ちょっとした記事を書いていたんですが、うまくまとまらなかったので没に。
ってことで、今日はお休み日記です。
「意外と私たちはいいものを食べているかもしれない」という、ちょっとしたお話です。
ラスベガス高級ホテルで出てきた料理
とあるところで、ちょっとした動画を見たんですよ。
それは、「ラスベガスの高級ホテルスイートで、ルームサービスを使って食事をしてみよう!」という内容で。
で、私は「へぇ、高級ホテルのスイートルームで食事を頼むと、どんな風になるんだろう?」と好奇心を刺激されて、見てみたわけですが。
それで、動画の出てきた料理を見て、私は驚いたんですよ。
それが、「意外と私たちはいいものを食べているかもしれない」ということですね。
出てきた料理がすごかった
その動画では、日本食とフレンチトーストを注文していたんですが、その日本食がすごかったと。
これは、実際に見てみると分かります。
↑ラスベガスの高級ホテルで出てきた和食。
ご飯に枝豆がのっていて、卵焼き、鮭、後は漬け物っぽい酢漬け。
後、味噌汁がついてます。
↑鮭は、いわゆる「焼き鮭」です。
鮭の下にあるのは、ブロッコリー。
私たちは結構いいものを食べている
で、これが、お値段40ドル(およそ4,400円ぐらい)。
「ひゃっほう、さすがアメリカだぜ!」って感じでしょ(笑
いやまぁ、ルームサービス代が入っているし、アメリカ人向けにしているだろうとはいえ、ラスベガスの高級ホテルで出てきた和食がこれですからね。
以前の記事で触れた、「アメリカに移住して成功した日本人にとって最高の贅沢が、毎日、日本食を味わうことだった」というのが、結構納得できたりも。
こういうのを見ると、「あ、私たちって、結構いいものを食べているかもしれない」って分かりますよね。
自炊して数日に分ければ、おそらく1食あたり数百円ぐらいで、これぐらいのものなら作れそうにも思います。
「何が価値があるのかは、分からない」ぐらいでいい
私はこういう「自分の価値観が変わる見方」が好きなんですよ。
今まで「どうでもいいものだよね」と思っていたのが、急に「いいものだった」と感じるようになったり。
逆に、「これは絶対にいいものだ」と思っていたのが、一転して「全然重要ではなかった」と気づいたり。
で、こういう「価値観がぐっと変わる体験」をできると、「世の中の価値なんて、何が価値があって、何が価値がないのかは、一概には言えない」と分かってきます。
実際に、「アメリカの高級ホテルスイートで、4,400円ぐらいする和食を食べた」と言われても、これがいいことなのかアホなことなのか、よく分からないでしょ(笑
まぁネタとしては面白いですが、あんまり毎日そんなことにお金は使いたくないですよね(笑
すると、「高額なものが何でもいいわけではない。安いものが何でも悪いわけではない」と分かります。
なら、後は「私にとって、これがいいな」という自分の基準で選べるわけです。
生き方も同じで、「競争から抜け出して、田舎で好きなことをして、ゆったり生きる」のでも、別にいいように思います。
「できるだけお金を使わずに、世界中を旅行する」とか、「自転車で日本一周をする」とか、そういうのも、価値があることなのか、アホなことなのか、分からないものです。
なら、自分で価値を決めて、自分を満たしてゆけばいいように思います。
まとめ
そんな風に、価値観ががらりと変わる出来事に出会えると、私たちの「ものの見方」が変わるように思います。
世の中の人は、みんな「これが素晴らしい」と言っている。
でも、自分にとってはそうではないことって、結構あるように思います。
それは、アメリカ人が「この和食が素晴らしい」と言っていても、私たち日本人にとっては「マジか」と目を疑いたくなるのと同じです。
で、そういう「世の中には、いろんな価値観がある」と分かると、無理にひとつの価値観に固執することはなくなります。
すなわち、「自分にとって好きな価値観を選ぼう」とできるんですよね。
「他の人は、その価値観でいい。自分はこっちがいい」と、自由に選んでいい、ということです。
すると、他者を否定することもなく、自分は自分なりに豊かになれるかなと思います。
その辺の「価値観の多様さ」を知ることが、哲学にもなって、人間的な深みを作りそうにも思ったりもします。
ということで今日は、「意外と私たちはいいものを食べているかもしれない」という、ちょっとしたお話でした。
今日はここまで~。