今日は、時代の流れのお話です。

「価値が移り変わる流れを見極めると、チャンスが見える」、というお話をしてみましょう。

 

私たちの価値観がどんどん変わってきた

昨日の記事でも、少し前の記事でも触れましたが、もう最近は100万円とかいう額で負動産を手に入れることができたりする時代なんですよね。

何というか、これってもはや、車を買うのと同じ感覚ですよね(笑

 

その上、例えば賃貸でも、田舎で、引きこもって何かに集中したい人にとってはちょうどいいぐらいの不便さの部屋が、家賃1.5万円ぐらいでありますからね。

すると、家賃は年間20万円程度になって、拠点を変える可能性があることを考えると、十分な安さだと分かります。

しかも、敷金礼金不要、保証人も不要どころか、保証会社すら不要、みたいなところも増えてきている状態で。

何というか、「日本の人口が減る」というインパクトは、予想以上にすごいことなんだな、と実感していたり。

 

こういう風に価値が変化すると、私たちのライフスタイルもいろいろ変えることができると分かります。

すると、私たちにとって最高の生活スタイルを、安価に実現できたりするんですよね。

 

で、今は「場所」という制約がどんどん外れてきている時代のように思います。

すなわち、「場所」を有利にするほど、豊かさを増やしやすい時代なんだ、ということですね。

 

「場所」の制約がなくなっていく時代

日本の負動産にしても、人口はこれからさらに減少していくわけです。

今でもすごい負動産が安くなってきているのに、これからさらに加速していくんですから、負動産はもっと扱いやすいものになると予測できます。

少し古い物件なら、家賃1.5万円どころか、家賃1万円、8千円とかも当たり前に出てくるでしょう。

なら、年間の家賃で10万円程度、初期費用も5万円以下とかになると、もうそれって「好きな場所に移動し放題」みたいなノリですよね。

 

それとか、インターネットが登場することで、簡単に海外に売ることができるようになりました。

例えば10~20年前ぐらいまでは、「アメリカに行って、個人でビジネスを始める」というのは、「もう日本には帰ってこられないかもしれない。アメリカでくたばるかもしれない」というほどの覚悟で飛び立つものでした。

 

でも、今ではYouTubeで公開すれば全自動で全世界公開ですし、電子書籍ならAmazonで売れば世界中に売れるし、物品ですら簡単に海外発送できるようになりました。

まぁ中国とかイスラム圏には売れませんが、西洋諸国であれば普通に門戸が開かれたわけです。

私自身、紙媒体でしか売っていない英語の中古本を、アメリカとかイギリスのショップから、通販の海外発送で買いますからね。

で、普通に10日後ぐらいに届くわけです。

すなわち、「海外に売る」、「海外から買う」ということも、好きにできるようになってきたと。

 

さらには、これからドローン配達が加速していくでしょう。

すると、物流コストが低くなるので、送料も抑えられて、もっと物品を海外に発送しやすくなります。

今はまだ、海外に売るのは電子媒体がメインですが、リアルの物品ですら、さして送料がかからずに売れるようになるでしょう。

なら、もっと「場所」という制約が取れてくると分かります。

 

チャンスは「場所の制約を取り払うこと」に生まれる

流れを読めさえすれば、より有利な戦い方ができるようになります

だいたいの場合、多くの人は現状維持を優先するので、流れについて行けませんからね。

多くの人が「今までの方法論」にしがみついて、ブームになるまで動かないと。

 

すると、「今まで経験したことがない、新しい変化」で、「ブームになる前」ほど、チャンスが大きいと分かります。

競争率が低い状態で参入できれば、競争に巻き込まれずに、楽に収益を上げられるからですね。

 

で、これからのチャンスは、「場所の制約を取り払うこと」に生まれるんじゃないかと私は予測しています。

「自分は好きな場所で生きられる」かつ「自分が移動しなくても、いろんな場所に売れる」という風に変化するほど、チャンスは生まれそうだな、と。

日本の人口減少社会は初めてのことですし、インターネットでの世界中への販売も、ドローン配達も、どれも初めてだらけです。

だけど、この変化が起こることは、だいぶ可能性が高そうですからね。

 

「世界標準」に合わせる重要性

その場合、「世界標準」に合わせるのが重要かな、と思います。

例えば、「言語」よりも「絵や記号」で意味を表す、ということがあるかもしれません。

実際にスマホでも、「電源」と文字で書かずに、電源マークを使いますよね。

こんな風に標準仕様にすることで、言語の壁を取っ払って、使える場所を広げる、ということです。

 

それとか漫画でも、サイレント漫画(セリフのない漫画)なんて、とても可能性があると分かります。

こういう作品(HERO-IN、第1話は一番下)とか見ると、「これからの時代に合った漫画スタイルだ」、「5~10年後、こういうスタイルが多くなりそうだ」としみじみと感じたりします。

それは、世界に売れる標準仕様になっているからですね。

まぁ右から左へ読むか、左から右へ読むか、みたいな仕様の違いはあるんですが、その辺は「この作品は右から左へ読みます」という前置きがあればいいだけです。

 

「言葉の壁」を、どう乗り越えるか

言葉をメインに使うクリエイターの場合、「言葉の壁」をどう乗り越えるかが重要になるでしょう。

ストーリーを作る人の場合、自動翻訳に頼るか、もしくは映像にする流れになるかもしれません。

私のようなロジックを作って売る人の場合、プログラム形式にしてアプリにするか、「絵で分かる○○」のようにイラストで説明するか、もしくはそれを動画にするか、みたいな流れになるかもしれません。

自動翻訳は期待できますが、それでも「ローカル言語」は少なくした方がよさげですからね。

 

もし自動翻訳を頼りにする場合、「語彙を少なく、文をシンプルな文法に」というアプローチが有効になるでしょう。

というのも、自動翻訳はネットに飛び交う多くの翻訳データを収集して、AIで自動学習させることで実現します。

すると、頻繁に使われるような、メジャーでシンプルな語彙と文法であるほど、変換精度が高くなります。

だから、「語彙を少なく、文をシンプルな文法に」という、「できるだけ幼い子でも理解できるスタイル」が有効になりそうだと。

今までは「語彙が多く、複雑な文を作れる方が優れている」という常識が、世界を見据えると、一転して「語彙が少なく、シンプルな文に洗練できる方が優れている」という常識になるわけです。

 

もしくは、単純に英語を使えるようになるか、ですかね。

西洋言語は文法が似ているので、自動翻訳しやすいんですよ。

逆に日本語は、西洋言語とだいぶ構造が違うので、頻度が低い表現ほど翻訳しにくくなります。

 

まとめ

そういう風に、価値が移り変わる部分を見抜けるほど、チャンス(競争率が低く、利益率が高い戦い方)が見えるかと思います。

そして今は、「場所」に焦点を当てるといいようにも思います。

 

日本の負動産はこれから大きく価値観が変わるでしょう。

そして、「海外に売る」ということも、どんどん価値観が変わっていくでしょう。

今はまだ、誰も評価していないから、今のうちに少しずつ準備を始めるのもいいかもしれません。

すると、ブームが来る時期が見えるでしょうし、チャンスを逃さずに利益にできるかと思います。

 

ということで、今日は「価値が移り変わる流れを見極めると、チャンスが見える」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share