今日も昨日に引き続き、クリエイティブなお話です。
「いろいろ試しに作ってみて、受けがいいものを選べば売りやすい」、というお話です。
「ミズクラゲベレー」という発想
いいツイートがあったので、ご紹介。
市販のベレー帽にちくちくラフに羊毛刺してカスタムしたミズクラゲベレー(:]ミ(:]彡(:]ミ(:]彡))) pic.twitter.com/w0qKxdo1U4
— くらげ屋@デザフェス出ます (@kurage_2424) September 10, 2016
これは「クラゲが大好きで大好きでたまらない!」という人が作った、ミズクラゲなベレー帽で。
ちょっとしたアイデアですけど、なんかいいですよね。
「人の髪の毛が、クラゲの足になるのか!」とかふと気づくと、なんか面白かったり。
予想外に受けがいいものを中核にすると、売れる
で、これを作った作者さんは、「ミズクラゲベレーが、こんなにもいいねをもらうとは!」みたいに驚いていたんですよ。
というのも、この方はどちらかというと、金属系なアクセサリーを作っている人なんですよね。
それが、帽子みたいな布系のもので反響が出ると、やっぱり驚くかなと思ったり。
こんな風に、好きなことをしていれば、予想外に受けがいいものができちゃうことがあります。
そういう場合、それを中核にするとどんどん売れるようになります。
今回の場合、こういうミズクラゲベレーを中心にして独自のファッション世界観を作って、仕上げるわけですね。
そのミズクラゲベレーを魅力的に見せるような、コーディネートとかアクセサリーを作っていくと。
すると、売れやすくなります。
小さくいろいろ試してみて、ヒットしたものを中心に売ってゆく
これは裏を返すと、好きなことをしてできたものを売りたい場合、小さくいろんなものを公開してみればいいんですよ。
するとその中から、ヒットするものが出てきます。
なら、それを中心にして独自の世界観を作って、売っていくわけですね。
私たちは好きなことの中でも、「きっとこういうものが売れる」と予測したりしますが、実は結構ズレていることが多かったりします。
実際のところ、どういうものが売れるのか、やってみないと分からない部分も多いんですよね。
そういう場合、いきなり「これが売れるはず」と一つに決めてしまうと、結構外れることが多いと。
まとめ
なので、最初はさほど考えずに、小さくいろんなものをリリースしてみるといいでしょう。
例えば漫画で言うと、一つの長編タイトルをいきなり作るよりも、世界観とワンシーンが分かるような作品をいくつも作って、公開してみるといいでしょう。
で、その中に、思いの外反応がいいものが出てきます。
すると、それを中心にして世界観を作り上げてゆくと、うまくいきやすいかと思います。
そしてそれが成長しきったら、また小さなものをいろいろ試してみて、新たな成長商品を作っていくわけです。
そういう風に、失敗は最初に小さく済ませておくことで、大きく成功するものに集中できるかと思います。
ということで、今日は「いろいろ試しに作ってみて、受けがいいものを選べば売りやすい」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。