはゴミとかクズ扱いされているものになるでしょう。
それは、室内ではテントがゴミ扱いされるのと同じです。
「使えない」と思われているものは、基本的にゴミですからね。
そして、普段から「これいいなー」とか、「こういうの好きだなー」という感覚を大切にするといいでしょう。
すると、何かのきっかけでテントの狭さを味わったときに、「こういうテント、落ち着いていいなー」となって、そこから状況を打破するアイデアが出てくると。
そういう風に、クリエイティビティーを高めることで、より低コストで満足度の高い生き方ができるようになるかと思います。
ということで今日は、「工夫で全ての欲求を満たそう」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。