今日は、工夫のお話です。

「自分にとっての1番」をどんどん出すと、ブログや記事を書きやすくなる、というお話をしてみましょう。

 

どうすれば面白い記事を書けるのか

ブログとか書く場合、なかなか読んでもらえなかったり、面白い記事が書けないこともあるかと思います。

それとか、自分独自の感性や価値観を出したいけど、なかなか出せなかったりとか。

 

そういう場合、「自分にとっての1番」を出してみるのもいいように思います。

すると、それだけで記事に価値が出たり、自分なりの価値観が出て、面白くなるかなと思います。

 

「私ならこれを1番に選ぶ」を出してみる方法論

この方法は簡単で、「こういう特殊な状況に陥ったら、私ならこれを1番に選ぶ」というものを、日常生活から抜き出してみるわけです。

そして「多くの他の手段がある中で、なぜそれを選んだのか」について、その理由を語ると。

 

例えば「すっごい疲れた日の夜、料理をする気力もない」という特殊な状況に陥ったら、自分なら1番に何を選び、どうするのかを考えてみるといいでしょう。

スーパーやコンビニで買うのか、レストランに行くのか、それとも自宅のストックを使うのか、そこで何を選ぶのか、いろいろあるかと思います。

 

すると、そこには自分なりの価値観で選んでいることが分かるものなんですよ。

例えば「お金を使いたくない」という性格の場合、スーパーやディスカウントストアを選ぶかもしれません。

「外食が好き」という場合、おいしいレストランを選ぶかもしれません。

「リラックスできる場所が好き」という場合、雰囲気のいいお店だとか、景色のいい場所で食べているかもしれません。

 

1番を出すだけで、価値が出る

そこで「私にとって、1番いいのはこれだ」と言うと、それだけで価値が出るんですよね。

というのも、「そういうのが好きな性質で、日常からいろいろ試している」という状況なので、その中での1番は「選別された価値」があるからで。

 

そして、そういう選んだものには、必ず理由があるものです。

他と比べて、どこがいいのか、何がいいのか、いろいろあるかと思います。

 

なら、「私なら、これを1番に選ぶ」と結論を言った後で、その理由を語ればいいと。

すると、読み手は「なぜそれを1番に選んだんだろう?」と理由を知りたくなって、理由をがっつり読んでくれます。

 

日常からネタを見つける

これのいいところは、日常の不満から見つけられるので、結構ネタが見つかることですね。

例えば私の場合、「信号に引っかかりまくったり、スーパーに行っても欲しいものが売り切れていたりして、流れが悪い」と感じることがあるものです。

なら、「流れが悪い時、私ならこれをどうとらえて、どう1番に対処するのか」と記事を書けるでしょう。

 

他にも、例えば悪いことが連続して起きた場合、「人生がうまくいかない場合、私なら1番に何を見直すのか」と考えられるかもしれません。

それとか、失敗で落ち込んだ場合、「失敗して落ち込んだ時に、私なら何を1番に大切にするのか」を考えられるかもしれません。

そんな風に考えると、今の自分にぴったり合うネタができるし、自分が欲する内容なので、モチベーションも高く書けると。

 

だからこのブログで「流れが悪い時は、こうするといいよ」的な記事が出たら、だいたい私の日常でそういう状況に陥っていると思えばいいでしょう(笑

 

「普通」を挟むと、独自性を強調できる

で、ちょっとしたコツとしては、「普通ならこうするけど、私ならこうする」という、「普通」を挟んでみることですね。

すると、一気に自分の価値観だとか、独自性を出せます。

 

例えば「信号に引っかかりまくった時、普通なら焦って怒ったり、もっと急ごうとしますよね」としたり。

「人生がうまくいかない場合、普通は『ポジティブじゃなきゃ』と思いますよね」としたり。

「普通なら、そうすることで、こう対処できるものです」みたいに前振りすると。

そうすることで、読み手の中で「常識」が形作られます。

 

で、その後で「でも私は、逆に急ごうとはしなくなります」と言ったり、「むしろ私は、ポジティブになることを手放します」と言うと。

なら、読み手は常識を覆されて、「どうしてそうしないの?」と理由を知りたくなって、続きを読んでもらえます。

 

全然普通でなくてもいい

実のところ、この「普通」というのは、全然普通でなくていいんですよ(笑

自分の意見とは反対側のものを、事前に挟めばいいと。

 

読み手側に与える常識が特殊な場合、「普通」ではなく、「人によってはこうする」と、条件を限定するといいでしょう。

例えば、「人生がうまくいかない場合、人によっては『もうだめだ』とネガティブになって、泣きたくなりますよね」という前振りでも、十分に機能します。

この「普通」をうまく組み込むと、「目からウロコ」を作りやすくなります。

まぁこれは、ストーリーの前振りと同じ形式です。

 

まとめ

そんな風に、「こういう特殊な状況に陥ったら、私ならこれを1番に選ぶ」というものを、日常生活から抜き出してみるのもいいでしょう。

それだけで、自分なりの価値観を出せるし、工夫を見つけやすくなるかと思います。

 

これは、意外と自分でも新たな再発見がありますから。

実際に「疲れた日の夜、何を食べるか」を考えると、1番に選ぶものが出てくるので、「なぜ私はこれを選んだんだろう?」と考えるわけです。

すると、「無意識でお金がかからないものを優先していた」とか、「無意識でお金を浪費して、心地よさを求めていた」とか、いろいろ思いつきます。

人生がうまくいかない場合でも、「無意識に、私はこう対処しようとしていた」と気づきます。

 

そういう「無意識の選択」を意識できるようになるだけで、今までの自分のパターンが分かるんですよね。

ならば、その「無意識の選択」を変えることで、現状からも出やすくなると。

 

するとブログを書いてゆくことで、人が読んで面白い記事を書きつつ、「私ってこうだったんだ」と自分を再発見してゆけるし、自分を変えてゆけるかもしれません。

私は結構この再発見が楽しくて、ブログを続けているようにも思います。

 

ということで今日は、「自分にとっての1番」をどんどん出すと、ブログや記事を書きやすくなる、というお話でした。

今日はここまで~。

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