今日も短めに、生き方のお話です。
「現実は厳しい、甘い」ではなく、「現実をうまく把握しよう」だと、うまく現状から出られそう、というお話です。
現状を変えるために、現実をうまく認識する
3日前ぐらいの記事でも触れましたが、ここ最近の私は、「現実をうまく認識する」という発想にはまってます。
で、私たちは、「現状を変えたい」って思いますよね。
でも、なかなかうまくいかなかったり、思い通りにならずに、「現実は厳しいな」と落ち込んだりするんですが。
その場合、「現実をうまく把握しよう」とするのがいいように感じます。
つまり、私たちの感覚を基準にするのではなくて、現実を基準にする、という発想転換です。
すると、自分を否定することなく、うまくフィードバックを得て行動を修正できそうに感じます。
現実を正確に把握している人は、落ち込まない
私たちがなぜ「現実は厳しいな」と落ち込むのかというと、「自分の期待」と「現実」とのギャップが大きいからですよね。
「現実はこういうものだ」と期待して、それで違っているから苦しむわけです。
でも、そういう「自分の期待」って、自分の勝手な思い込みじゃないですか。
思い込みで自分の感情を振り回されるのは、しんどいですよね。
逆に、現実を正確に把握している人は、感情に振り回されることはありません。
というのも、「最も適切な道を選べばいいだけだ」と分かるからです。
地図(現実への認識)があれば、迷わない
例えば富士山に登るのでも、「こういう登山道がある」と分かれば、その中から自分に合った登山道を選べます。
もちろん隠れたルートもありうるし、新規ルート開拓が好きならそれを選べばいいでしょう。
そういう場合、迷うことはありませんよね。
だって、全体の地図が理解できていて、道が見えているんですから。
なら、その地図通りに歩けばいいだけです。
「分からないと認識すること」で外の世界が見える
もちろん、私たちはそういう地図を持ちません。
だって、もしそういう地図があれば、すでに現状から出ていますからね(笑
だから、「分からないと認識すること」が大切だ、ということです。
というのも、「分からないと認識すること」って、それだけで「現状の外にも世界がある」って、受け入れられるからですね。
普通は「分からない」と言うのはあきらめを意味しますが、ここでは「知るための『分からない』」という意味です。
私たちが現状から出られない問題は、「現状の自分が正しい」と思い込んでいることのように感じます。
でも、よくよく考えると、「現状の自分」だから、現状に陥ってしまっているわけです。
言い換えると、「現状の中には、現状から出るためのヒントがない」から、現状に居続けているわけで。
「分からない世界」を理解してゆこう
なら、そういう「思い込みを持つ自分の感覚」を頼りにするのなんて、あてになりませんよね。
だから、「現実をうまく把握しよう」ということです。
基準点を「私たちの思い込み」に置くのではなく、「分からない領域がある現実」に置くことで、私たちは「分からない世界」に手が届くようになります。
つまり、今まで自分を取り囲んでいた「分からない世界」を認識できるだけで、ある意味「現状の外」にアクセスできるようになると。
そして少しずつ触れていくことで、「分からない世界」を理解してゆけるわけです。
すると、例えば富士山でも、いろいろ麓を歩いていると、ふいに登山道の標識が目に入ったり、地図が手に入ったりするんですよ。
で、その瞬間に未来が開けると。
まとめ
なので、「現実は厳しい、甘い」ではなく、「現実をうまく把握しよう」とするのもいいように思います。
私たちを基準にしたものの見方なんて、思い込みでしかないと。
そのために、「自分の感覚が正しい」ではなくて、「世の中には、多くの分からないことがある」とするのもいいかなと。
そういう「分からない領域に、ちょっと向かってみよう」とできると、現状が変わってくるかもしれません。
実際に最近の私は、この「分からない領域に、ちょっと向かってみよう」で、大きく変わりましたから。
もちろん、「分からない領域」なので、いろいろ試す必要はあるんですが。
でも、四方八方、分からない領域を知ってゆくと、「自分の周りを取り囲む地図」のようなものができてきます。
つまり、「今まで知ることのなかった現実」をうまく認識できるようになる、ということですね。
すると、「こういう道があって、ここから抜け出せる」と見つけられて、うまく現状から出られるかもしれません。
ということで今日は、「現実は厳しい、甘い」ではなく、「現実をうまく把握しよう」だと、うまく現状から出られそう、というお話でした。
今日はここまで~。