今日は、節約のお話です。
私がどういう方向性で、節約をしているのかを語ってみましょう。
今日は、ここ最近の記事のまとめ的な記事です。
私は節約が大好きだったり
私は節約が大好きなんですよ。
節約が好きというか、質素が好きというか、「あんまりお金に頼りたくない」という性格だったりします。
というのも、私は社会のしがらみが好きではなくて、むしろ自由でいたいんですよ。
「もしお金が山ほどあるなら、どういう生き方をしたい?」と問われると、私の場合は「田舎の静かな場所で、畑とか作りつつ、静かに暮らしたい」みたいな(笑
静かな環境で、朝は目覚まし時計を使わずに自然に起きて、ブログとか本とか書いたり、制作をして。
そしていろんな日常生活に必要なものを自分で作って、好きなことをして、気の合う人とのやりとりをして楽しんで。
で、たまに少し旅に出たり、特別なことができればいいな、というスタイルです。
過去にはテレビやラジオに出させてもらったり、お金を稼いだ時には、それなりにお金を使って遊んだこともあるんですよ。
それはとてもいい経験ではありましたが、そういうのでは私は満足できなかったし、むしろストレスでしかなかったんですよね。
そこから学んで、「あ、私は静かに、毎日安心して、好きなことをして暮らしたいタイプなんだ」と分かったと。
「節約重視スタイル」が合う人もいる
そういう性質なので、私の場合は「無理に大きくお金を稼ぐ」はストレスになりやすかったりします。
嫌なことでもすればそれなりに大きく稼げるんでしょうが、私の生き方ではさして大金も必要ないので、見送ってます。
そして、「好きなことでお金を得る」を主軸にして、少量の比較的安定したお金を、不労所得で得ていると。
こういう場合、「節約する」が合うんですよね。
「節約する=工夫する」なので、工夫が好きだったり、作るのが好きな人にとっては、節約が面白さになるわけです。
だいたい私なんて、「できることなら、自分で住む家も自分で作ってみたい」というぐらいですからね(笑
料理も好きで、近くに畑があれば野菜やハーブも作りたいし、自作のお茶とかも作ってみたくて。
もちろんブログとか本も好きで、今はそっちの方が意義を感じられるので、ブログや本に集中している、というだけです。
私の節約戦略
だから、もう節約しまくりなんですよ。
それが楽しいし、生きていくのに必要なお金の額が減るほど、なんか「生きやすくなった」と感じて気楽になれるし、安心できると。
すなわち、私にとっては「節約は楽しいものだ」という感覚です。
で、そういう性質の私が持つ、節約戦略を語ってみようかと思います。
それで、重要な順に列挙すると、こんな感じです。
- とにかく生活の質を落とさない(苦しいと感じる削減は一切しない)
- 最も欲しいものから買う(優先順位を明確にする)
- その上で、できるだけものを減らす
- 長期的に使うものほど、初期投資額よりも、ランニングコストを重視
- 短期で消費するものは、安い時期にできるだけ多く買って、保存を工夫する
まぁ人によっては当たり前かもしれませんが、これがとても奥が深くて、楽しめるように思います。
とにかく生活の質を落とさない
一番重要なのは、とにかく生活の質を落とさないことですね。
普通の人ほど、節約と言うと、「我慢するもの」とか「身を削るもの」とか思うかもしれません。
でも私は、そういう「我慢する節約」とか「身を削る節約」はまずしません。
それは、以前も触れたように、我慢をしても、トータルの豊かさは変わらないからですね。
「時間をお金に交換する」とか、「ストレスと引き替えにお金を得る」とか、そんなことをしても、「自分が持つトータルの豊かさ」は変わりません。
それは、ただ単純に、一つの豊かさを別の豊さに交換しているだけです。
「余っているものを分かち合って、他の豊かさを得る」であればいいんですが、時間とかお金、ストレスなんて、節約を考える時点で余らせてはいないものです。
なので一番大切なのは、「生活の質を全く落とさずに、使うお金だけを減らすこと」という方向性かなと思います。
それを実現するために、以下の方法論を用います。
最も欲しいものから買う
で、最初に重要なのが、「最も欲しいものから買う」ことですね。
これは、欲しいものの優先順位をはっきりする、ということを意味します。
私の場合、二番目以降に欲しいものをどんなに手に入れても、一番欲しいものを手に入れられなかったら、満足できないんですよね。
でも、一番欲しいものを手に入れられれば、二番目以降は手に入らなくても、納得はできます。
そして、私の場合、一番欲しいものは「自由」だったと。
だから、お金は自由のために使えて、見栄とか世間体、贅沢は後回しにできるわけです。
