今日は、ビジネス的なお話です。
「何を目指しているか」が分かりやすいと応援されやすい、というお話です。
「私は何を目指しているか」を伝えられると、応援されやすい
何か活動している場合、「もっとファンが欲しい」とか、「もっと応援してくれる人が欲しい」とか思うことがありますよね。
そういう場合、もちろんクオリティも大切なんですが、「私はこういうのを目指す」という姿勢を分かりやすく伝えるのも、効果あると思うんですよ。
すなわち、「私は何を目指しているか」をしっかり伝えられると、応援されやすくなるように感じます。
それでいい例があったので、ご紹介。
数年前に知ったんですが、北海道に惣菜コッペパン専門のパン屋さんがあるようで。
で、そのネーミングがすごかったんですよ。
そのパン屋さんの名前が、「でぶぱん」だと(笑
吹っ切れた姿勢には、格好良さがある
いやもう、この「糖質を食べるほど太る」というのが常識になった時代に、店名が「でぶぱん」って、すごいコンセプトですよね(笑
もう、完全に吹っ切れているというか。
「デブでええやん、パンを美味しく味わおうよ!」っていう姿勢が見えて、こういう吹っ切れた姿勢って、なんだか格好良さがあるわけです。
それで、クリームチーズ&ホイップとか、チーズ&フランクフルトとか、美味しそうなものを売っていると。
こんな「私はこういうのを目指す」というのが明快だと、応援されやすいように感じます。
そしてそれは、別に誰もが評価するものでなくてもいいわけです。
むしろ「デブでええやん」みたいに、誰も言わないようなことを堂々と言うことでも、応援されることがあるんですよね。
独自性を分かりやすく伝える
ちなみに、その近所には似たような惣菜コッペパン屋として、コッペ屋という店があるんですよ。
ネットの北海道民から得た情報で言うと、実は値段とか味では、コッペ屋の方が安くて美味しいらしくて。
でも、それなのにでぶぱんは、じゃんじゃん売れていたようで。
それはやっぱり、分かりやすいコンセプトが出ているからかな、と思います。
「コッペ屋」は、姿勢ではなくて、ジャンルの名前でしかありませんからね。
それは、パン屋とかコッペパンというジャンルの店がほとんどない場合には、独自性が見えて有効になります。
でも、競争相手が出てくると、やはり不利になると。
まとめ
なので、ファンとか応援者が欲しい場合、そういう「何を目指しているのか」を明快に打ち出してみるのもいいかと思います。
そういう姿勢が独自なものほど、共鳴してくれる人が出てきて、応援されることもあるんですよね。
メインに見せるのは姿勢なので、少々レベルが低くても応援されます。
それで、着実によくしてゆければ、継続的に応援されるかと思います。
そういう発想でも、ファンを作れるかもしれません。
ということで今日は、「何を目指しているか」が分かりやすいと応援されやすい、というお話をしてみました。
今日はここまで~。