あ、数日前に「ブログ記事の最初に自己紹介をする」とか言っていましたが、見ての通り、即日で終了しました(笑
いやぁ、実際にやってみても「これ、なんか違うな」と感じたので、そういう時は即終了です。
何事も、いろいろ試行錯誤ですね~。
ってことで、今日は精神的なお話です。
「精神的な問題を、『考え方』以外で解決するという考え方」について、お話ししてみましょう。
「精神的な問題を、肉体面で解決しよう」というアプローチ
もう「タイトルからして矛盾してるやん!」とか言われそうですが、まぁ話を聞いてください(笑
まずは面白いネタツイートを見つけたので、ご紹介。
「鬱で死にたいです…」
→筋トレしなさい。筋肉の酵素がストレス物質を倒します
「熱中症になりやすい…」
→筋トレしなさい。筋肉は水分を蓄えます
「肌荒れが…ダイエットが…」
→筋トレしなさい。代謝を上げれば肌も綺麗になるし痩せる pic.twitter.com/hzmfC9RIFs— てぃり (@niyasoso) September 12, 2016
なんか、よくあるお笑い系のネタツイートじゃないですか(笑
でも最近、「これ、結構アリだぞ」と思うようになってきました。
すなわち、「精神的な問題を、考え方ではなくて、肉体面で解決しよう」、というアプローチですね。
坂爪圭吾さんの復活例
最近私が「この人のアプローチはいいな!」と感じてはまった人として、坂爪圭吾さんがいます。
で、この方も、結構重度な精神的な問題を、考え方ではなくて肉体面で解決した人なんですよ。
【貧乏性最強説】私が貧乏性によって躁鬱病と統合失調症を克服し、三ヶ月で15キロ痩せた話。(いばや通信)
↑この記事が、まさにその話になります。
内容をざっくり言うと、坂爪さんはたった3日間に、「仕事を失う」、「恋人を失う」、「家を失う」、「金を失う」、「身近な人間と死別する」という苦境を味わったと。
そこで重度のうつ状態になったわけなんですが、そこからどうやって復活していったのか、という内容が書かれています。
で、彼がやったのは、次の3つなんですよ。
- 体を動かした(ビリーズブートキャンプを始めた)
- ものを作った(料理を始めた)
- 自然に触れた(海を眺めた)
これで、重度のうつが治っちゃったと。
これって全部、「考え方」以外のアプローチですよね。
「考え方では限界がある」と感じた私の例
実は私も、ここ最近で結構大きな精神的ダメージを食らう出来事があったんですよ。
詳しくはまたいつか書くでしょうが、ちょっとした出来事があって疲れ果てて、1~2週間ぐらい自殺願望と戦って、復帰してきたところです。
いやぁ、2年前に「劣等感を解決した!」と言っていたのが、それを一発で吹き飛ばされたぐらいです(笑
分かりやすい例で言うと、幼い頃から何度も何度も親から鞭で殴られて、虐待されてきたような場合、どんなに「考え方」で平静を保っていたとしても、ある状況では全くの無力なんですよ。
その虐待をした親が、再び「また苦しみたいのか?」と鞭を見せると、一瞬で幼い頃からの痛みが現実のようによみがえって、全ての自信が崩壊しますから。
「今なら立場的にも実力的にも逆転できる」という理性や考え方なんて、一瞬で吹っ飛びます。
これはもはや肉体に刻み込まれたレベルなので、「考え方」とか「ノウハウ」で対処できるようなものではないんですよね。
私は今までも、さんざんいろんな「考え方」での解決方法は試してきたんですよ。
心理学も学んだし、スピリチュアルなことも学んで、実際に効果があるものはここで紹介してきたりして。
でも、その恐怖を味わった後は、もはや「考え方」ではどうあがいても無理だったんですよね。
「考え方」以外の対策に効果があった
そこで、「これは『考え方』じゃダメだ。他の解決策を見つけよう」となって、別のアプローチで動き始めました。
それが、「考え方」以外の行動だったんですよね。
私がやったのは、こういう順番でした。
- まずは筋トレを始めた
- 次にStepManiaというダンスゲームを始めた
- 全ての「未来のための生産的な活動」をやめた
- ウォーキングの時間を長くした
これで、驚くほど元気になったという。
全部、「考え方」以外の対策でした。
こうして私は元気を取り戻した
まずは、筋トレですね。
引っ越し前は筋トレをしていたんですが、引っ越してからやめていたんですよ。
それを無理矢理でも再開させて、腕立てと腹筋を鍛えるようにタフな負荷をかけて、体を動かすようにしました。
