今日は、クリエイティブな実例紹介です。

頭を柔らかくする、柔軟な発想の商品や作品例を紹介してみましょう。

 

頭を柔らかくするシリーズ

昨日の記事で、「使わないブログネタは処分した」って触れたじゃないですか。

でも、ふと思ったら、「一斉に出せば、ネタとして使えるぞ」と判明したんですよね。

なので、数日前のブックマークを復活させて、どうせなので没ネタを使い回すことにしました。

 

ってことで今日から少しの間、今までブログネタとして使えなかった細かいネタ候補を、一挙消費しておきます。

 

いろいろ斬新で「そう発想するのか」というものがあるので、頭を柔らかくする実例として参考にしてくださいませ。

ちなみに、今日の1記事では紹介しきれないので、消費しきるまで何回かに分けてシリーズ化して紹介できればと思います。

今日は、5例ほど紹介してみましょう。

 

袖だけのワイシャツ

 

夏は暑いので、コスプレで背広は暑さできっついですよね。

コスプレなので、スーツの上着を脱ぐわけにもいかないし、むしろスーツは脱げないわけで。

 

そこで、「スーツの上着は脱がない」という状況を、逆に利用したと。

すると、ワイシャツは「袖がさえ見えていればいい」ということで、袖の部分だけを作って腕に装着して、それっぽく見せている上に、涼しくなった、という例です。

 

「こういう制限がある」という欠点部分を、うまく利用して「その制限があるなら、この部分は必要ない」と割り切った、いい工夫ですね。

 

救命艇保存食の味

 

これ、いい工夫ですよね。

おいしい保存食はすぐになくなっちゃうけど、あえてまずくすれば、本当の危機にならない限り食べないと。

だから、「食事はおいしいほどいい」ではなくて、「まずくて栄養がある」というものにも、使い道があるわけです。

 

そういう、「普通は○○ほどいい」という常識を反転させた、いい「こういう状況に限っては、正反対の方がいい」という商品作成例かなと。

 

あえぐひらがな

 

スポンジでできた「あ」という文字を、たたいたりなでたりすると、「あ~(気持ちいい)」とか、「ああ~っ!(快感)」とか、いろんな表情であえいでくれる、という超どうでもいい作品です(笑

でも、こういう遊び心の発想って、面白いですよね。

 

作者は、アーティストの人です。

センサーを利用して、光の演出をするのがメインだとか。

つまり、「いろんなセンサーから情報を得て、光の反応に変換する」わけですね。

このスポンジでできた「あ」も、「触覚センサーからの情報を、うまく声に変換した」という対応です。

 

そういう、「受けた行動を元に、別の予想外の現象として相手に返す」という、対話的(インタラクティブ)な仕組みを作るのが好きな人の例です。

 

スイカパン

 

「中身はパンだけど、見た目はスイカ」というものです。

和菓子とかでも、「動物に見えるおまんじゅう」とか、「鳥のようにかたどった砂糖菓子」みたいなものがありますよね。

それを、パンで実現した、というものです。

 

そういう「今自分が作っているものを、まったく異質の見た目で仕上げてみる」という、遊び心の発想です。

で、ちゃんと「これはパンです」と伝えることで、目立つことができると。

 

雪のひよこ製造機

雪を簡単にひよこの形にできる、ひよこ型の紹介です。

こういうの、まったく日常の役に立たないんですが、楽しいですよね。

 

「役に立つか」だけでなく、「かわいい」とか「不思議」みたいなものにも価値があると言えます。

そういう「かわいいものを、手軽に作れるキット」という価値も、一つの発想かなと。

 

まとめ

こんな風に、自分が置かれた状況を、うまく利用するのも一つの発想かと思います。

 

「これは欠点だ。制約だ。つまらないものだ」と思っていたものが、ちょっと形を変えると、面白くできたりするんですよね。

上着を脱げない状況だったり、保存できて栄養があるけどまずい食べ物だったり、工業的で退屈なセンサーだったり、パン屋という状況だったり、型作りの機械工という状況だったり。

 

価値には、いろんな形がありますからね。

「使えるかどうか」だけでなく、「面白い」、「不思議」、「かわいい」みたいに、いろんな価値で提供できうると分かります。

自分にとって、「こういうのがあったら面白いな」というものを、うまく工夫してみると、新しいものができるかもしれません。

 

ということで今日は、頭を柔らかくする、柔軟な発想の商品や作品例を紹介してみました。

今日はここまで~。

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