今日は、工夫と精神性のお話です。

「工夫を知るほど、より自由に生きられるし、お金に頼らなくても生きられそう」というお話です。

 

ひき肉の存在意義

いきなりどうでもいい話なんですが、昔から、「なんでひき肉ってあるの?」って思ってたんですよ。

いやまぁ、確かにハンバーグはおいしいですし、私も好きですけどね。

でも、コスト削減が好きな私は、スーパーで見るたびに「無理にひき肉みたいに加工をせずに、かたまりのお肉で出せば、もっと安くできるんじゃない?」みたいに思ってたわけです。

 

で、最近になって、ようやく気がついたんですよ。

「ああ、あれは固いお肉を柔らかくして食べられるようにしてたんだ」みたいな。

 

価値の低いお肉を、より価値を高める工夫

すなわちひき肉の加工って、「価値の低いお肉を、より価値を高める工夫」だったわけですね。

「ひき肉加工する手間やコスト」よりも、「それで高まる価値」の方がはるかに高いから、これだけ使われているんだと。

そして、「だからひき肉って、他のお肉よりも安いのか!」と思ったりもして。

ステーキのようにすぐに食べられる柔らかいお肉ではなくて、固いお肉だから安かった、ということです。

 

私はこういう工夫する発想が大好きなんですよ。

で、こういう工夫を知るほど、より自由に生きられるし、お金に頼らなくても生きられるように感じます。

 

自由を得るための、お金の問題

そもそも私は自由が好きですが、自由に生きるためには、「お金の問題」はそれなりに大きいですよね

このブログを読んでいる人も、よく感じるでしょ。

「お金の問題さえ解決できれば、自由に生きられるのに」みたいに。

 

で、お金の問題を解決するには2つの方向性があって、一つは「より大きく稼げるようになること」、もう一つは「お金をできるだけ使わずに、実質欲しいものを得ること」です。

お金は「お金以外のものと交換する手段」ですからね。

なので、お金がなかったとしても、「実質欲しいもの」を得ることで、欲しいものは得られます。

これはどちらも大切なんですが、大きく稼げるなら悩むことはなくて(笑

 

そして私の場合、「大きく稼ぐ」方向に動くと苦しかったんですよ。

短期間で大きく稼ごうとすると、どうしても規模を大きくせざるを得ないし、多くの専門家を使って指揮する必要があったと。

それで過去には大規模制作もやったことがあるんですが、多くの人間関係を含めた「しがらみやルール」を維持管理するのはしんどくて。

それに、私のようにリスク重視をする人にとっては、一度全体がうまくいかなくなると結構な精神的ダメージで。

なのでその経験から、ぐっと小規模にして、「ストレスの少ない、楽しい人生にしよう」というアプローチを取るようになりました。

 

収益が低くても、自由を重視するスタイル

そういうこともあって、私の場合、後者の「お金をできるだけ使わずに、実質欲しいものを得る」ということを重視しています

例えば既製品を買うのではなく、自分で材料から作れば、材料費と手間だけですみますからね。

で、私は作るのが好きなので、手間のコストはないどころか、「むしろやりたい」というプラスになるぐらいで。

それに、そういう「自分で作る」というのも、「自由」の中に入るので、自由を満喫する要素にもなると。

 

なら、「稼ぐのは最低限でいいや」とできて、収益量がそれなりに低くても、一番重要な自由を得られるようになる、という戦略です。

もちろん最初ほど質素な生活になるんですが、質素=工夫ですからね。

 

そして、見栄は張れませんが、私は見栄よりも、圧倒的に「24時間、嫌なことをせずに生きられる自由」が欲しかったと。

そしてそういう「見栄を張れないけど、自由」を優先的に確保して、少しずつ好きなことで収益量を上げてゆけばいい、というアプローチです。

 

工夫に着目してみるのもよさそう

なのでそういう自由が欲しい場合、工夫している点に着目してみるのもいいかなと思います。

ひき肉のように「安く入手できる価値の低いものを、ちょっとの手間で、ぐっとおいしくできる」とか、とてもいい工夫ですよね。

それは、限られたお金をよりうまく使って、豊かさを味わえる工夫です。

そして「こういう工夫もあるのか!」といろんな工夫に触れると、自分も似たような工夫をできるようになります。

 

それに、そういういろんな工夫を知ることで、自分の収益に応用することもできるでしょう。

私たちだって、そういう「価値の低いと思っているものを、うまく加工して、価値の高いものとして提供する」ことができれば、収益は作れるんですから。

その中心にあるのは、「自分独自の工夫」なんですよね。

 

まとめ

こう考えると、「安いひき肉をうまく使って、おいしく食べるのもいいな」ってできますよね。

そうすることで工夫力が上がって、より自由とか収益作りにも応用できます。

そして、そういう「小さな工夫」でも、長期的に考えると大きな豊かさになると分かります。

ひき肉料理で楽しめるようになると、もしそれをその後50年楽しめれば、削減コストも楽しみもだいぶ効果は高くなると分かります。

 

だいたい収益作りって、そういう工夫の連続ですからね。

すると、「高い食材がいい」という価値観だけでなく、「安いからこそ、工夫できていい」という価値観もあると分かって、より質素な生活も楽しめるかなと感じます。

 

ほら、一代で成功した起業家とか投資家とか、実生活は質素なことが多いじゃないですか。

今年のフォーブス年間長者ランキングで1位になったAmazon創業者も、日常生活は収益額と比べると驚くほど質素ですからね。

それはやはり、「工夫する方が楽しい」ということがメインにあるからじゃないかな、と思います。

裏を返すと、「サラリーマンや雇われマインドの人ほど、工夫よりも高額消費を重視する」と言えるかもしれません。

 

で、収益作りが苦手で自由が欲しいなら、「お金をできるだけ使わずに、実質欲しいものを得る」を重視するのもいいかと思います。

その工夫や質素さも楽しめるようになれば、一番重要な「自由に生きる」を入手しやすくなると。

そしてそういう工夫が収益作りにもつながるし、そこから収益額を増やしてゆくこともできるかもしれません。

 

ということで今日は、「工夫を知るほど、より自由に生きられるし、お金に頼らなくても生きられそう」というお話でした。

今日はここまで~。

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