今日は、クリエイティブな実例紹介です。
頭を柔らかくする、柔軟な発想の商品や作品例を紹介してみましょう。
頭を柔らかくするシリーズ
昨日の記事で、「使わないブログネタは処分した」って触れたじゃないですか。
でも、ふと思ったら、「一斉に出せば、ネタとして使えるぞ」と判明したんですよね。
なので、数日前のブックマークを復活させて、どうせなので没ネタを使い回すことにしました。
ってことで今日から少しの間、今までブログネタとして使えなかった細かいネタ候補を、一挙消費しておきます。
いろいろ斬新で「そう発想するのか」というものがあるので、頭を柔らかくする実例として参考にしてくださいませ。
ちなみに、今日の1記事では紹介しきれないので、消費しきるまで何回かに分けてシリーズ化して紹介できればと思います。
今日は、5例ほど紹介してみましょう。
袖だけのワイシャツ
夏コミを6年経験したコスプレイヤーの知恵 pic.twitter.com/MKwFqhpvEA
— ロック近藤 (@m_kondo3) August 11, 2017
夏は暑いので、コスプレで背広は暑さできっついですよね。
コスプレなので、スーツの上着を脱ぐわけにもいかないし、むしろスーツは脱げないわけで。
そこで、「スーツの上着は脱がない」という状況を、逆に利用したと。
すると、ワイシャツは「袖がさえ見えていればいい」ということで、袖の部分だけを作って腕に装着して、それっぽく見せている上に、涼しくなった、という例です。
「こういう制限がある」という欠点部分を、うまく利用して「その制限があるなら、この部分は必要ない」と割り切った、いい工夫ですね。
救命艇保存食の味
救命艇に備えてある保存食超絶不味い…。曰く『うぅ…こんなの食べたくない…だけど食べないと死ぬ…。』というギリギリのラインを保つことで、食糧の奪い合い、一度に大量に食べて尽きることを防いでいる。
だから一気食いしないように災害時用保存食も美味しくないものを買ったほうがいいよ。— 季葉 (@kihare_147) October 29, 2017
これ、いい工夫ですよね。
おいしい保存食はすぐになくなっちゃうけど、あえてまずくすれば、本当の危機にならない限り食べないと。
だから、「食事はおいしいほどいい」ではなくて、「まずくて栄養がある」というものにも、使い道があるわけです。
そういう、「普通は○○ほどいい」という常識を反転させた、いい「こういう状況に限っては、正反対の方がいい」という商品作成例かなと。
あえぐひらがな
世界初、あえぐひらがな pic.twitter.com/aTr6ADnNpp
— ROBA (@vjroba) April 4, 2018
スポンジでできた「あ」という文字を、たたいたりなでたりすると、「あ~(気持ちいい)」とか、「ああ~っ!(快感)」とか、いろんな表情であえいでくれる、という超どうでもいい作品です(笑
でも、こういう遊び心の発想って、面白いですよね。
作者は、アーティストの人です。
センサーを利用して、光の演出をするのがメインだとか。
つまり、「いろんなセンサーから情報を得て、光の反応に変換する」わけですね。
このスポンジでできた「あ」も、「触覚センサーからの情報を、うまく声に変換した」という対応です。
そういう、「受けた行動を元に、別の予想外の現象として相手に返す」という、対話的(インタラクティブ)な仕組みを作るのが好きな人の例です。
スイカパン
1ヶ月くらい前に注文してたスイカパンがようやく届いたッ✨
すごい見た目だ…!!笑
生地の内側にはスイカの果汁が練り込んであるから、カットするとスイカのあまーい香りが広がる〜♪🍉
他にも、外の皮の部分は赤いところより気持ち固めだったりと、こだわりがすごくて美味しい一品でした🤗 pic.twitter.com/RPLa3QkUJk— 佐藤ねこ丸 // ゲーム廃人デザイナー🦐 (@ne_ko_man_ma) July 1, 2018
「中身はパンだけど、見た目はスイカ」というものです。
和菓子とかでも、「動物に見えるおまんじゅう」とか、「鳥のようにかたどった砂糖菓子」みたいなものがありますよね。
それを、パンで実現した、というものです。
そういう「今自分が作っているものを、まったく異質の見た目で仕上げてみる」という、遊び心の発想です。
で、ちゃんと「これはパンです」と伝えることで、目立つことができると。
雪のひよこ製造機
ひよこ製造機❄ pic.twitter.com/izEWD28yii
— 最多情報局 (@tyomateee) December 16, 2020
雪を簡単にひよこの形にできる、ひよこ型の紹介です。
こういうの、まったく日常の役に立たないんですが、楽しいですよね。
「役に立つか」だけでなく、「かわいい」とか「不思議」みたいなものにも価値があると言えます。
そういう「かわいいものを、手軽に作れるキット」という価値も、一つの発想かなと。
まとめ
こんな風に、自分が置かれた状況を、うまく利用するのも一つの発想かと思います。
「これは欠点だ。制約だ。つまらないものだ」と思っていたものが、ちょっと形を変えると、面白くできたりするんですよね。
上着を脱げない状況だったり、保存できて栄養があるけどまずい食べ物だったり、工業的で退屈なセンサーだったり、パン屋という状況だったり、型作りの機械工という状況だったり。
価値には、いろんな形がありますからね。
「使えるかどうか」だけでなく、「面白い」、「不思議」、「かわいい」みたいに、いろんな価値で提供できうると分かります。
自分にとって、「こういうのがあったら面白いな」というものを、うまく工夫してみると、新しいものができるかもしれません。
ということで今日は、頭を柔らかくする、柔軟な発想の商品や作品例を紹介してみました。
今日はここまで~。