今日は、未来予測のお話です。

「お金の価値が変わる時代が来そう」、というお話をしてみましょう。

 

お金の価値が変わりそう、という私の予測

コロナウイルス騒動が起こってから、だいぶ世の中は変わりましたよね。

少し前も触れましたが、今はもう「激動の時代に入った」という認識で動く方がいいように感じます。

でも裏を返すと、「動きが予測できれば、チャンスも得られる」ということで。

なので、今日は私の中にある、「今後はこういう変化がありそう」という一つの予想を語ってみようかと思います。

 

それが、「お金の価値が変わりそう」ということですね。

 

予測の結論から言うと、「近いうちに、瞬間的にお金が大切になる時期が来そう。でも長期的には、お金はどんどん価値が減っていきそう」です。

そして提案の結論を言うと、能力とかスキルとかを身に着けたい場合、今から始めるのもよさそうということです。

私の中では、「お金は大切だから確保したいけど、少しずつお金を、お金以外の持続できる豊かさに変えておくとよさそう」という方向性を持ってます。

 

これはあくまで予測なのでオススメはしませんが、私がどういう未来感覚を持っているのか、参考になるかと思います。

 

なぜ「近いうちにお金が大切になって、長期的にはお金は価値が減る」のか

じゃあなぜ、近いうちにお金が大切になって、長期的にはお金は価値が減るのか

これを理解するために、現在の世界とお金の状況を少し見てみましょう。

 

コロナウイルスが来て、人の動きとか、活動がどーんと止まりましたよね。

そして、例えば旅行業界は、売り上げが95%減みたいに、ありえないほど落ち込んだりして。

旅行業界だけでなく、飲食業界とか、いろんな業界に影響があって、売り上げが落ちているわけです。

 

すると、個人も会社も、収益がなくなって破綻することが起き始めました

で、これは個人や会社だけでなく、国レベルでも同じです。

税収がなくなったら、来年の予算もなかなか立てられませんし、借金をしている途上国は、返済期限までお金を返せなくなると。

 

世界的な「借金返済できない」連鎖が起きそう

返済期限は、確実にこれからもやってきますからね。

日本とかアメリカのように、信頼できる通貨(お金)を自前で発行できる国であれば、お金をどんどん印刷すれば、短期的にはしのげます。

でも、途上国で信頼できる通貨を持っていない国は、どんなに自国の通貨を発行しても、借金返済はできません

それは、「信頼できるドルで返さなきゃいけない」という決まりがあるので、どんなに自国通貨を発行しても、自国通貨の価値が減るだけで。

 

すると、「借金が返せない」→「貸している側も、経営が厳しいので、返してもらえないと他の借金が返せなくなる」→「そこに貸している側も、問題が出てくる」となって、倒産の連鎖ができちゃうわけです。

今は、いろんな場所や業界で、厳しい状況ですからね。

 

借金を返すためには、お金が必要

こういう「借金を返さなきゃ」という状態になると、お金が重要になります

借金を返すためには、お金が必要ですからね。

だから、会社も国も、株式とか債券、ゴールドなどの「お金にしやすい資産」を売って、お金にしなきゃいけなくなります。

こうして、「世界的に連鎖倒産する時に、株式や債券が暴落する」という現象が起きます。

それは、お金が必要になるからですね。

 

今はまだ、世界的に見ると、コロナウイルス第1派の真っ只中です。

日本で経済活動が止まって騒動になったのが、今途上国でどんどん広がっているような状態ですね。

つまり、これから確実に、途上国の経済がやばくなりそうだと。

借金の返済期限は、毎週毎月どんどんやって来るので、止められません。

なので、「近いうちに、瞬間的にお金が大切になる時期が来そう」という予測ができます。

 

お金が大切になる時期は、買うチャンス

でもこれは、見方を変えると、「ものを安く得るチャンス」でもあると言えます。

私達の身の回りでも同じで、連鎖倒産する状態では、「ものはたくさんあるのに、お金が得られない」という人が続出します。

すると、お金に困った人ほど、貴重なものでも、どんどん大安売りをし始めると。

 

「暴落した」は、言い換えると「大安売り」ですからね。

すなわち、暴落というのは、予測して準備をしている人にとっては豊かさを得る瞬間、予測できない人にとっては豊かさを失う瞬間になります

 