多くの人が、この優先順位が分かっていないから、目先の欲求とか、広告に振り回されているように思います。
例えば、音楽が好きな高校生が「ギターが欲しい」と熱烈に思えば、少々の誘惑でも拒絶して、ギターを買うことに集中できますよね。
でも、そういうのがないと、目先の「あ、これ欲しい」という衝動に逆らえなくなって、よく分からない買い物ばかりをしてしまうように感じます。
できるだけものを減らす
で、次が、できるだけものを減らすことです。
「そもそも買わない」が、一番の解決方法ですし(笑
「できるだけ減らす」とか、「できるだけ買わない」と決めると、自然と「万能なものを一つ用意して、流用しよう」と考えるようになります。
例えば料理では、包丁が5種類もあった場合、1~2個の包丁にまとめれば、維持費も管理費も、買い換え費用も減ります。
その「包丁」が、洗剤とか服、靴、食器、家具、家、空間、日用品などになるわけです。
これは言い換えると、「ものを減らす」というよりも、「特にお気に入りのものばかりに囲まれる」とも言えます。
「ものを多く持つ」って、裏を返すと「好きでもないものに、多く囲まれる」ってことだと思うんですよ。
なら、好きでもないものに、時間とか空間を取られたくないですよね。
なので、「私はこういうのが好き」という好みがある人ほど、ものを減らす方が、お気に入りのものばかりに囲まれて、心地よくなるように感じます。
初期投資額よりも、ランニングコスト重視
で、長期的に使うものほど、初期投資額よりも、ランニングコスト重視ですね。
これも以前触れましたが、1つのスマホを6年使うなら、1万円高いものを買っても、1ヶ月あたり140円程度の違いでしかないと。
一方で通信費なんて、工夫をすれば月に1000円とか変わることなんて、ざらですよね。
なら、スマホの本体(初期投資額)なんて少々高いものでいいので、通信費(ランニングコスト)を下げる方が、はるかに節約になると分かります。
そして、その方が満足度も高まりやすいかなと。
スマホだけでなく、家具とか食器とか、いつも使う道具とか、「長期的に使うものほど、初期投資額はさして関係ない」でいいかなと。
重視するのは、ランニングコストですね。
すると、自分に合ういいものに囲まれた上で、節約にもなるわけです。
特に道具は、いいものを使うと、効率も気分もよくなるものです。
なので、そういう「少数のいいものを長期的に使って、ランニングコストを重点的に下げる」というアプローチもいいかなと思います。
保存の工夫をしよう
で、最後に、消費するものに関しては、安い時期に買って、保存の工夫をすることですね。
例えば野菜とか、私の場合、近所でアホほど安く売っている店があるんですよ。
最近だと、「不格好な形のにんじんが、イチゴ用の段ボールに大量に詰め込まれて、200円」とかあるわけです(笑
なら、冷凍庫を導入することで、そういうのを買って切って保存しておくと、節約になります。
最近はリンゴとか、みかんにもはまっているので、これは常温でもそれなりに保存できると。
なので、「安いときにできるだけ多く買って、うまく長期で使う」というスタイルにしています。
「時間的リスク」に対応できるようになろう
この「長期間使う」ということは、腐らせたり、ダメにするリスクも高いんですよ。
これは節約だけでなく、投資でも同じです。
長期になるほど、「長期間保とうとして、将来ダメにする」という時間的リスクがあるわけです。
だから、最初ほどこれをためらって、「短期の取り引きを繰り返して、時間的リスクを減らそう」とするんじゃないかと思うんですが。
でも、そういう「時間的なリスクへの学習」をうまくできれば、長期的に見ると「安いときにできるだけ多く買って、うまく長期で使う」の方が、楽に利益率を高められます。
すなわち、「もっと長時間で管理できるようにしよう」と、時間能力を磨くわけですね。
未来を考えるタイプほど、今を生きるのは苦手でも、そういう長期的な投資とか、収益作り、節約に強いように感じます。
まとめ
そんな感じで、私の節約戦略を語ってみました。
生活の質を落とさずに、工夫を楽しんで、初期投資額よりもランニングコストを下げて、消費するものは保存を工夫すると。
これは、「どうでもいいものを手放して、好きなものに多く囲まれて、自分なりの生き方をする」というスタイルかなと思います。
普通の人にはおすすめはしませんが、このブログを好きで読んでいる人には、こういうスタイルが合う人も多いように感じます。
こういう生き方も、一つのアプローチかなと思います。
ということで今日は、私がどういう方向性で、節約をしているのかを語ってみました。
今日はここまで~。