今日はちょっとしたクリエイティブなお話です。
「男性向けで乙女ゲーの構成を用いると、こうなる」ということで、つらつらとお話してみましょう。
対巨大ロボット乙女ゲー「タイタンフォール2」!(マジで?
今日も面白いツイートを見つけたので、ご紹介。
対巨大ロボット乙女ゲー、タイタンフォール2を信じろ!そして買え! pic.twitter.com/MvFxmS8W1i
— 須田デジタル (@sudaaaaa) November 26, 2016
知る人ぞ知る、先月発売された「タイタンフォール2」というFPSゲームです。
私の中では、この開発スタッフ(Respawn Entertainmentの人たち)は、「世界で最も白熱する演出を作ってくれる制作者の一つ」として認識されてます。
で、上記の動画は、その一場面のようで。(私は未プレイです)
ロボットに惚れた!
いやもう見たら分かりますが、もう「ロボットに惚れた!」みたいなノリでしょ(笑
これだけ見れば、まさに「巨大ロボットを恋人役とする、乙女ゲーでしかない!」みたいな(笑
こういうのを見ると、「男性向けでも乙女ゲーの構成を応用できるんだな」って分かりますよね。
乙女ゲーの場合、主人公は女性で周囲の男性の「自分を守ってくれる男らしさ(男性性)」にキュンとするわけです。
一方で男性向けの場合、主人公は男性だけど、主人公をサポートしてくれる相棒役(タイタンフォール2の場合はロボット)にキュンとすると(笑
何というか、男性でも「自分を守ってくれる男らしさ(男性性)」に触れると、キュンとなるんだな~と分かった感じです(笑
タイタンフォール2の場合、主従関係があるってのも面白いですよね。
以前紹介した主従関係の普遍的構成と同じです。
この場合、主人公が力の弱い主人で、ロボットが力を持つ従者、みたいな。
こんな二人組なら、なんかいくらでも物語は作れそうなノリでしょ(笑
まとめ
そんな風に、他ジャンルの常識で自分の業界の非常識は、自分の業界にとっての斬新な発想になりうるんじゃないかと思います。
「私はこのジャンルが好き。でもこの業界では、こういうジャンルは全然扱われていない」みたいなことがあるでしょう。
「私は乙女ゲーが好きで、FPSゲームも好き。だけど男性向けの戦争系FPSゲームと、乙女ゲー的な格好良さは交わり合わない」みたいな。
でも、視点を少し変えれば、実は融合できたりするんですよね。
男性向けの場合、上記動画のように「ロボットに惚れる」みたいなノリになると(笑
すると、よりニッチで新しい境地を切り開くこともできたりするわけです。
ほんと、絶対に交わり合わないと思っていたものでも、いろいろと融合できるものなんですね。
今回の動画を見て、それをしみじみ感じたり。
「これとこれは交わり合わない」という常識を手放すと、新たな境地が切り開かれるかもしれません。
ということで、今日は「男性向けで乙女ゲーの構成を用いると、こうなる」ということでお話をしてみました。
今日はここまで~。