売っている中で、買っている人がいる

これは株式市場を見ると、分かりやすいでしょう。

暴落している時に多くの人々が投げ売りしていますが、実は同じだけ買っている側の人がいるんですよ。

だって株式市場では、売り手と買い手が1対1になることで、価格はつくんですから。

すなわち、「暴落だ、世の中の多くが売っている」とメディアが騒いでいる真っ只中で、同じだけ安く仕入れている側の人もいると。

 

そういう買う側にとっては、「安く売ってくれて、ありがとう」と、冷静に自分の判断で決断を下しています。

メディアは騒ぎが好きですが、豊かになる人は、自分の基準で判断できますからね。

そういう「騒ぎ」という片面ではなく、全体的な「豊かさが移動する仕組み」を知ると、チャンスが分かるかと思います。

 

長期的には、お金は価値がなくなっていく

一方で長期的に見ると、様相はがらりと変わって、お金の価値はなくなっていく方向に動いています。

今、アメリカでも日本でもEUでも、そういう連鎖倒産(というか株価の下落)を避けようと、お金を作りまくっています。

特にアメリカは、今年11月3日に大統領選もあって株価は落としたくないので、ドルをじゃんじゃん世界中にばらまいていると。

 

すると、お金の価値はなくなっていきますよね。

例えば世界中に10ドルがあったとして、さらに10ドルを印刷して世界中にばらまいたとしましょう。

なら、シンプルに考えれば、お金の価値は1/2になる(ものの値段が2倍になる)んですから。

 

昔はちゃんと、「この額を、この量の金(ゴールド)と変えますよ」という基準を利用していたので、お金は自由に作れませんでした。

でも、1971年に「ドルをゴールドとの交換をやめる」として、自由にお金を作れるようになったと。

まぁこの辺の事情を語ると長くなるのでやめますが、今はそういう「お金を自由に作れるから、お金の価値は変わりうる」という状態になります。

 

ある時点から、急激にお金の価値がなくなって、物の価値が高くなりそう

なら、「長期的にはお金の価値は減っていきそうだ」と予測できます。

ただし今は、アメリカも日本もEUも、アホほどお金を作って市場にばらまいているのに、お金の価値がほとんど減っていません。

それは、連鎖倒産が怖くて誰もがお金を持とうとしているから、お金の価値がなかなか減らないからですね。

 

でも、もし人々がある程度までお金を持ったら、急に「もうお金は十分ある」となると。

すると、そういう「ある時点から、急激にお金の価値がなくなって、物の価値が高くなりそうだ」と予測できます。

 

なら、「それまでには、お金をある程度、別の形にしておくとよさそうだ」という戦略が立てられます。

すなわち、今までは「お金は大切で、持っている方がいい」という価値観でしたが、それがある時点から「お金はできるだけ少ない量にしておいて、資産は他の形で持っておくとよい」になるかなと。

資産とは、スキルとか能力、健康、人間関係、環境や成果なども含みます。

 

まとめ

なので、「近いうちに、瞬間的にお金が大切になる時期が来そう。でも長期的には、お金はどんどん価値が減っていきそう」という予測になるわけですね。

この、短期と長期のせめぎあいです(笑

 

で、お金が大切になる短期間は、「大安売りになった価値あるもの」を買うチャンスかなと思います。

それまでは、お金は少し大切めにしておくとよさそう、という判断ですね。

一方で、その後でお金が行き渡った後は、お金を多く持ち続けるのはまずそうだな、と予想しています。

実際、アメリカの中央銀行も、「お金の価値が多めに減りますよ」的な前フリを出してますからね。

 

なので、スキルとか能力を身につけたいのであれば、今から少しずつでも始めるのもいいかと思います。

そういう「長期的に持ち続けられる価値あるもの」は、自分にとって資産ですからね。

後は、長期的に必要な支払いとか、必要な修繕とかがあれば、早めにやっておくといいかと思います。

 

私の中でのあてにならない感覚では、短期の「お金が大切になる瞬間」は1年半以内、長期の「お金の価値が減っていくポイント」は5年以内ぐらいをイメージしてます。

でもまぁ、これは私の中にある、一つの頼りない予測でしかありません。

こうならない可能性も大いにあるので、あんまり信じないでください(笑

私の中では、これがメインの予測で、サブとして「短期的な混乱が少しずつ起こりつつ、お金の価値はそれなりに保たれる」という予測も持ってますからね。

 

こういう未来の変化をいろいろ妄想するのも、好きだったりします。

旅でも準備をしすぎるタイプなんですが、それが面白いんですよ!(笑

 

ということで、「お金の価値が変わる時代が来そう」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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