実際にやってみると分かりますが、筋トレの効果は本気ですごいです。
すぐには効果が実感できなくても、しばらく続けていたら、本当に元気になってきますから(笑
で、少し元気が出てきたので、次にStepManiaというダンスゲームを始めました。
これは言うなれば、ゲームセンターにある「ダンスダンスレボリューション」のPC版みたいなものですね。(注:いろいろあるので、これ以上は突っ込まないでください(笑
「そういや昔、DDRが面白かったな」というのを思い出して、そこから検索するとStepManiaの存在を知って、ステップ用のシート型コントローラーを買って、プレイしたと。
こういう音系のゲームをしたことがある人なら分かるでしょうが、「音楽に合わせて体を動かす」というのは、とても心地よくて、悩みが消えるんですよ。
私の場合もまさにそれで、これに熱中して、息を上げつつもなんか「気持ちいい!」という感覚を味わってました。
そんなとき、ちょっとしたブログ記事と出会って、全ての「未来のための生産的な活動」をやめました。
「まずは止まれ。未来のことなんかどうでもいい。いったん、全てを、停止しろ」というメッセージに触れて、「これが効きそう」と直感で感じたと。
実際に「未来のための生産的な活動」をやめると、焦りがすーっと消えていったんですよ。
これは私に大きな変化を与えてくれて、この1年で最も衝撃的な体験となった、いい効果を与えてくれたものになりました。
これについては、またいつか詳しくお話しします。(追記:この記事で説明してます)
悩みやうつ状態は、「考え方」の問題ではない
すると、どんどん自分の中からエネルギーがわき出てくるのが分かるんですよ。
「ああ、自分はこれもできる。あれもできる。こういうのもしてみたい、ああいうのもしてみたい」みたいな。
それまでは、ただただ「疲れた」だけでした。
それが、内側からエネルギーが出てくることで、好奇心が出てきたわけです。
すなわち、悩みやうつ状態って、「考え方」の問題じゃなかったんですよね。
「エネルギー枯渇」が問題だったんだと。
「考え方」とは「エネルギーの効率的な配分方法」でしかない
だからある意味、「考え方」とは「エネルギーの効率的な配分方法」だとも言えるでしょう。
これは、水路をイメージするといいでしょう。
体の中に水路が血管のように広がっていて、体にその水が行き渡ることで、元気が出て活動できると。
この場合、エネルギーが「水量」で、考え方が「水門の切り替えレバー」のようなものです。
考え方でも効率的に水を届けることはできるんですが、水量を増やした方がシンプルで簡単ですよね。
裏を返すと、どんなに切り替えレバーを効率化しても、水量が少なければ限界があるわけです。
「アホになることで、解決する」ということ
そのためには、「切り替えレバーを対処することで、解決しよう」という発想から解き放たれなければならないんですよ。
「考え方」を手放して初めて、元気のエネルギー源を増やせるわけですね。
別の表現で言うと、頭脳で解決するのをやめて、肉体で解決するようにしたと。
「アホになることで、解決する」って感じです(笑
「アホになる方が、結果として効果的なので、頭がいい対処になる」みたいな。
だから、私はそれからウォーキングの時間を増やしました。
それまでは1日に30分を2回程度でしたが、そのうち1回を1時間以上歩くようにして。
特に悩んだり、内面で葛藤を抱えた時ほど、長時間歩くようにしました。
というのも、「悩みや葛藤は、エネルギーが枯渇しているから起こる」という発想に切り替えたからですね。
すると、ぐっと元気が出て、冷静に考えられるようになりました。
まとめ
そんな風に、精神的な問題を、「考え方」以外のアプローチで解決するのも、効果的のように思います。
特に肉体に負荷を与えるのは、効果的のように思います。
筋トレとか、ビリーズブートキャンプとか、StepManiaとか、スポーツとか、ウォーキングとか、いろいろあるでしょう。
別に激しい運動でなくとも、森田療法のように軽い運動とか作業でもいいかと思います。
ひょっとすると、ビリーズブートキャンプとかStepManiaのように、「音楽に合わせて体を動かす」というのが効果的なのかもしれません。
私の場合、短期間(1週間程度)で超効果がありましたから(笑
もし精神的に苦しい場合、そういう解決方法もやってみる価値があるかなと思います。
ということで、今日は「精神的な問題を、『考え方』以外で解決するという考え方」について、お話ししてみました。
今日はここまで~。