今日はクリエイティブなお話です。
「さあ、やるぞ!」と意気込むよりも、「ついやっちゃった♪」のノリで行こう、というお話です。
売れる「ビジネスの種」は、どうやったら見つかる?
私たちは「大好きなことでお金を稼いでいきたい」と思っているものですが、なかなか最初は「売れそうなもの」が見つからないものですよね。
すなわち、商品の種とか、ビジネスの種が見つからないと。
じゃあそういう場合、どういうアプローチでその種を見つければいいのか。
その一つのアプローチが、「さあ、やるぞ!」と意気込むよりも、「ついやっちゃった♪」のノリで行こう、ということですね。
きのこたこのこ戦争模型の例
そこで今日も、面白いツイートを一つご紹介。
完全武装のきのこたけのこ戦争が勃発してた #デザフェス pic.twitter.com/PH8R0tBMRM
— すずき@SAO HR (@michsuzu) November 26, 2016
きのこたこのこ戦争が、ここまで……!(笑
「さあ、やるぞ!」と意気込んでも、独自のものはできない
これって、「さあ、やるぞ!」と意気込んでできるものではないと思うんですよ。
だって、「さあ、やるぞ!」と模型を作ろうとしたら、もっとまともな模型を作るでしょ(笑
それとか昨日紹介した「天使の羽」デザイン・シュガーとかウサ耳ブーツだって、「さあ、やるぞ!」と意気込むと、もっとアーティスティックな砂糖菓子を作ろうとしたり、ブーツにこった刺繍をしそうになりますよね。
こういう独自のものは、むしろ「ついやっちゃった、えへ♪」みたいな、軽いノリでないとできないんですよ。
言うなれば、「さあ、やるぞ!」と意気込むってことは、「今の自分の実力ではできないもの」をやろうとしているわけです。
これは、自分の強みを生かしきれていない状態になります。
できないこと(欠点)を自分のスタイルに組み込んでいるので、自分なりの独自スタイルになっていないわけですね。
一方で「ついやっちゃった♪」というノリでできることって、「今の自分で、息をするかのごとくできること」をしているんですよね。
これは大好きなことで、しかも自分の長所だけで構成されているので、独自スタイルになっているものなんですよ。
「ついやっちゃった♪」でできることに、チャンスがある
そもそも「さあ、やるぞ!」と意気込むというのは、「認められるために、苦しいことをやる」という考え方がベースにあります。
すなわち、他人の土俵(既に他者が評価している評価軸)に参入することを意味します。
言い換えると、それは「不利な分野に入っていく」ことになります。
一方で「ついやっちゃった♪」ってのは、基本的に周囲では誰も評価していないから、「ついやっちゃった」と表現するわけです。
これは裏を返すと、「周囲は誰もその価値に気づいてはいないけど、自分だけはその価値に気づいている」ということです。
なら、後は楽しみ方を教えさえすれば、自分がその分野のパイオニアになれますよね。
すると、その分野こそが自分の土俵になって、圧倒的な力を発揮できる分野になるわけです。
「ついやっちゃった」を「ついやりすぎちゃった♪」レベルに高める
で、その「ついやっちゃった♪」というノリでできる分野を、突き詰めてやるわけですね。
「やりすぎ」と言われるぐらいやってしまうと(笑
「ついやっちゃった」程度じゃなくて、「ついやりすぎちゃった♪」レベルに高めると(笑
私は最近、ビリーズブートキャンプの母体となるTae Bo(タエボー)という動画でエクササイズをしているんですよ。
これがまた1時間筋肉を動かし続けるというタフな内容なんですが、話題になったビリーズブートキャンプは、これよりもはるかにきつい、軍隊形式のしごきトレーニングだとか(笑
じゃあ、なぜタエボーよりもビリーズブートキャンプが有名になったかというと、ビリーズブートキャンプは「やりすぎた」からじゃないかと思います。
だいたい普通レベルのエクササイズなんて、世の中に山ほどあるから面白みがないんですよ。
そこでビリーズブートキャンプのように、「普通とは違う、超きっつい軍隊形式トレーニングがあるんだよ」とか言われると、目立ちますよね。
すると、普通のエクササイズに慣れた人ほど「挑戦してみたい」とか思うようになると。
上記のきのこたこのこ戦争模型だって、これをもっと「やりすぎ」と言われるぐらいやると(笑
聖獣(っぽい有名なお菓子)でも召喚したり、血みどろの戦いにしたり、死屍累々とさせたりすると、もっと面白くなりますよね。
大好きなことで、しかも独自スタイルになるので、自分にできることだけをして優位性を持てるようになると。
まとめ
なので、ビジネスの立ち上げ時とか、ビジネスの種を見つける段階で、「さあ、やるぞ!」と頑張ろうとはしない方がいいかと思います。
それは、自分独自のスタイルを失うことになります。
むしろ「ついやっちゃった、えへ♪」みたいなノリでできることを、やりすぎるぐらいの方がいいでしょう。
すると、自分にとって強みを掛け合わせた分野を見つけられるし、自分独自のスタイルも作れます。
そういう風に、息をするかのごとくできることをいろいろやってみて、そこから反響があるものに集中していく流れですね。
すると、自分の土俵で戦えるので、圧倒的優位性を持つことができるわけです。
「大好きなことをしていたら、するするっとうまくいった」という人が結構いますが、その人たちはこういう流れに乗っているんですよね。
そう考えれば、いいビジネスの種が見つかるんじゃないかな、と思います。
ということで、今日はさあ、やるぞ!」と意気込むよりも、「ついやっちゃった♪」のノリで行こう、というお話をしてみました。
今日はここまで~。