さてさて、2年半以上もブログを休んでいたので、世の中の現状と、このブログの方向性についてまとめてみましょうか。

ということで今日は、「今は激動の時代という認識で動く方がよさそう」というお話をしてみましょう。

 

この半年で、がらりと世の中が変わりましたよね

このブログの目的は、「豊かになること」です。

それはお金に限らず、好きなことができることも豊かさですし、健康とか精神的な豊かさとか、いろいろ含めた豊かさを増やしましょうよ、ということですね。

そのために、ちょっと私達を取り巻く現状を、再確認してみようかと思います。

 

ここ2年以上でだいぶ世の中は変わりましたが、特に今年に入ってから、コロナウイルスで大きく変わりましたよね。

いやほんと、私自身、今年の1月時点では、世の中がこんな状態になるとは予想すらできませんでしたから。

それぐらい、この半年でぐっと世界が変わって。

 

世の中がより激動の時代に入った、という認識

そして私の中では、「世の中がより激動の時代に入ったな」という認識です。

例えば、今回のウイルス騒動で、旅行業界が壊滅的な状態になっていますよね。

普通のビジネスなら売上が30%でも落ちたら大変なのに、売上95%減みたいな状態になっているわけで。

 

ちなみに私の中では、半年前までは「これからの時代、伸びていくのは旅行業界と、娯楽やエンターテインメント業界だろうな」と予測していたんですよ。

人々が情報を簡単に得られるようになったら、実際に魅力的なものを体験してみたくなりますからね。

そして旅行業界なんて、落ちていく要素が見つからなかったと。

 

全くの想定外の要因で、いろんな業界が危機になりうる

でも、その成長しそうな旅行業界そのものが、どん底に叩き落されたわけで。

すなわち、「全くの想定外の要因で、いろんな業界が危機になりうる」ということです。

 

なので、「複数の収入源や、複数の生き方を確保しておく方がよさそう」と思ったりもします。

安定した時代ほど、倒産や破綻するリスクが低いので、最も利益になるものに集中する方が、利益は多くなります。

なので、安定した時代ほど、「一つの会社で正社員が素晴らしい」、「安定した一つの専門家になるのがいい」になると。

でも激動の時代(不安定な時代)ほど、一気に「業界そのもの」の売り上げが失われる危険があって。

なので、激動の時代ほど、「複数の収入源がある方がいい」、「収入源や生き方を一つに依存するのは危険」になるわけです。

 

豊かさが減る時代ほど、紛争が起きやすくなる

今は、世界中を見ても、どんどん不満や混乱が噴出する時代になりました。

人々が豊かになっている時代(経済成長している時代)は、少々不満があっても我慢できるんですよ。

それは、「未来はよくなるから、少しぐらいは我慢しよう」という思いが働くからで。

でも、豊かさが減る時代ほど、いろんな不満が吹き出したり、紛争や暴動が起きやすいと。

 

実際、今回のコロナウイルスで、世の中の豊かさがどーんと減りましたよね。

すると、今まで抱えていた不満が、いろんなところでどんどん爆発するようになるわけです。

アメリカでは暴動や略奪がガンガン起きましたし、日本でも、SNSとかはもう不満の叫びだらけでしたよね。

それは、全体の豊かさが減るほど、争いや奪い合いが起きやすくなるからですね。

 

世界中、リスクは山ほどある

で、実は世界中を見ても、リスク要因は山ほどあるわけです。

コロナウイルスはまだまだ続いていますし、ワープスピードという技術使っても、治療薬や完全な免疫獲得まではしばらくかかりそうですし。

それに、これから途上国にコロナウイルスが広がると、途上国の経営が成り立たなくなって、「途上国に端を発した、借金が多い国の連鎖倒産」が起きうると。

すると、そこからさらに世界的な連鎖倒産が起きうるわけです。

 

それに、今は中国も大きなリスクですよね。

今年の中国は長江の洪水がすごくて、中国での生産に頼っていた一部商品が欠品したり、値上がりして。

今の中国は多くの問題を抱えているので、もし中国に何かあれば、世界中の生産に響くわけで。

これも、リスクになって。

 

戦争も起きやすくなる

他にも、例えば中東では、イラン対欧米の対立がすごいですよね。

イランって元はペルシャですから、言うなれば「イランvs欧米」=「中東の伝統的王者ペルシャvs欧米」と同じ意味で。

先日、イスラエル(欧米側の国)とアラブ首長国連邦(中東側の国)が国交回復しましたが、当然イランはアラブに対して「この裏切り者!」と猛反発なわけで。

今世界で一番戦争が起きやすいのがこの中東で、もし戦争が起これば原油価格が高騰して、これもリスク要因で。

 

他にも、中東から中国にかけて、イナゴとかバッタとか出てきて、食糧危機の可能性も出てきて。

中国とか、それを見越して世界中から食料を買いだめしている状態ですからね。

それとか、日本でもずっと地震のリスクはあって。

 

そんな風に、リスク要因は山程あるわけです。

そんな中で、コロナウイルスによって、世界中でさらに「豊かさが減る=不満や紛争が噴出しやすくなる」という状況になったと。

そして、そのコロナウイルスも、世界的に見るとまだ第一波の最中ですからね。

すなわち、まだまだ混乱は続きそうだし、突発的な紛争や災害は起きそうに感じます。

 

変化があるところに、チャンスがある

でも実は、これは個人で動ける人にとっては、大きなチャンスだったりします。

というのも、変化がある場所には、チャンスがあるからですね。

逆に、大きな企業や組織ほど、動きにくいわけです。

すると、「時代を先取りして、個人でどんどん作って動く」というスタイルが、より利益を作りやすくなると。

 

特に今は、世の中に足りないものだらけですからね。

それは物に限らず、安心とか安全とか、生き方とかノウハウとか、そういうものも含まれます。

そういう「足りないもの」を、自分なりに工夫してどんどん作れる人が、豊かになりやすいように感じます。

 

まとめ

なので、これからしばらくは、「一つの大きな収入源、一つの生き方」よりも、「複数の収入源や生き方」を確保しておく方がよさそうに感じます。

すなわち、より「激動の時代」モードで生きる方がよさそうだなと。

旅行業界のように、「この業界は大丈夫だろう」と思っていたものが、一気にダメになる場合もありますからね。

 

そしてこういう激動期は、安定期とは価値観が正反対になることが多いんですよ。

例えば、以下のような感じです。

  • 安定期ほど「豪快に消費できる人が素晴らしい」、激動期ほど「スリムに生きられる人が素晴らしい」
  • 安定期ほど「大きく稼げる人が素晴らしい」、激動期ほど「少なくても途切れず稼げる人が素晴らしい」
  • 安定期ほど「大きな組織に属する人が生き延びやすい」、激動期ほど「自分で考えて判断できる人が生き延びやすい」
  • 安定期ほど「みんなと同じなのが安心安全」、激動期ほど「自分なりのスタイルを持つのが安心安全」

 

すなわち、激動の時代ほど、個人の力量が豊かさを大きく左右するんだと。

このブログを読んでいる人は個性的な人が多いので、ある意味今は、チャンスかなと思います。

そういう観点で見ると、「今は激動の時代だ。だけど今まで以上にチャンスがある」と分かって、可能性が見えるかもしれません。

 

そしてこのブログでも、そういう激動の時代を生きるための考え方とか、ノウハウを出してゆければなと思います。

 

ってことで、今日は「今は激動の時代という認識で動く方がよさそう」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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