今日は、クリエイティブなお話です。
「本編に自信が持てない場合、まずは予告編を作って出してみよう」、というお話です。
「Shoom’s Odyssey」予告編が素晴らしかった
とても素晴らしい予告編動画があったので、ご紹介。
パリで映像制作をしている2人組が作ったアニメーション、「Shoom’s Odyssey」という作品の予告編です。
どういう媒体向けに作られているのかは分かりませんが、美しくて、主人公のフクロウが可愛くて素晴らしいですよね。
もう、「すっごい本編を見てみたい!」と思わせるようなクオリティで。
「予告編を先に出してみる」という発想
こういう「先に予告編を出してみる」というのも、一つのアイデアのように思います。
私たちの場合、「これを作ってみたいけど、作業時間がかかるし、売れるかどうか分からない」ってこと、ありますよね。
それとか、「こういう世界観が好きだけど、周囲に受けるかどうか分からない」、「こういう演出が好きだけど、どれぐらい反響があるか分からない」みたいな。
特に新しい世界観とか、新しいスタイルを模索している場合、よくあるように思います。
こういう場合、まずは予告編を作ってリリースしてみる、というのもいいかもしれません。
とりあえず予告編という短いものを作って、反響を見てみるわけですね。
予告編を考えると、要所を絞り込める
実際のところ、「まずは予告編だけ作ろう」とするのは、作る側も楽しむ側も、どちらにとっても面白くできるんじゃないかと思います。
というのも、「予告編だけを作ろう」と思うと、要所に絞り込めるんですよね。
一切の無駄を排除して、見せたい部分だけを見せることができると。
しかもテンポもよくなって、おいしい部分だけを見られるので、「むしろ予告編だけの方が面白い」みたいになることもあって。
実際、予告編って独特の面白さがありますし、世界観的なインスピレーションも得られるでしょ。
それは、面白さが凝縮されているからなんですよね。
まとめ
そんな風に、「まずは予告編を作ってみる」というのもいいかもしれません。
すると、新しい試みとか、新しいコンセプトでも、反響を確かめることができるんじゃないかと思います。
むしろ、予告編ぐらい凝縮するスタイルの方が、独自性を出せることもあるかもしれません。
ニッチなものほど、先に出してもまねされることはありませんからね。
よさそうなコンセプトや世界観は、もったいぶらずにじゃんじゃん出してみるのでいいように思います。
ということで今日は、「本編に自信が持てない場合、まずは予告編を作って出してみよう」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。
余談
余談ですが、上記の「Shoom’s Odyssey」も、ローカル言語を使っていなくて、全世界で楽しめる形ですよね。
フランス人が作っているのに、私たち日本人でも普通に楽しめるという。
全世界で通用するから、それだけ世界で活躍できるわけで。
こういう「言語の壁を越えるスキル」っていうのは、これから重要になりそうな予感もします。