今日は、未来のお話です。

おととい昨日とでいろいろ過去話を語ってきましたが、それは今日の内容を伝えたいためだったりします。

で、今日の本題は、「お金を使ってやりたいことは、早めにやっておくのもよさそう」、というお話です。

少し前にも触れたことですが、私の中では重要なことなので、改めて語ってみましょう。

 

リスク対策はがっちりやる性質

私は未来予測は好きなんですが、予測は外すことが多いんですよ(笑

そりゃまぁ当然で、未来予測が当たりまくるなら、株なり為替なりを買って、今頃世界一の大金持ちになっているでしょうからね。

それで世界一の大金持ちになって何をしているかというと、今と同じような、自然のある場所に住んで、質素に生きつつ、ブログを書いたり本を書いたりしているだろうなと。

なので、私も見栄は持ちますが、それでも「見栄は張れないけど、これはこれで一つの生き方かな」と思って、自分なりに豊かさ作りをしています。

 

ただ、おとといの記事(野外活動の例)でも触れたように、私はリスク対策についてはがっちりやるタイプです。

利益の高さよりも、安全を求めるタイプですね。

特に一撃死になりうるリスクに対しては、少々損になったとしても、早めに対処しておきたいと。

 

で、私は社会から一歩引いて流れを見る性質があるんですが、私の中で一つ大きな社会的リスクが出てきたように感じます。

それが、「今後数年で、お金の価値が急激に落ちるかもしれない」ということです。

 

焦らなくても大丈夫だけど、意識しておきたいこと

一応再び言っておきますが、私は未来予測をよく外します。

そしてこれは今日明日にでも起きることではなく、長期的なことなので、焦らなくて大丈夫です。

それにこれはリスク対策なので、「一撃死を避けるためには、少しは意識しておこう」というものですね。

なので、「少し参考にする」程度でどうぞ。

 

今はコロナウイルスの影響もあって、連鎖倒産を防ぐために、世界中でじゃんじゃんお金をばらまいている状態なんですよ。

今のお金は裏付けもなく自由に作れるので、作ろうとすれば無限に作れると。

なら、お金が山ほど作られれば、未来になるほど「お金そのもの」の価値は減っていって、ものの価値が上がりますよね。

この辺の詳しい原理は、以前の記事で説明したので、そちらをどうぞ。

 

今はお金が大切になっている時代

今現在では、みんな「ものを持つよりも、お金を持つが安全で大切だ」と感じているので、お金の価値が上がっている状態です。

経済の言葉で言うと、「デフレ」という状態です。

 

でも、これからしばらくして、みんなが「お金は十分に持つようになった」と感じる時点が来ると、流れが大きく変わります。

お金が十分に世の中に行き渡ったら、みんなが「お金よりも、ものを買う方がいい」となって、いろんな消費を始めます。

それはある意味で好景気になるのでいいんですが、今までアホほどお金をばらまいているので、「急激にものの価値が上がって、お金の価値が下がりそうだ」と予測できます。

経済の言葉で言うと、「強めのインフレが来そう」ということですね。

 

安く入手できるときに買う、というアプローチ

私は競争とか苦手なので、「みんなが争って得ようとしている方向とは、反対方向に動く」というのが好きなんですよ。

みんなが「山がブームだ!」と言えば私は海で楽しむし、みんなが「海がブームだ!」と言えば私は山に行って、ゆったり静かに楽しむと。

その方が安く豊かさが手に入るし、競争とか奪い合い、行列もなく生きやすいと。

 

そういうこともあって、「お金を使ってやりたいことがあるならば、そろそろ少しずつやっておくのもよさそう」という実感だったりします。

例えば「いつか楽器をやってみたかった」とかあれば、安くてもいいので楽器を買ってみて、楽しんでみたり。

「こういうものを学んでみたかった」、「こういうのを経験してみたかった」、「こういう道具が欲しかった」、「こういうことをやってみたかった」とかあれば、実際に行動してみたり。

今はそういうことをしやすい時期かな、と思います。

 

そして、5年以上使わないお金があるならば、リスク対策のために、少しずつお金以外の価値に変えてゆくことを検討してみるのもいいかもしれません。

もちろんこれはリスク対策なので、確実に「目先では、ある程度の損」はします。

もうしばらくは「みんなお金が大切」という思いが強くなるでしょうから、その分は損をすると言えるでしょう。

 

ターニングポイントはいつになるかは分からない

で、私自身、そういう「お金が重要でなくなるターニングポイントがいつ来るか」は分かりません

数年後になるか、5年後、10年後になるかは分かりませんし、もしかして来ないかもしれないと。

 

ただ、私は一撃死は避けたいタイプですからね。

「これから長期的に、資産の全額を現金でのみ持つ」というのは、私にとっては避けたいな、ということです。

もし現金だけで持っていた場合、もし急激にお金の価値が落ちると、それだけで一撃死になりうると。

本当に起こるかどうかは分かりませんが、私の中ではこれが、今のところ一番予測しうる最大のリスクですね。

 

お金への依存度を減らす

なので、ちょびちょびと「目先で多少の損をすることを受け入れつつ、少しずつ『お金』への依存度を減らすとよさそう」という方向性を持っています。

特に、5年以上使わないお金については、少しずつ検討しておくといいかもしれません。

そして、「ランニングコストを下げるために必要なものの導入や買い換え」、「長期的に必要なものの導入や買い換え」みたいなものも、検討してもいいかなと。

 

言うなれば、「時代の流れによって目減りするぐらいなら、少々目先の損があっても、少しずつ別の価値にしておこう」ということです。

これは「利益にするため」というよりも、「大きく減らさないため」という行動なので、「少しずつする準備」という感覚です。

5年後ぐらいの長期的視野で考えると、そういう準備を始めるのも、そろそろいいかなと思います。

多少の貯蓄額があって、オンライン証券口座を持っていない人は、どこか一つぐらい作っておくのもいいかもしれません。

 

まとめ

そういうこともあって、今は「みんながお金に向かっていて、ものが安い時代」かなと予測したりもします。

そして、ターニングポイントはいつになるかは分かりませんが、お金の価値が下がるリスクもあると。

なので、少しの損は覚悟の上で、「長期的に、お金を使ってやりたかったこと」はやっておくのもいいかな、と思います。

 

で、だいぶ未来になって、みんなが「好景気だ、どんどん買おう。不景気なんてもうないよ!」という時期になると、今度は節約を重視し始めると。

そういう感覚ですね。

 

まぁ、このブログを見ている人は、自制心が強いタイプが多いかと思います。

そういう人にとっては、なかなかやりたかったことを実行する機会とか、少ないと思うんですよ。

そういう意味でも、「人生のリスク対策として、やりたいことをやっておく」という発想も、いいかもしれません。

 

ということで今日は、「お金を使ってやりたいことは、早めにやっておくのもよさそう」、というお話でした。

今日はここまで~。

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